日本明慧


ロスアンゼルスで法輪功は40の表彰を授与され 市長はその理由を詳しく述べた

2003年8月20日

【明慧ネット8月20日】アメリカでは、政府関係者が人気のある民間活動に対し表彰することが時にあります。しかしこの表彰が現在中国で弾圧されている功法に、それも一ヶ月の間に、相次いで40も授けられ、これらはそれぞれ8名の国会議員、15名の州議会議員、またロスアンゼルスの郡政府委員及びロスアンゼルスの市議会議員等からで、こういうことは普通のことではありません。

この40の表彰は、8月16日法輪功学習者がロスアンゼルス市回音公園図書館で行った公開講座を称賛し、また8月9日から16日までの「ロスアンゼルス法輪大法週間」の活動を祝うために与えられたものです。この活動には、ビデオテープで気功修煉の簡単な説明と、功法の動作の紹介、また功法に関する物品の展示もありました。

会場にお出でになって自ら表彰を授けた西ハリウッド市長ジェフーブラン氏は表彰をめぐって起きた種々の話をされました。二年前も彼は法輪功に表彰を授けたことがありました。その後中国領事館から表彰を撤回するよう求める内容の手紙が届きましたが、その中で法輪功は大変怖しいもののように書かれていましたので、彼は法輪功に関する多くの書物を詳細に読みました。中国政府の法輪功に対する見解と大いに違っていたのは、この功法は人々に“真善忍”の原則を教えていることでした。彼は「このような崇高な原則がなくては、我々の世界は冷酷で混乱した状態に陥り、幸せに生きていく希望がなくなる。」と感じました。またこの功法は何千何万もの人々に健康と心の安らぎをもたらすことも理解しました。一方的な中国領事館の手紙に対し腹立たしさを感じたのでした。

しかし、彼が本当に怒りを覚えるのは、次のことであると話しました。「過去の四年の間、全世界が(法輪功に対しての)最も野蛮で最も不公正な迫害を見ました。残酷な迫害は学童にも、煉功で健康を維持するお年寄りにも、医師、教授、軍人、更には裁判官にまで及びました。」彼はまたアメリカの“法輪功の友”は毎日法輪功学習者が迫害され死亡した事例の報道をしていることにも触れています。中国では法輪功の書物は没収されて焼かれ、学校に通う子供は法輪功をけなす語句を強制的に暗記させられ、更には法輪功の修煉を放棄しない学生は大学に通うことは許されません。

市長はまた次のように話しました。「わが市も、世界の人々と同じようにこの迫害を非難すると共に、今回の活動は法輪功だけのためではなくて、自由のためにも行われたのです。いつか、中国当局は開放的で寛容な意識を持って法輪功を理解し対処する日の来ることを希望します。何故ならば虚偽と捏造で維持されている弾圧は長続きできず、人々は最後には必ず真相が分かるようになるからです。事実、今回の法輪功の活動に参加する前に、私の同僚、私の知っている一部の中国系の官吏及び他の一部中国と密接な関係のある政府の官吏達に意見を求めましたが、彼らは皆参加することを支持してくれました。」

「 会場にお出でになって活動に参加された政府官吏、シンヘンナンダ市議会議員ズリ.ロルラス、国会議員シルダ.ソリシーの補佐アナダ.フリマン、国会議員ダイエン.ユーデシンの補佐チャルス.ストワードのみなさん方です。」

法輪功学習者葉科は、この講座のために授与された40の表彰はそれぞれ8名の国会議員、15名の州議会議員、またロスアンゼルス郡政府委員及びロスアンゼルス市議会議員等からのものであることを表明しました。一つの地域活動がこんな多くの表彰を受けるのは、ロスアンゼルス地区においてもまだそれほど多く見られません。ロスアンゼルスは中国人が割に多いため、受けた中国国内の良くない宣伝の影響もかなり大きく、その上大陸との非常に密接な経済、貿易関係もあって、ロスアンゼルスの多くの政府官吏は、以前法輪功に対しての表彰と支持に当たっては、比較的消極的で慎重な態度を取っていました。

法輪功学習者葉科はまたこのように表明しました:「今回ロスアンゼルス郡でこれだけ多くの表彰を授与されたことは、西洋主流社会の法輪功の真相に対しての理解が益々深まり、江沢民が四年間独断で操った法輪功に対しての非難と迫害は海外において既に破滅に向かっていることを意味します。」


活動の最後に法輪功学習者は二胡独奏と剣舞を上演し、また無料で功法も指導しました。70人あまり、地元の法輪功学習者と法輪功を理解するためにかけつけた中国系、西洋系の聴衆が、一緒に全活動に参加しました。