日本明慧


真相説明は質と効果を考えなければなりません

文/大陸大法弟子

【明慧ネット2003年11月15日】法を正すことの進展に伴い、他の空間の邪悪は大いに排除され、多くの世間の人々はすでに目覚めています。甚だしきに至っては真相を理解している人々が我々を支持し始めています。しかし、まだ多くの人は依然として邪悪のうその害毒にごまかされています。大法を実証する大任を背負って邪悪を暴き出して衆生を救い済度する正法時期の大法弟子として、このような情況に直面してとても焦っています。
私達多くの同修は生活を切り詰めて少しずつ蓄えたお金で真相資料を作っています。ところが配布した資料とCDの大半は人々が目にする前に邪悪な悪人に取り上げられています;ある一部の人達は恐れと麻痺の心理から見もしないで投げ捨てています。本当に人の目に触れる真相は限られています。このような情況は邪悪の破壊以外にもあります。同修が真相資料を配布することを一種の任務と見なしていることとも関係しています。配布した資料がすべて救い済度すべき世間の人々に渡ったかどうか、その救い済度された効果が達成されたかどうかを考えなければならないと思います。ただ偏って数量を追求する行為は修煉者の本当の慈悲な体現ではないと思います。

世間の人々は道徳標準や教育程度の相違あるいは邪悪による害毒の深さが違います。私達は一部の同様な内容の真相資料だけを使って一人一人の具体的な状況に適応することはとても難しいことです。真相を説明する時もよく類似の問題にぶつかります。例えば、あなたがある人に一つの問題について説明すると彼はすぐ別の問題を質問します;あなたが二番目の問題を説明すると彼はすぐ次の問題を質問します。このような人は往々にして中毒が深い人です。しかも、私達の真相説明の中で必ず突破しなければならない主な困難要素であります。師父は「今、人を救い済度することは難しくて、あなたは彼らの執着に沿わなければなりません。彼らを救い済度するためには彼らの思想の中にどんな障害でも持たせてはいけません。」と述べました。(《北米巡回講法》)具体的な真相を説明する時、私達は一人一人の具体的な情況によって、相手の心理を伺いその執着を見つけて、正確な切り口を見定めて真相説明を始めるとずっと順調になります。はっきり言うと、真相説明の質と効果の根本は心にあります。

大陸の情況に基づいて、私自身は邪悪を暴き出すことに関して “説明”をないがしろにしては絶対いけないと思っています。師父は「大法弟子が真相を説明する時、口の中から鋭い剣を一斉に放ち、くさった鬼の虚言を暴露し、時間を大切に救い済度し早く真相を説明しましょう」と述べました。(《速く説明をする》)これは真相資料とCDを配布することが適切ではないと言うことではありません。まずしっかりと真相を説明し、その後、資料とCDを配布すると比較的相手が受け入れやすく、得られる効果も良い物ではないかと思います。

家庭の環境があまりよくないため、私は同修と一緒に真相資料配布に参与する機会が少ないのですが、私の仕事と生活の中に真相説明を入れ込んでいます。いつどんな人に会っても最善を尽くして、相手に真相説明を行いました。中には会社の同僚、出張に来ている人、野菜販売人、ガスタンク交換の人等々まで含みます。同修の一人のおばあさんを知っていますが、彼女は毎朝食べ物と水を持って外出して、至るところで真相説明をしています。彼女はバスの中で、駅で、路上で、そして店の中で、公園などでずっと説明をして夜になってやっと家に戻って来ます。それから時間を切り詰めて法の勉強、練功、発正念をします。毎日がこのようです。

私は、すべての大法弟子が慈悲の心を持ってあらゆる場所でどんな相手にも真相を説明すれば、真相は必ず広く全体に伝わっていきます。そうすれば邪悪は身を隠す場がなくなり、救い済度される衆生はますます多くなると思います。