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町で有名な加工食品店

【明慧ネット9月11日】わたくしの知り合いの一人は、法輪功の学習者で王宇さんと言い、加工食品店を経営しています。開店中は、自分の言行が人々に、真相を知らせるための窓口でもあると考えています。また、品質がよく、価格も適切で、店員の服装は清潔で、接客が良いと言われています。このように言行により、人々へ大法の素晴らしさを感じさせています。人から人へと伝わり、彼の店はすぐに有名になりました。一人の法輪功学習者が、経営している加工食品店は、清潔で、安心であり、信用できるということが知りわたりました。

“SARS”の流行期間中、当地の人に、法輪功学習者が売ったものを食べると、“SARSに伝染しない”という噂が流れました。遠路買い物に来る人もいましたし、子供までも食べ物を買うなら、絶対に法輪功の人のものを買うということもありました。テレビの“焦点談義”で、法輪功学習者が毒を投げ入れるという一件を放送しましたが、人々は、「嘘ですよ。私たちは法輪功の人を知っています。法輪功の人が売っているものを食べることが、何よりも安全です」と憤慨していました。

去年の正月、街へ買い物に行った女性が、ある物売りに勧められると、「あなたの物は買いません。法輪功の人が売るものを買います。品質も良く価格も安く安心です」と言ったそうです。商売敵と言う言葉がありますが、王さんの店の隣でも同様の加工食品店がありました(法輪功学習者ではありません)。人々は皆王さんの物を買うため、この店のものは売れず、店主は悩みました。王さんは「商売の手段により、人々に真相を知らせるのであって、お金を儲けるためではありません。しかも、この人にも親戚や友人もいます。もし、わたしのせいで、店を閉めることになったら、多くの人が大法を恨むかもしれず、助けられなくなるかもしれない」と思いました。

そこで、王さんは出店する量を調整し、同業に生きる道を授けました。多くの人が王さんの商品を購入するために来ますが、売り切れになったら仕方なく、隣の店に買いに行くしかありませんでした。この店主はとても感動しました。王さんは「わたしたち法輪功学習者は、常に他人のために考えています」と彼に言いました。その後、この店主は、しばしば会う人に向かって、「やはり法輪功の人は良い人です。他の人だったら、閉店に追い込まれていたでしょう」と言いました。

王さん住んでいる町には下水道がなく、汚水は垂れ流しです。自分の家の側に穴をあけ(決して交通の妨げにはなっていません)、汚水を流し込むようにしました。母親は、「水による地盤の緩みで家が倒れるかもしれないよ」と言いましたが、王さんは「大丈夫です。修煉者は他人のために考えるものです」と答えました。ある日、仏教を信仰する人が通っていきました。他のところには汚水が溜まっていましたが、ここだけがきれいだということに気がつきました。近所の人により、王さんが穴を開けたことを知ると、「やはり法輪功をやる人は素晴らしいですね」と感心しました。その後、他の法輪功学習者が、この人に真相を伝えた時に、この人は「あの穴を見てから、法輪功が素晴らしいということは十分に分かっていました」と言いました。

王さんは、法輪功を修煉する前に、一人の因縁の深い人がいました。修煉後、王さんはその人に声を掛けましたが、無視されました。ある日、その人の孫が買い物に来ました。翌日、その人の息子の嫁が、「昨日買ってきた物には砂が入っていました」と言いました。王さんは「すいません。それは捨てて下さい」と言いながら、新たに同じものを渡しました。2日後、本人が喜んで買い物に来ました。王さんが真相を伝えると、その人は、「法輪功が素晴らしいことは分かっていますよ。テレビの番組が嘘を付いています」と言いました。

王さんが、修煉し実行してきた“正念・正行”は、周囲へ善なる影響を与え、皆が彼の言うことを信じています。少しだけ話しかければ、お客さんはすぐに真相を理解してくれます。真相が分かった人々は、王さんの話したこと、また、自分で見たことを他人へと伝えます。ある日、一人の学校の先生が買い物に来ました。真相を伝えると、話し始めたばかりところで、「あなたの人格を信じます。あなたがやっている功法は、絶対に素晴らしいものと思います」と言いました。

このようなこともありました。ある人が、「法輪功が素晴らしいことは分かっています。あの人(王の隣に住んでいる人)は、法輪功が素晴らしいことをどこへ行っても伝えていますよ」と言いました。王さんは、まだ隣人には真相を伝えていないことを思い出しました。後日、尋ねてみると、王さんの言行により、法輪功が素晴らしいということを判断し、他人に伝えたと言います。今、王さんの住んでいる町の人(3,000〜4,000人)の約8割の人は真相が分かりました(人から人へと伝わってもいます)。ある人は、真相資料をもらいに来て、互いに回し読みました。またこの人たちを通じて、真相は親戚あるいは友人らへと伝わっていきました。

ある人が、王さんを訪ねてきました。「あなたのことを他人に伝えたいが、法輪功を修煉する為、何回も迫害されたことを言うと、マイナスになるのではないかと言うことを心配しています」。そこで、「大丈夫ですよ。事実の通りに言ってあげてください。良い人間が逮捕されたり、殴られたり、監禁されたりすることは、良い人間を迫害することの証明となるでしょう」と話ました。すると、その人は、「そうですね。その通りに言います」と言いました。

警察は何回も王さんを迫害しようとしましたが、当地の幹部が許しませんでした。「あなたたちが、彼を連れていってしまったら、私たちはこの素晴らしいものを食べることが出来ない」。直接法輪功のことを管理している国家幹部まで、次のように言いました。「この人は良い人です。彼に迷惑を掛けないように」。以前、王さんを監禁した幹部は、逆に真相を伝えられたことで法を得ました。彼の娘婿は、ある町の治安員です。この町は、真相の資料を配る人を見つけたら、2,000元の報酬をもらえるそうです。しかし、この幹部は娘婿に、「あなたはこのような悪行をせず、真相資料を配る人に会ったならば、安全なところまで送ってやって下さい」と言いました。

自分の言行で大法を正すということ

わたくしが王宇さんのことを記述したのは、皆さんと一つの問題を討議したい為です。現在、大陸で真に修煉する人は何千万人もいます。皆、親戚、友人、隣人、同僚、同級生らを加え、何10万、何100万以上の人数に上ります。もし、私たち学習者が皆“正念・正行”で、大法の素晴らしさを現したならば、もっと多くの人が助けられます。このような少数な学習者がいます。真相の資料を配る量は多いのですが、言行上では良いとは言えず、修煉者らしくなく、周囲の人の理解が得られません。また、邪悪の妨害を招いてしまえば、マイナスの影響ともなってしまいます。もし、私たちは、大法の“真・善・忍”に従って行動し、自分の言行に注意したならば、周りの人は私たちを見て、大法が素晴らしいことを理解することができるでしょう。

今日、私たちが行っている全てのことは、常人の中で良いことをやる為ではなく、大法を正すため、衆生を救い助けようとするためです。ですから、ことを成し遂げるためには、法をよく学ばなければならないと思います。表面上の悪いものを不断に取り除きながら、大法と同化していきます。このような状態となっていけば、私たちの言行は自然であり、にもかかわらず高尚なものでもあると思います。

最後に師父の法でお互いに励まし合いましょう。

「修煉者の現れは純正なもので、多くの人は皆さんの現れを見て、皆さんのことを本当に良いと思ったのです。もし、普段自分の行動に気をつけなければ、皆さんの行いは常人の目にとどまってしまいます。常人は私達が法を勉強する時のように、深くあなたを調べようとしないので、あなたの行いを見るだけです。あなたの一言一行によって、その人が済度されなくなってしまい、大法に良くないイメージをもたらしてしまうかもしれません。私達はこれらのことを考えなければなりません。」 《2002年度ボストン法会での説法》

「もし全ての中国系学習者が普段の行いに気を配り、自分の身だしなみをきれいにし、どんなことを行っても相手に配慮することができれば、それこそ大法弟子の風格です。」
《「中国大使館領事館前での座り込み請願に参加している学習者が行った討論と意見交換」という文章へのコメント》