日本明慧


金子容子救援!車リレーin西日本(5)

文/金子容子さん救出支援の会 広島

【明慧ネット8月26日】沖縄を後にし、再び那覇市内へ向かった。県内で最も有名な国際通りの開始地点である、『写真13』県庁前で3日間署名活動を行なった。沖縄県庁と那覇市役所を訪問し、それぞれ要望書を提出したが、初めてのこととあって、かなり対応に慎重な様子だった。しかし真相を説明すると、「マスコミが大事なので記者会見を頑張ってください。」と励ましてくれた。記者会見には2社の新聞社が来た。とても興味深々に聞いていた他のテレビ局などは来ていなかった。終わってから署名活動に戻ると、県庁前の広場では何かのイベントがあり、住基ネットに反対する集会やパレードも行なわれ、テレビカメラが何台も取材をしていた。沖縄に来てから、宮崎県のテレビ局が、私達の救援活動をテレビ報道してくれたという知らせが入った。こんなに遠くまで来て一生懸命真相を伝えようとしても、マスコミが取材・報道をしてくれないと、やはり効果は半減になってしまう。特にこの沖縄は、40以上の離島から成っているので、新聞やテレビの効果は他地方以上に大きい。私達以外の活動を一生懸命にテレビカメラで撮影している人達が側に来るたびに、ある修煉者が「1人の無実の命のかかった問題です。どうか取材してくれませんか・・」取材班に話をした。しかし全く相手にしてもらえず、それを見て私は涙が出てきた。こんなに貴重なチャンスさえも生かすことができず、道行く人に資料を配ることが精一杯で、中には署名を拒んだり資料を受け取ってくれない人もいる。自分が今回ここへ来て、非常に多くの不足があったからだと振り返った。 
 
途中から参加したある日本人修煉者は、「いろいろと悩みごともあったが、とても純粋な気持ちで一つの道を一生懸命に突き進んでいるおじいさん達の姿を見ると、悩みも吹っ飛び元気が出てきた。やっぱり出てきて活動しないことには何も始まらない。」と言って、2日間たくさんの署名を集めた後、晴れ晴れとした顔で帰った。 
 
那覇市内でもあの中学生修煉者は、おじいさんも「前とは全然違う。今回は本当に一番よく頑張っている。」と感心するほど熱心に、署名や寄せ書きを集めた。国際通りはよく署名や募金をして騙された人が多いと聞いていたが、他の人が署名を求めてだめだった人でも、その中学生が再び言って一生懸命に説明すると、理解して署名をしてくれた。普段は学校生活が忙しく、洪法はほとんどできない。夏休みも最後となり、初めて来た沖縄県で、1人でも多くの衆生に真相を伝えて救いたい、という気持ちが伝わってきた。暑さや疲れに負けそうになったときに、一人だけ首や腕が真っ黒に焼けた彼の姿を見ると非常に励まされた。写真11 
 
1600人以上の署名を集め、一万部の資料を一枚も残すことなく、今回の車リレーの旅を終えた。