日本明慧


共に精進する、一体となって向上する

台湾電話組による経験、2003年ワシントン交流会にて

【明慧ネット8月2日】より多くの同修が電話で真相を伝えることを促す為に、最近台湾において電話組の同修が各地を廻って、電話の掛け方について交流した。電話を掛ける過程で彼らは心性を速やかに向上させたのみならず、慈悲をもって衆生を救うという法理を、より良く理解した。その過程を経験することは、結果を見るよりも意味がある。というのは私達は大法弟子がやるべき事をやっているのだから。純粋な心で電話を掛けることがより重要である。

携帯電話を利用して、同修達は町の住民や農家の人、公安局、派出所、労教所等に、どの様に電話を掛けるかを実演した。同修達がグループで互いに助け合い、補い合った。電話を掛けている者が居れば、正念を発している者が居る。グループには若者が居り、年よりが居り、家庭の主婦が居た。会話は普通故郷に対する心配や祖国を賛美する事から始め、それから大法が中傷されている真相を語り、大法は人の心を善に向けることが出来る良さがあることを話す。多くの場合電話で私達は皆一緒に「法輪大法は好い」「あなたの為にやって来る」その他の同修が作曲した歌をこれらの貴重な中国人に唄う。相手は最初から終わりまで聞き、真相を伝えてくれた事に感謝した。最後には同修は皆涙を流す。宇宙のもう一人の衆生が今「法輪大法は好い」ことを 知ったのだから。各実演は、数人の同修が電話を掛け始める励みとなる。電話を掛けることの実演は、同修から認められたり、誉められたりする為に行なうのではない。大法を証明する為に前に進み出、大法弟子の義務を果たすよう、互いに励まし合う為にするのである。各地を廻る実演ツアーを振り返って見ると、一部の同修は感化されて前に進み出た。そしてより多くの同修が、より良く協調し、一致するようになった。全体がより良く団結して、共に次元がより向上した。もちろん一部の同修は前へ進み出ていない。彼らはまだ個人修煉の過程にある。私達は一体である。彼らの事を思いやり、理解し続けよう。共に精進しよう! 未来は明るい。

台湾迅速電話組

中国大陸のある地域における、邪悪による大法弟子迫害は、未だに非常に厳しい。大陸の同修が遭遇する迫害を軽減する為に、邪悪を迅速に除去しようと、台湾の電話組の中に「迅速電話組」が設けられた。このグループは、北米の同修によって収集され、明慧ネットに掲載された迫害事例に焦点を置き、「610」室、警察、労教所、教育所等に電話して真相を伝える。彼らも又より多くの同修が参加するようにと、体験を語った。

概して邪悪に取り憑かれた人に電話をするのは、比較的難しい。彼らは私達を叱りつけるか、それとも電話を切ってしまう。実は私達が観念を放下すれば、邪悪は弱まる。邪悪に取り憑かれた人も又常人なのだから。だから私達は邪悪をも、真相を伝えるべき常人として扱う。大法弟子は修煉者であり、好い人達であることを言う。法輪大法は人心を善に向わせる、正法であることを言う。そうすればこれらの電話は一般人に掛けるよりも易しい。と言うのは、私達は正であり、邪は正に勝ることはないから。初めの頃は「迅速電話組」の数人は恐れによる障碍があり、グループ活動が順調には行かなかった。これらの数人は一体として仕事をしなかった。内面を見て法理の認識上の交流をした後、大陸の同修を迫害する「610」室、労教所、警察は、邪悪勢力集中の核心であることを悟った。邪悪の除去は待つことが出来ない。それは法を正す時期の大法弟子の明らかな責任である。電話を掛けるのを恐れる同修に対して、私達は寛容の心をもって励まし、法理をもって導き、この神聖な偉大な仕事を共にすべきである。これらの悟とより深い認識を得た二週間後には情況が良くなった。何人もの同修が、邪悪に取り憑かれた人々に電話を掛け続け、体験を話し合った。次第に多くの県や市からより多くの同修が参加するようになり、一体として邪悪を除去するエネルギー場を形成した。現在米国、カナダ、オーストラリアの同修が、世界的迅速電話組と電話組に参加した。その多くは他の洪法の仕事もしている。真相を伝える威力を強める為には、もっと多くの人の参加を必要とする。あまり忙しくない同修や、その他の同修に、電話で真相を伝える仕事に参加するよう勧める。2003年米国中部法会にて師父は言った。「学習者からの電話の一つ一つが彼らに夜も眠れない程の衝撃を与えます。彼らはそれ程恐れているのです。」

以下は電話組の一同修の簡単な体験である。ある晩電話を掛ける前に私は何と言うべきか分からなかった。邪悪が私に電話を掛けさせないよう、障碍を造っているのだと分かっていた。そして私は師父が「2003年西部法会での法の解説」で言ったことを思い出した。

「結果がどうであるかは、相手を見てはいけません。それはあなた方の心から来るのです。あなた方が好くあれと思えば、好くなるのです。好くなる様に意図しなければ、又心が安定していなければ、物事を正すことは容易ではありません。言い変えれば、強い正念をもつ必要があるのです。」

それで私は自分の観念を放下した。どのようにスタートするかは、どうでも良かった。電話を掛ける事は、彼らにチャンスを与えるのである。私は某市派出所の所長に電話を掛けた。彼の電話番号をインターネットから入手した事を言い、彼の派出所で学習者が厳しい迫害を受けていると聞いたと言った。彼はこれを否定し、初めは冷たい態度であった。私は正念もって、私自身が法輪大法修煉から身心共に如何に益を蒙ったか、そして法輪大法は世界中に広まっていることを、平静に言った。私の言うことを聞いた後、彼は、派出所に居た三人の学習者は釈放されたと言った。それから彼は、もっと真相を伝える資料を送ってくれるよう頼み、そして自分も法輪功を学習したいと言った。これを聞いて私は微笑んだ。法理に則っている限り、全てはうまく按配されたのだ。

台湾の子供弟子達が真相を伝える為に電話をする

真相を伝える電話を勧める時に、私達は子供弟子達にも参加させることの重要性に注意した。彼らも大法の粒子であるのだから。それで子供達に、グループで電話を掛けさせることを始めた。最初彼らは自分で原稿を作った。例えば六歳の女子は、次の様に話すと言った。「お元気ですか? 私は台湾から真実を伝える為に電話をしています。それは、法輪功は私に良い子であるよう教えるという事です。法輪大法は好い、と覚えておいて下さい。有難う。さようなら。」 明慧学校に参加している、電話を掛けたい子供達に掛けさせる、特別な時間が設けられた。時に輔導員が指導する小さいグループで電話を掛け、時には拡声器を使う大グループで電話を掛ける。皆が会話を聞くことが出来、電話を掛けていない子供達は、正念を発する。このように全ての子供達が参加する。表面では子供が真相を話しているように見えるが、実はそれが一体としての一部であることが分かる。子供弟子達も又、真相を伝えることの重要性を認識している。

ある同修は四歳の娘がいる。明慧学校の最初の電話活動の後、彼女自身は電話を掛けなかったが、帰宅してから電話を掛けたがった。彼女が少し話してから、母親が続いた。それは大変良い効果をもたらした。一部の同修は電話を掛けるのを恐れているが、他の子供達が掛けるのを見ると、彼らも又電話を取り上げた。概して子供達の電話は大変自然で効果は大変に良い。

最近台湾の電話組は、他の真相を伝えるグループとも協調し、共同で仕事をした。それは一体となって真相を伝える、大きなエネルギー場を形成した。大法弟子達が無私無我で協調し、協力するなら、私達は金剛不壊の一体を形成し、法の偉大な力を発揮するだろう。

最後に師父の経文「法を正す時期の大法弟子」(精進要旨) の一節を共に学びたく思います。

「弟子の皆さん、精進して下さい! 最も偉大で最もすばらしい全ては、皆さんが大法を証明する過程で生み出されます。皆さんの誓いは皆さんの未来の証となります。」