日本明慧


学習者の救援について

文/ドイツの大法弟子 

【明慧ネット2003年12月9日】長い間、私は中国に監禁されている大法弟子の熊偉さんを救援すべきであると思っていたが、心の中に熊偉さんとの繋がりができておらず、本心からこの問題に関わろうとしなかった。熊偉さんが救出されることを期待しているが、心の中ではこの問題について深く考えていなかった。私にとって熊偉さんはだた葉書の上で微笑んでいる若い女性の印象しかなかった。2003年11月末にベルリンで行われた大法音楽会の時から、この状況は変わった。
 
音楽会で、二人のドイツ人大法弟子は“熊偉さんを釈放しろ”という歌を歌った。私の心はこの歌に強く打たれた。この歌のCDを購入し、数日間、ドイツ語と英語で歌った“熊偉さんを釈放しろ”と言うこの歌を数回繰り返し聞いた。そして、心の中に固まっていた物が溶けてきて、涙で目が潤んできた。私は学習者が中国で受けている迫害を知って心を打たれた。学習者が虐待されている様子が一枚、一枚画像のように目の前に現れた。この瞬間に私は今まで受けた事の無い感動を覚えた。
 
このことによって、私は自分の心を開いた時、始めて本当のことが感じられることが分かった。