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中国の疫病事情は厳しく、当局は極力隠蔽している

【明慧ネット6月6日】台湾国家安全情報によると、中国の疫病情報は依然厳しく、北京朝陽区北苑庭でさらに深刻な集中感染が起った。しかし中国当局は依然嘘をついて、太平繁栄を謳っている。同時に中国が世界衛生組織(WHO)に台湾を中国より早く伝染病地域リストから除名しないように圧力をかけている。

自由時報記者の鄒景文の6月6日台北報道によると、台湾国家安全会6月5日SARSに対して部門を超えた幕僚会議を主催した。会議上で、国家安全局と衛生署はそれぞれ報告を行い、国家安全局の情報によると、中国の伝染病状況は依然厳しく、中国が依然うそをついて、太平盛世を粉飾している。沿岸地区はまだ通報があるが、内陸地区はまったく空白で、WHOも進入していない。山西省大同を例にとると、台湾国家安全システムですでに把握している死亡数は70人を超えているが、中国の公式報告では死亡数は7人でしかなかった。

国家安全官員はまた同時に指摘し、北京で団地感染が起きており、伝染病の状況は相当厳しいが、中国は関連ニュースを封鎖している。北京朝陽区の北苑家園団地は伝染が起こっていたが、患者を全部他の地域に回して、伝染病実態を隠蔽している。

沈陽の伝染病状況も相当厳しい。国家安全局の報告によると、沈陽は半分封鎖状態にあり、すべての高校と大学が封鎖され、授業が止まっている。沈陽居民が市区に入るとき身分証明書を提示する必要があり、明らかに重大な伝染病が発生している。しかし、中国衛生部から関連する資料はなにもない。

上海に関して、官員の話によると、上海には自らのSARSの判断基準もっており、台湾では可能病例は上海に於いて擬似病例として扱われる。SARSの死亡もほかの併発症で通報し、SARSの死亡者の数を減らすのに苦心している。

官員はさらに言い、この事情を知っているのは台湾だけでなく、アメリカや日本も中国が伝染病情報隠蔽の情報を知っており、中国大陸はマスコミを全面にコントロールしたが、しかし携帯に対するコントロールを軽視しており、当初広東省の伝染病ニュースが外に漏れた。

官員の話によると、中国が誠実に伝染病の情報を公に知らせていないにもかかわらず、アメリカがWHOへの問い合わせで分かったことは、中国がWHOに圧力をかけ、中国を早期に伝染病リストから除名するだけでなく、台湾を中国より早く除名しないことも要求している。