日本明慧


悪法を排除せよ、黒い手を排除せよ──香港法輪功学習者の呼びかけ

【明慧ネット7月11日報道】7月1日、五十万人を超えたデモ行進によって、董建華政府は23条の立法を延期せざるを得なかった。多くの香港市民が23条立法の危害を認識し、平和と理性をもって人権を守り、悪法に反対したことは非常に素晴らしいことだと思う。香港市民は自分たちの未来を自分たちで選択することが必要と考え始めた。
 
しかし、董建華政府は依然23条の立法を早く成立させることに固執していた。これは政府の裏側に黒い手があり、この黒い手が根絶されるまで悪事をやめないことを語っている。この黒い手は極悪非道の江沢民集団に他ならない。ますます多くの市民がこれをはっきり認識できるようになった。この残虐な黒い手こそ、誹謗中傷の手段を駆使し、中国大陸で法輪功に対して4年間に渡たり極まりなく残酷な迫害を行ってきた。しかも、この残酷な迫害の黒い手は香港、アモイにも伸ばそうとしている。
 
現在、香港にまだ少し残されている自由な雰囲気の中で、一部の善良な市民は23条の国家安全条例草案に関する諮問の継続や立法の成立を黙認しようとしている。これに対して、私たちは次のように進言をしたい:江沢民集団は無実の人を迫害する時、法律に従うことは一度もない。23条の立法は悪質なものであり、その終始が中国大陸の邪悪な政治集団と密接な関わりがあり、あたかも黒い手によって振りまわされている危険な刀が、香港の人権、自由、法輪功、及び他の平和団体への制圧に使われるなら、香港の未来に深刻な危害をもたらすのである。
 
現在、この国家安全条例草案を修正しようとしているが、これはまるで振りおろそうとしている刀の切り方を吟味しているだけのことで、何れにしても人を切ることには何にも変わらない。この問題を根本的に解決しようとすれば、この刀を撤収し、処分するしかない。つまりこの立法を完全に廃止することである。この立法の修正を容認する考え方は、ある意味でこの立法の裏側にある悪質な目的を放任していることに等しいことである。
 
すでに多くの見識者に指摘されたように、江沢民集団に操られている23条の立法は、香港の人権、法治、経済、民生に深刻な損害を与え、香港の美しい未来を壊滅させようとしている。この様な悪法とその背後の黒い手の存在を許してはならない。この立法を廃止することによって、香港社会に冷静さを取り戻させ、市民に自由に考える空間を与えることは、香港社会に対して欠かせないことである。
 
未来の適当な時期に、この黒い手が過去の歴史になってから、香港市民は必ず自ら本当に人権を守れる健全な法律を作り上げることができる。一部の悪意を捨てず、市民の自由を危害する立法の成立に固執している人は、将来健全な法律ができる社会に、正義の審判を受けることになるだろう。
 
実際には、歴史的な正義の大審判はすでに始まった。昨年の10月22日に江沢民がアメリカのシカゴに訪れた初日に“集団虐殺罪”と“酷刑罪”等の反人類の罪状で、被害の法輪功学習者及びその親族たちにより、アメリカ連邦地方法廷に告訴された。同様の訴訟がヨーロッパ及び世界各地に行われようとしている。更に広い意味で言えば、全人類の良心法廷、道徳法廷で江沢民を審判する日はもう始まっている。我々は固く信じている:天理無私、善良が必ず加護される;法網恢恢、無地の人を迫害する犯罪者はどこにも逃げられない。世界の善良な人々がこの大審判により大いに受益されるし、人類の美しい未来はもう遠くない。
 
この重要な歴史の時刻に、我々は力を合わせて悪法を排除し、黒い手を排除し、香港を守り、良心を守って、誠実、善良、公正を香港及び全世界に広げさせよう。

2003年7月9日

香港の法輪功学習者