日本明慧


台湾の新妻が大陸に拘留されている夫の救出を呼びかける

2003年10月22日

【明慧ネット2003年10月22日】台湾の報道によると、台湾法輪功学習者林暁凱は先日上海で友達を訪ねた際中国の公安に拘留された。今日、彼の妻の陳淑雅は、台湾の各界と国内外の人権組織に林暁凱を救出することを呼びかけた。台湾海峡両岸基金委員会の副事務総長顔万進はすでに早急に向こうの関連している部門を尋ねることを承諾した。 

調査によると、林暁凱は現在29歳,国立中興大学土木工事水利研究所の修士で、以前国立成功大学の近海水文センターの副班長を務めており、現在公職人特別試験を準備しているところだ。彼は一人っ子で、人柄が正直で善良であり、責任感も強い,法輪功を修煉して3年あまりになり、今年5月に彰化県地方検査署の観護員を勤める陳淑雅と結婚した。陳淑雅によると,林暁凱は今年9月30日に独りで上海へ観光に行き友達を訪ねた、10月8日に台湾に帰ると予定していた,その間、毎日かならず陳淑雅と電話連絡をとっていたが、台湾に帰る前日の10月7日午後に、携帯電話から陳淑雅に「I will go home tonight(私は今晩家に帰る)」との簡単な知らせが届いたあとは、林暁凱から陳淑雅への連絡が途絶え,行方不明になった。現在すでに2週間を過ぎたと大紀元の記者は10月21日台北で報道している。 

先日、陳淑雅はパイプを通して知ったが、林暁凱は上海市国家安全局に遭ってこっそりと拘留され、理由は不明で、外部とのすべての通信を断ち切られたが、多分林暁凱の法輪功の修煉と関係があると予測される。陳淑雅は10月17日海峡両岸基金委員会に出向いて副事務総長の顔万進に事情を訴え、林暁凱を救出するよう協力を求めた、顔万進はこのことが台湾の人民の基本的人権に関係すると表して、早急に向こう岸の有関部門と連絡を取ることを承諾した。 

陳淑雅は、林暁凱が行方不明になってから、ここ数日は落ち着いて寝食も取れず、火がついたように気がいらいらしていたと言う,それというのも中国共産党の拷問と虐待に遭ってすでに死に至った法輪功の学習者は1600人を上回るためだと言っている。上海市国家安全局は人を逮捕しただけではなく、逮捕した後も家族に連絡せず,家族が尋ねても認めようともしない、家族をどうしようもない状態にさせ、いいしれぬ心理的苦痛をなめさせる、彼女は林暁凱の状況がもっとひどいかもしれないと憂慮している。 

彼女は早急に台湾の各界と国内外の人権組織に林暁凱を救出することを呼びかけて、中国政府に小さい民衆の基本的人権を守ってくれるよう、林暁凱とできる限り速く家族との連絡をとらせ、そしていかなる不法な逮捕も中止するよう望んだ。陳淑雅はまた、林暁凱の事件は決して彼一人だけでなく、同じ境遇の非常に多くの罪のない法輪功の学習者と台湾商人がいると言い,彼女はみんなが共に迫害を阻止することを呼びかけている。