日本明慧


邪悪をはっきり認識し、江××訴訟案の主導権を掴み、歴史的な裁判を遂行させよう


2003年9月24日 文/ワシントンDC の大法弟子 

【明慧ネット2003年9月24日】最近、江XX 訴訟案はアメリカ・シカゴ地方法廷の裁判官により却下された。現在、我が方の弁護士は江XX の犯罪事実をより全面的に反映できるように訴状を書き直している。これについて、私個人の意見を述べてみたい。

裁判官の判決は大法弟子全体の現在の状態を反映した

裁判官の判決文の中で江××に赦免権がないことを立証する証拠が不十分だと述べていたが、実は、よく考えてみれば、この結果はさほど意外なものでもない。 

現在の訴状は一年前に弁護士と学習者の協力により完成したものである。この訴状は当時の大法弟子全体上のこの事件への関心度を正確に反映していた。一年経過した現在、我々の法に対する理解とこの弾圧に対する認識は大きく変わった。現在の認識は一年前と比べ物にならない程である。 

訴状を書き直すチャンスを利用して、我々はこの訴訟案に対する認識をもう一度見直して、弁護士と一緒に今までの認識を超越した訴状を完成させ、この訴状を真相説明と邪悪暴露の有力な武器に仕上げていこう。多くの学習者は、直接法律の手続きに参与できないが、この訴訟に対する全学習者の認識は、裁判の行方に対して決定的な作用を発揮している。この訴訟案は普通の案件ではなく、根本的な推進力は我々の正念である。裁判官は大法弟子ではないから、彼らの判決は大法弟子の認識を超えることが出来ず(許されない)、あくまで大法弟子全体の状態の反映に過ぎない。

現在、アメリカで江××訴訟案において我々は挑戦を受けているが、他の国や地域でも多少とも同じ問題を抱えている。もし我々が認識上の枠を突破できれば、事態の進展も必ず変わってくる。

以下に述べることは一部分の学習者の認識である。短い時間で慌てて完成したものであり、認識上に不備が多く存在していると思う。訴状を書き直す日程に合わせて急いでこの文章を公表し、全世界の学習者との交流を通して、より完全なものが出来るように努力していきたい。
江××個人がこの弾圧を発動した 

1. 各方面からの情報によると、前中国共産党政治局の7名の常任委員の中で、ただ江XX 一人だけが必死に法輪功を弾圧しようと主張している。当時後ほど設立された610事務局の責任者李嵐清さえ弾圧に同意しなかった。もし7名の常任委員が中国共産党の最高権力を持っていたならば、法輪功の弾圧に政治局多数の支持を得ていなかっただろう。この事実から言えば、この弾圧は中国共産党が起こしたものではなく、江××本人が起こしたものである。

2. 中国の最高権力機関——全国人民代表大会
中国の最高権力機関——全国人民代表大会は法輪功を弾圧して3ヶ月後、始めて圧力の下で“邪教を取り締まる法”を制定した。よって、この弾圧は中国政府の意向ではなかった。 

3. 朱鎔基は中国最高行政機関指導者──国務院総理として、陳情に行った学習者と面会して、始めて自分が出した法輪功に関する指示書が、誰かによって差止められたことが分かった。朱総理にはこの弾圧を発動する証拠もなければ、動機もない。反って、報道によれば、朱総理は法輪功の修煉によって多額の医薬費を節約できたし、財政の構築にも有利なことであると評価したことがある。

4. 中国政府の多くの高級官僚及びその家族は法輪功を修煉していた。 

5. 1999年5月以後、気功と人体科学は国家体育総局に統一管理されるようになった。その後、国家体育総局は法輪功について全面調査を行った。その結果として法輪功の健康改善の総有効率は97.9%に達していることが分かった。
(http://minghui.org/mh/articles/1999/7/18/8420.html) 

6. 4.25以後、江××は法輪功に対する朱鎔基の態度を批判し、“党が滅び、国が滅びる”問題であると叫んだ。江××は政治局常任委員全員に手紙を書いて、法輪功を弾圧するように指示した。 

結論:この弾圧は江××本人が直接発動したものである。江××の行為は法定の権限範囲を遥かに超えた。個人の意識で犯した罪だから、その張本人は責任を負わなければならない。だが、どうして一個人がすべての国家機関を操ることができたのか、これは中国共産党の政治制度の不健全さと旧勢力の按配によるものだと思う。

江××本人がこの弾圧に参与し、推進し、リードした

1. 1999年9月、APECの会議期間中に、江××は法輪功を誹謗する資料を自ら会議の参加者に配った。その中に当時のアメリカの大統領クリントンも含まれている。江××の行動に対して多くの外交官は困惑した。ワシントンポスト紙99年11月12日第一面に中国のある官員の話を引用して次のように報道した:“これは江××個人の問題で、彼はこの組織を潰したいからである。” 

2. 1999年10月、江××はフランスを訪問した時、自分の権限を越えて法輪功が“邪教”であると宣告した。翌日中国共産党の新聞“人民日報”は法輪功を攻撃する文章を発表した。その後、全国人民代表大会は慌てて“邪教を取り締まる法”の立法を決定した。同じワシントンポスト紙の記事でこれは江××本人の直接の命令によることであると指摘した。この記事はまた中国共産党内部からの情報を引用して次ぎのように指摘した:“法輪功を弾圧することは江××個人の決定である。” 

3. 弾圧の初期、一部の地方政府(広東省など)は弾圧を積極的に行わなかった。江××は自ら広東省へ巡視した後、広東省での弾圧が始めて本格的になってきた。 

4. 中国前駐米大使李肇星は弾圧の初期(2000年4月まで)、公式の場面で法輪功を誹謗中傷したことがなかったが、2000年4月、北京に帰省した後、再度アメリカに戻ってから、公に法輪功を誹謗中傷し始めた。 

結論:江××はこの弾圧を発動してから、始終積極的に参与し、全力で弾圧の遂行を推し進めて弾圧の進行をリードしてきた。これらの行為は一人の国家指導者の正常な行為ではなく、まったく個人的な悪行である。当然、彼自身は自分の行為に責任を持たなければならない。権限範囲を超えた個人の犯罪行為は、赦免権にまったく関係のない問題である。

江××とその家族は弾圧することにより利益を得ている 

1.99年7.20以来、中国のすべての国家機関は全部法輪功の弾圧に利用された。中央政治局から、武装警察、軍隊、宣伝教育部門は全部圧力に屈してこの弾圧に参与した。上から下まで各級政府に悪名の高い610事務局が設立され、弾圧の指揮を担当している。政府各部門はすべて江XX の脅迫に屈して弾圧に参与した。これによって、江XX とその指導下の610事務局は政府を凌ぐ絶対的権力を手に入れた。

2. 江XX は法輪功の弾圧を利用し、社会の矛盾を転嫁して個人の権力を強化しようとした。精神病患者や殺人犯などを法輪功の学習者として報道し、法輪功学習者を異端分子として扱い、また、法輪功の学習者をアメリカから支持されている“反中”勢力と呼称した。これらの卑劣な手段を利用して、弾圧を正当化し、江××一族の国家資産横領や江××の売国行為を隠すつもりであった。江XX はこれらの手段を利用して一時確かに自分の権力を強化する目的を達した。 

3. 現在の政治局常任委員9人の中の、羅幹、曾慶紅、李長春、賈慶林、呉官正は全部法輪功弾圧の“積極的な協力者”である。法輪功を弾圧するために、中国共産党の政治局は江××一族の“天下”になった。 

4. 現在の中国で、権力と金銭は緊密に関連している。つまり、権力は大儲けの手段(不当な巨額収入)を意味している。江XX の長男江綿恒は何の学問的な業績もないのに、一夜で中国科学院の副院長に任命された。同時に江綿恒は中国ネット通信三大会社の一つ“中国網通”を掌握している。最近、彼は更に中国外貨管理局の局長に任命され、横領した巨額財産を外国へ転出させるための道を付けた。

江XX の次男江綿康は突然軍隊に入隊し、まず中国人民解放軍総政治部組織部第二局局長に任命され、間もなく総政治部組織部副部長に抜擢され、軍内要人の人事異動の実権を掌握した。 

江XX が自称した“育ての親”の娘である江沢慧は、安徽農業大学の一人の普通の教授から連続三階級飛び越えて安徽農業大学林業学院院長に任命された後、すぐ安徽農業大学の学長に昇進、その後、林業部部長に抜擢された。 

江XX の家族のこれらの特権と利益はすべて江XX の権力に頼って得られたものである。つまり、江XX 一族は法輪功の弾圧から様々な利益を得た。更に、これらの人の権力は法輪功を弾圧するために使われた。例えば、江XX の長男江綿恒の掌握しているIT産業はネット上の情報封鎖に使われた。 

結論:江XX は法輪功の弾圧を利用して国家利益を犠牲にし、個人の利益を獲得した。国家機関が弾圧の道具として江××一族の私有財産に変身した。江××及びその一族は弾圧の中から巨大な権力を得たし、莫大な経済的利益を手に入れた。

今回の弾圧は歴史上で最も邪悪なものである 

一部の人は江××は悪人であるが、迫害によって亡くなった大法弟子は数百から数千人に過ぎず、ナチスの収容所で殺されたユダヤ人の人数より遥かに少ないと考えているようだが、実はそのような簡単な問題ではない。次の幾つかの点から迫害の邪悪な程度を見てみよう。

1、江××が求めているのは法輪功学習者を殺すことではなく、生命の存続が依存している道徳の尊厳を壊滅することである。例えば、“保証書を書けば釈放できる” ──しかし、信仰心がある人にとって、信仰を放棄する保証書を書けば、一生涯罪悪感と屈辱感を抱え続けなければならない。江××は人々が信仰も尊厳もないままで生きていくことを望んでいる。時に保証書を書いた人が別の人の転向を説得するための道具として利用されたり、テレビや新聞で法輪功を批判させられたり、師父の悪口を言わせられたりして、精神的な苦痛を限り無く嘗めさせられる。江××は例え人の物質的な生命を殺さなくても、その人の精神を完全に消滅することを狙っている。“悲しいことは、心の死より超えることはない。”

2、江××の残虐な犯罪は学習者の周りの人にも及んだ。全国で行っている迫害によって、数多くの学習者の親族も直接或いは間接に巻き込まれ、たくさんの家庭が破壊された。一方、政府の宣伝に騙されて、親友や家族が受けている迫害を傍観したり、迫害に加担したり、或いは迫害に直接参与したりする人たちは、真実が明らかになった時、どれ程良心の苦痛を味わうだろうか。江××はこの人たちに対して同じく許されない罪を犯した。

3. 江××は情報操作を利用して国民を騙して多くの残虐な罪を隠蔽している。国家宣伝機関を操って行った誹謗中傷の宣伝により、多くの人々は騙され、法輪功学習者の受けた残酷な迫害事実に対して無関心か、黙認している。

4. 世界中の法輪功を弾圧するために、江××は海外にある中国の諜報機関を駆使し、弾圧の手を海外にまで伸ばした。海外の法輪功学習者は中国諜報機関のブラックリストに載せられ、アイスランドや香港への入国を拒否されたり、中国入国時に連行されたりする学習者がたくさん居た。これらのこと自身は主権国家への挑発と侮辱であるが、中国経済繁栄の表面現象に騙されて、一部の国の政府と民衆は江××の政治上、道義上の卑劣な行為を無視しているか、見逃している。

結論:江××の法輪功に対する弾圧は、人類の正義と良識を踏み躙った。迫害により人類の存続が頼っている道徳、尊厳及び信念は無残に破壊された。よって、これは全人類に対する犯罪であり、しかも歴史上で最も邪悪なものである。

4年来ネット上でたくさんの迫害資料や議論が発表された。出来れば大法弟子一人一人が心を清め、自分の思想を整理して、どの程度にこれらの問題を認識しているかを反省してみてもらいたい。これは全局面に関係している問題である。大法弟子全体の修煉状態が一定の基準に達すれば、違う空間からの邪悪の影響を壊滅させることが出来、そして始めて大法弟子の目指している目標に達することができる。
すべての生命は自らの言動に責任を持たなければならない 

以上の内容はただ皆がよく知っている事実を纏めて個人の認識を加えたものである。更に多くの学習者の見識のある人にもっと詳しい資料を纏めてもらえれば、ありがたいと思う。これらの原資料を法廷の証拠として提供し、邪悪の真相を暴露させ、その首魁を裁くために積極的に作用を発揮させたい。

今まで江××を裁くことについて我々の認識上に隙があった。つまりこの弾圧が江××によって発動されたことはよく知っているが、弾圧を執行する仕組みや邪悪の本質について十分な認識がなかったと思う。この認識の曖昧さが人間社会の表現として世人に弾圧の邪悪さの程度をはっきり認識させることができず、また裁判官が江××に赦免権があるかどうかについての明白な認識ができていなかったことである。

実は、中国の政府機関は、江××の法輪功を弾圧するために利用された一つの道具にしか過ぎない。江××と一族の連中はこの道具を利用して中国政府と13億の国民を操って悪事をやらせている。 

法輪功学習者が江××の罪悪を暴露させ、道徳と法律の裁きを受けさせることは、人類の正義を宣揚するためであり、騙された億万の中華子孫を救うためでもある。歴史上かつてないこの裁判は、必ず新たに善良な民衆に自信と尊厳を与え、世人に生命の希望と栄光を与えることになるだろう。

すでに国家と政権の影に隠れている江××を掴み出す時期が来た。あらゆる道具を利用しても、彼自身の犯した罪を隠すことは出来ないだろう。彼は自分のやったすべてのことに責任を負わなければならない。

すべての大法弟子は強大で、純正な正念と明晰な認識を持って世人を導き、この混沌とした状態を突き破って、この歴史的な裁判を遂行させよう。