日本明慧


妊娠六ヶ月の私が不法拘禁されていた(写真)

2003年8月20日 文/中国大陸法輪功学習者

【明慧ネット8月20日】私は四年間も修煉してきました。自分が精進であるといえないまでも、でも正法時期の大法弟子の一員になれたことをとてもうれしく思っています。偉大な師父!師父は自分のすべてを尽くして、弟子をここまで導いて下さいました。弟子は過ちを犯しても、師父は慈悲でそれをやり直すチャンスを何回も下さって、本当に私たちよりも私たちの事を大事にしていますね。

「大法を学んだことのある人が過ちを犯したのはその人が放下できない執着があるからです、それにこれらの執着は絶対に邪悪の生命にコントロールされて、利用されるでしょう。」(《導航・ワシントンDC国際法会での講法》)また、「あなたたちが旧の邪悪勢力に妨害されない、唯一の方法は法を勉強することの力を緩めないようにするということです。」(《圓満に向かう》)今回は、同修が私と同じ過ちを犯さないように、この文章を書こうと思ったのです。

ある日、私は夢を見ました。夢の中に、たくさんの人と昔一緒に働いていた同僚が大法の書物を載せた自転車に乗って、反対側から私の方に走ってきたのです。一人の同僚が自転車を止めて、「法会があるけど、あなたは行かないの?」と私に聞いてきたのです。法会のことを聞いて、私も急いで付いて行きましたが、でも私は歩きで、他の人は皆自転車で行きました。その後、皆は少しずつ去って行って、私の小学校の同級生は家に帰ると言ってきたのです。しかし、私は人々の往来の多い街のトイレに入って、そこから出ようとせずに、しかも私のそばを行ったり来たりする人々を見ながら、ぼんやりとしていました。このような夢を見ても、本当によく分からなかったです。夢から覚めて、そばに寝ていた主人を起こして、彼に話したら、彼も何のことかわからなかったのです。ニ、三日後、私は同修から、法会があるから来られるか、という電話をもらいました。もちろん「いく」と私は返事をしました。そして、その同修は「今妊娠なんヵ月?」と聞いてきたので、その後何かを言おうとしましたが、結局何にも言いませんでした。電話の受話器を下ろしてから、その前の夢を思い出し、本当に法会があるんだと思いながら、私はあまりにもうれしくて涙が出ました。常人の情を持って、「師父、ありがとうございます。」と言いました。法会へ向かっている時まで、私は私のその歓喜心に気付かなかったのです。

会場に入って、すでに多くの同修がいました。皆は静かで穏やかに座っていて、真相VCD を見ていました。そして、皆が、36名の西洋人大法弟子が天安門広場で座禅して請願している写真の付いている資料を読みながら彼たちの偉大な壮挙に感心をしているとき、警察の車はもう外にとめられていました。そのとき、私は緊張してきましたが、でも他の同修がとても落ち着いている様子を見て、私もだんだん落ち着いてきました。私たちは正念を発しはじめました。そして、警察らは会場を囲みました。悪人に密告されたと後になって知ったのです。同修はそこから飛び出そうと提案しました。しかし、会場は前後扉のある普通の家だったので家の表のドアと裏のドアで皆警察らやパトカーが待っていました。警察らはドアを開けてくれと叫びながら、窓から中を覗いて、しかも電話で他の警察をここに呼んできたのです。私たちは裏のドアから飛び出そうとしました。しかし、裏のドアが開けられないよう警察に木の棒で固定されました。私たちは正念を発しながら、ドアを打ち破りました。強い正念の下で、大部分の同修が脱走できたのです、でも私と他の何人かの同修は警察に捕まえられたのです。

妊娠六ヶ月の法輪功学習者が警察に残酷に殴られた

残された私たちは、脱走しようと思って、トイレに行きたいと警察らに言いました。しかし、警察らは、だめだと言い、しかも汚い言葉で罵っていました。「なぜだめですか。」と言った私に、警察らが怒ってきて木の棒を持って、私の腰や腹のところに強く殴りました。そのとき、私は妊娠六ヶ月でした。(写真)他の警察も鉄の棒を持って、すさまじく怒っている様子で私たちを見ていました。外に出て、パトカーに載せられる直前に、どうやって脱走しようかとずっと考えていた私は警察が自分のことを見ていないと思い、車が止まっていない路に向かって走りました。しかし、その路にはすでに警察が待ち伏せをしていました。待ち伏せをしていた警察の中に警察の制服を着ている人がいれば、私服の警察もいました。私が脱走しようとしているのを見て、かれらは鉄の棒を持って、追って着ました。私は正法の口決を暗唱しながら、「法輪大法がいいです。」と大声で叫びました。それを見て、彼たちはいっそう狂ったように何人かの人が私を道の床に押して殴り始めました。

警察に車に乗せられて、私は正々堂々とそこから出ようと考えて車が壊れるようにと正念を発し続けました。途中で、車は本当に故障がありました。これは正念の結果で、師父が下さったいいチャンスだと思いました。しかし、別の車に乗り換えるとき、周りに警察がいるし、後ろもパトカーが付いていると見て、恐れるという心がまた出てきて、結局そのチャンスを逃してしまいました。

車に乗ってから、私は再び正念を発しはじめました。しかし、ずっと目を閉じて正念を発していたので、どうやって警察署に入ったのが分らなかったのです。車から降りて、警察らは私たちを一つの部屋に入れ、私たちを壁に向かって立たせたのです。ある一人の同修がトイレに行きたいと言い出すと、かれらは女性警察を呼んできて、一緒について行ったのです。その中の一人の若い女性警察は私を見て、「あの制服を着ている人があなたをこんなに殴ったのですか。」とびっくりして言いました。トイレに入って、この若い女性警察は更にびっくりして、「あなたは妊娠しているのですね。」と言いましたが、私が何も言わなかったから、彼女は「じゃ、法輪功をやめて家にいればいいのに…」と言いました。それを聞いて、私は「私はただいい人になると言うことは間違えていないと知っています。」と話しました。

部屋に戻って、警察らはまた私たちを一列に並んで壁に向かって立つようにさせました。一人の若い男性の同修はずっと脱走するチャンスを探していました。そのとき、私の事をよく知っているA同修は警察に「なぜ、この子をこんなに殴ったのですか。彼女は妊娠六ヶ月なのに。」と強く言って、そして私に「おなかは大丈夫?」と聞いてくれました。その中の一人の警察はAさんを見る勇気すらなくて、「誰が彼女を殴ったというの?私たちは彼女を殴っていないよ。」と言いました。しかし、Aさんは私の口を指差して、「この口を見なさい」と大きな声で言いました。それを見て、恥ずかしくなった警察らは部屋から出てしまいました。しかし、警察の中のリーダみたいな人がまだ部屋に残って、「お前はもうここから出なさい」といいながら、Aさんを引っ張って外に出そうとしました。しかし、Aさんは「あなたは早く逃げて」、「人を捕まえるなら私を捕まえて頂戴」と大声で言って、私を外へ押したのです。そのリーダの警察はAさんと口論になって、しかもAさんに手錠をかけました。それを聞いて、私はまた常人の心が揺れはじめて、Aさんのことを心配し始め、外へ走っていくスピードが落ちてきて、走りながら振り返って、「Aさんは大丈夫かな」と見てしまいました。しかし、それで悪警察らはあっという間に追いかけてきました。出口のところでもいきなり人が現れて、結局私はまた同じところに戻されました。

人数を数えていた時、一人少なくなったことが分りました。いなくなったのはあの若い男性の同修でした。警察らの一人は「逃げられたの?まぁ、しょうがないじゃない。それで、俺たちも気楽に済めるから。」と言いました。同修は私が正念で脱出できなかったことに悔しく思って、しかも「あなたはなぜ早く走らなかったの?私たちは皆警察らを引っ張って、あなたのために正念を発したよ!」と言いました。それを聞いて、私は更に悔しくて耐えられなかったです。「なぜ自分はこんなにだめなんだ、今度こそ正々堂々出なければならないんだ!絶対に邪悪の言いなりに従わないのだ!」と考えました。それから、私はまたチャンスを待っていて、正念を発しました。少し時間がたつと、私たちを監視している警察らはあまり厳しくなくなって、しかも他の部屋に行きました。今回、私はチャンスを掴んで、速く脱出できそうなところまで走っていきました。そこの周りは高い壁と鉄の網で囲まれていて、壁の隅にはレンガがばらばらに置かれていて、その壁の上の網はちょうど壊れていました。私はそれを見て、レンガを踏んで壁を登りました。しかし、外に見ると道がなくて木の枝しかなかったのです。「他の道にかえたほうがいいかも」と考えていて、降りてきました。しかし、そのとき、警察らはもうそこに追いついてきて、「お前!また逃げたのか?」と大声で言いました。このように、このチャンスをまた逃してしまいました。「物事の善し悪しは人間の一念によるものであり、この一念の違いによって異なる結果がもたらされることがある…」(《転法輪》)そのときの私は、本当に焦っていて自分に怒っていて、修煉者のあるべき状態ではなかったのです。

彼たちは私たちが脱出できないように、私たちを禁閉室に入れました。私は自分がもうだめなのに、しかも他の人まで迷惑をかけてしまったと思って、ちょっと失望しました。その後、主人が面会に来ました。主人は「何でお前は脱出できなかった?」と言って、最後「お前はおなかが痛いと警察に言って。チャンスがあったら、早くここから出るんだよ。」と言いました。そして、夕飯が済むと610オフィスの責任者が来て、私たちに審問して、しかも私たちの写真をとりました。審問が終わって、かれらは私ともう一人の同修を別の部屋に連れて行きました。そこで、私はおなかが痛いと言いました。邪悪は何かがあったら、その責任を負うのを恐れるから、主人に3千元を強要しました。私を釈放する時、片手で私を掴んで、恥知らずに「お金を持ってきた?3千元がなかったら、その人を渡さないから!」と言いました。