日本明慧


わたくしたち一家の修煉物語


2003年9月24日文/オーストラリア・キャンベラの学習者

【明慧ネット2003年9月24日】わたしは、キャンベラから参りました。今年で16才になります。わたしの一家は13人で、全員修煉しています。わたしの叔母の一人が、1998年に法を得てから、他の家族にも紹介したのです。幸運なことにわたしたちは一緒に法を学び、修煉し、一体となっているかの様でした。この場をお借りして、わたしたち一家と自身が法を得た過程及び修煉の経験を話したいと思います。

叔母は以前自分の妹から法輪功を紹介されたことがあったそうです。そして、ある日の仕事から帰宅の途中、修煉することを決めたと言います。叔母は車を運転していたのですが、道を外れてしまい、木立にぶつかり、木は倒れ助手席側に突き刺さったそうです。木が運転席に突き刺さる可能性もあったわけです。しかし、修煉したいという一念があったため、師父に救われたということに気が付いたそうです。

1999年、祖父はシドニーで師父の講法を聞き、深く感銘を受け、修煉する決意をしました。祖父は以前から足裸骨(足の親指付け根の横に突き出している部分)に痛がありました。それは、30年前ベトナムで、祖父が乗っていたバスが、地雷に当たり爆発した時に受けた骨折なのです。その時、祖父は気を失い、8日間に渡る昏睡状態から脱しました。記憶によると、昏睡状態の時に他の世界に入り、《転法輪》に記述されている唐山地震に関する状態と同様な感覚を味わったそうです。自分の命は、今日の法を得るためにあったのだと祖父は言っています。修煉してからというもの足裸骨の痛みもなくなりました。現在は座禅も組めるようになりました。

祖母は深刻な糖尿病を患っていましたが、修煉してからしばらくの後、薬は必要としなくなくなりました。少し前のことですが、祖母は大きな関門に遭遇し、深刻な状態に陥り、入院することになりました。祖母の糖尿指数は“47”までに達しており、死に至るような数値であり、検査をした医師は驚いていました。通常人間の糖尿指数は、“20”まで上がると生命の危険があります。医師は判断が付かなくなっていましたが、わたしたちは師父が祖母を守ってくれていると冷静でした。本人も何が問題で有るかを意識しており、まだ病気に対する執着を捨て切れていない自分に気付いていました。その時、お婆はちょうど下で私の発言を聞いていました。

わたしは、法を得て9ヶ月になります。以前重い喘息を患っていましたが、修煉をはじめてからというもの、毎日にように服用していた薬も飲まずに過ごせるようになりました。9ヶ月を振り返ってみると大法は本当に奥深いものであると感じました。徐々に悟り理解するように努力すべきであり、絶えず修煉と自分の使命を全うし、法を正す進展に追いつかなければならないと思います。師父が授けてくださったこの大法は、人類の知識を遥かに越えたものであり、それぞれの次元の法理は、とても広く奥深いものです。新しい学習者として、修煉の道のりには幾多の邪魔と苦難が満ちているでしょうし、法を正す進展について行くことにも困難があります。しかし、家族や周囲の学習者と師父の力添えもあることですから、克服できるであろうと思います。

修煉をはじめたばかりの時は、大法を十分理解できず、悟りもあまりよくありませんでした。しかし、次第に大法の重要さを分かるようになり、法を正す時期の“善”の重要性も分かるようになりました。当初、家族が公園に行って煉功しているのをみては、一体何をやっているのかしらと呟いていました。時間を無駄にしているのではないかともと思いましたが、もちろん今は分かっています。公園に行って煉功することは、世の人々に法を理解してもらうためであると共に済度することであり、しかも邪悪な迫害を暴き出すためでもあります。衆生を救い済度することは最大の善であり、修煉者は衆生の“唯一の希望”であると思っています。

わたしは法を正す時期に修煉をはじめ、多くの妨害に出会いました。古い勢力は各種の機会を利用して妨害し、学習者の修煉を妨げています。先が長くないことを分かっており、あらゆる方法を使い修煉の邪魔をしようとしていると思います。これは、一定の期間の観察で分かったことです。これらの妨害を克服するためには、大いに“忍”が必要ではないかと思います。師父を失望させるようなことにならないよう、これらの邪魔を排除していきたいと思います。最善を尽くして心性を高めていきたいと思います。そのようにすれば、法を正す道を歩んで行けるよう助けて下さることと思います。

現在、わたしたち家族は、他の学習者と一緒となり、毎週末公園に行き、“法輪大法”の英文の横断幕を掛け、煉功と法を伝えることをしています。時に江沢民氏らの虚言に害された人々から罵られることもありますが、師父の弟子として法を伝えることが出来ることを誇りに思っています。

毎週日曜日の朝、キャンベラの法輪功学習者及びシドニーからきた学習者らは、中国大使館前で正念を発します。寒風の吹く中いくら寒くても、6時に起床し毎回行きました。

最後に申し上げたいのは、最大の努力を尽くし、法を学び、耐え難しいことにも耐え、邪悪を暴露し、衆生を救い済度するということです。ある日、本当に素晴らしい郷里に帰ることが出来るであろうと思います。


(2003年オーストラリア法輪大法修煉体験交流会)