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工商タイムズ SARSが威力を発揮し 大陸の商業はショックを受けた

 【明慧ネット4月21日ニュース】台北の報道によると,大陸のSARS病状は揺り動かしながら拡大して行き,世界の衛生組織(WHO)及び国際マスコミの圧力で,中共衛生部は昨日WHOの計算標準により統計したSARS病例は,4月18日までSARSの感染病例は1807であり,79人が死亡したと公表した.SARSが広がっていくのを防止するために,中共国務院は「5.1」期間の長い休みを取り消したので,大陸の観光事業は大きな影響を受けると予想され,さらに,北京市では商店の大規模な商売活動を禁止することを命じた.

 中共衛生部副部長である高強氏が疫病発生の情況を直してから,中共国家主席胡錦涛氏と国務院総理温家宝氏など新しいリーダグループは,職責を果たさない要員に懲戒処分与えた.今までずっと疫病発生の情況を隠したと見られていた衛生部長である張文康氏は衛生部党組織書記職務を罷免され,孟学農氏も北京市委副書記,常委,委員の職務が罷免され,海南省委書記である王岐氏がその職務を担任した.

 高強氏は昨日の記者会見で,北京での疫病発生の情況を統計するのに手落ちがあり,疫病発生の情況を正しく報告されなかったと率直に認めた.21日から大陸側は今まで5日毎に一回公表してきた疫病発生の情況を毎日公表することにした.民衆が大規模に移動することによりSARS疫病の拡散を防ぐために,高氏は「5.1」の長い休みを取り消したと発表した.

 中国の第一四半期の経済成長率は9.9%であるが,北京など大都市での酷い急性呼吸道徴候(SARS)病例の急増と「5.1」7日間の長い休みを取り消したため,経済に影響を及ぼし,その中でも観光業と商品展覧業は空前の苦境に直面しており,たくさんの展覧は延長するか取り消された。旅行会社は営業が停止され従業員を削減し、専門化達は今年中国大陸のGDPは2パーセントは減るだろうと予想している.

 SARSはすでに中国大陸の商業展覧経済に重大な経済損失を及ぼし,北京中建華碩有限会社の総代理人である殷明照氏は,「国外の商品展覧者の退展要求は全く余儀ないですが,一つの専門的国際展覧外国商人の比例は普通15%から50%に達するので,外国商人が退展するということは展覧会が停止されるとの意味である.4月下旬に上海で行われる予定だった国際通信データ展覧会は,40%が台湾から来るはずだが,これらの会社が参加しないことにしたため,延期するしかない」と表した.

 2002年中国は展覧会による直接収入は50億人民幣だったが,これにより他の関係ある産業,例えばホテル,通信,観光,買い物などの経済収入も360億人民幣に達し,GDPの0.04%を占め,しかも毎年20%の速度で成長したが,SARS疫病発生の情況を二ヶ月内で抑制出来なければ,商品展覧業を最初から開発しなければならない.

 観光業は10年以来最も酷い危機に直面しており,大陸では去年「5.1」の長い休み期間に,331億人民幣の収入を上げ,観光人数は8718延べ人数に達した.「5.1」の長い休みを取り消した後,広東の観光部門の官員一人は:「全面的に崩れた,考える余裕もない」と言った.中国経済タイムズ紙は,大陸の康輝旅行会社の総代理人である李継烈の話を引用して,観光客が減っているため,康輝旅行会社は5月分の観光団体をすでに全部取り消し,6,7月分もほとんど取り消した. Zhejinag省の一部の旅行会社はすでに給料を削減した.

 高盛会社の首席且つ中国経済学者である胡六祖氏は「大陸のように大きな経済体に対して,短期内の影響は本の僅かでしょう.」と言った.しかし,彼が心配するのは長期的ショックであり,それには外国が中共政策の透明さに対する認識も含まれている.