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臨沂市の法輪功学習者周向梅さんが610オフィスの迫害により死亡

【明慧ネット7月1日】2003年6月、臨沂市蘭山区農村信用社に勤務する法輪功学習者の周向梅さんが、臨沂市610オフィスの迫害により死亡した。

周さん(女性・47歳)は、中等専門学校卒業後、95年から法輪功の修煉をはじめた。“真・善・忍”という法輪功の法理に遵い、日頃から自分を厳しく律し、勤務態度はまじめで、責任感も強く、上司や同僚からの評判も良かった。

99年7月、法輪功が弾圧されはじめると、北京へ陳情に行き法輪功の潔癖を訴えた。確固として、修煉を続ける周さんは、度重なる迫害を受けた。ご主人の李永欣さんも、法輪功を放棄しないため度々迫害され、やむなく流浪の身となったが、2002年10月、不法に逮捕され10年の懲役を言い渡された。

2003年6月、江沢民政権が、法輪功を更に迫害するために成立した組織である“610”により、周さんは不法に信用社の社宅の最上階に拘束され、6月20日に転落死した。

また一人の善良なる人が、迫害によりこの世を去った。この迫害の理由は、法輪功学習者が、江沢民政権による弾圧と虐待に屈服しないからである。今、周さんの家には、学生である息子さん一人しか残っていない。

610オフィスは、周さんが逃げようとして誤って落下死亡したと述べた(詳細な原因は調査中)。死因の真偽はともかく、“逃走により死亡”は、彼らの責任を逃れるための理由となった。仮にそうであったとしても、誰が最上階から“逃走”しようとするのであろうか?誰が“逃走”させたのであろうか?いかに弁明しようとも、法輪功学習者の迫害死亡への債務から、逃れることができないであろう。

臨沂市沂水県の法輪功学習者王永東さんが、殴打された上に、ビルから突き落とされ、死亡したという事件はまだ記憶に新しい。その時、610オフィスは、“飛び降り自殺”と述べた。しかし、王さんが突き落とされる前、酷刑による傷跡が確認されている。当局は、王さんの家族に、慰謝料として何万元かのお金を払い済ませた。善良なる皆様方、周向梅さんが、迫害され死亡した確証を提供して頂きたく願う。