日本明慧


発見し難い悟らない状態から抜け出す

文/大陸大法弟子

【明慧ネット2003年12月18日】長い間、邪悪に保証書を書き、完全に大法の反対側に行くことこそ邪な悟りだと思ってきたが、いまさら、現段階において、思想の中に正法の基準に達していない全ての認識は良くないもので、ただ度合いが違うだけで、早めに認識しなければ非常に危険であるとはっと悟った。それは物質と精神は同一のものだからである。

私は1999年7.20以降、初めて北京へ陳情に行って拘束された大法弟子で、2年間心身共ににいろいろと迫害され、期限を超過し監禁されて、2001年8月全国で初めて無条件に釈放された決意を固くもった大法弟子である。迫害されて流浪する時ずっと大法の仕事をし、自分は法理をはっきりと認識し、自分は正法の過程に合わせて歩んでいる比較的合格の正法時期の大法弟子だと思ってきた。しかし、転んだり、失敗したりする正法の途中で、私はついに「私も危険の中にいる悟らない者だ」ということが分かった。

私は修煉過程において、学法を比較的に重視し、三つの事もやっている。しかし、発見し難い強烈な執着心、自分が向上したい目的を持って学法するから、仕事をしている過程で、心性の向上が遅いことを発見した。同修も私に法はたくさん勉強するが変化は小さいと言ってくれた。修煉の中で名、利、情の困惑から抜き出るのは容易なことではない。学法の基礎や法に対する堅い信念、及び師父の忍耐と代価によって、大関大難を乗り越えて来たが、その中の苦痛は想像出来ない。なんとなく自分は旧勢力が按配している道を歩んでいるように感じたが、しかしどのように旧勢力の按配を突破し、師父が按配してくれた正法の道を正しく歩むことができるだろう?

私は自分の修煉状態を根底から変えなければならない。私は午前中にずっと反省し、自分が大法修煉に入る時の目的、北京へ陳情に行った目的、残酷な弾圧で今まで修煉を堅持する原因、こんな殊勝な正法修煉の中で時時茫然と感じ、心から苦しく辛く感じる原因等を探した。いくら考えても分からなかったので、「明慧週刊」を見たところ、邪な悟りについて論じた様々な文章があった。その中に根本的な執着に関する文章が一つあった。私はこの文章を見たことがあるが、自分とあまり関係がないため読まなかった。この文章を何回も読んでから、師父の経文「時間との対話」、「円満成就に向かって」、「導航」等を復習したら、私はずっと個人修煉の状態に陥っており、ずっと旧勢力が按配した道を歩んでいたことがふっと分かった。

私は、数年間ずっと小学生の教科書を持って大学で勉強しており、自分に対する根本的な執着を突破しなかった。自分が脱出して、個人の円満成就の出発点から正法の仕事を行い、心には大法と取引する汚い心理状態を隠しているので、これは「有為」中にお寺を立て神様に拝む宗教を信じる人と全く同じであろう。私は自分の過ちを責め咎め、がっかりし、「これまでの努力が無駄になった」と自分の得失を重んじる状態に陥った。師父の慈悲を思い出し、「私は必ず彼を円満成就させる。」(『2003年旧正月十五日米国西部法会での説法』)、師父は『転法輪』の中で、「いっぺんに認識できれば、それに越したことはありませんが、徐々に悟ってもかまいません。」言われたのを思い出した。しかし徐々に認識すると、師父は弟子のために非常に多い心血を払わなければならいない! 私はだんだん奮い立ってから、基点を正し、正念正行し、正法に溶け込んだ。基点を正してから法を勉強すると邪魔も小さくなり、名利情などいろいろ方面の邪魔も小さくなった。しかも、真相を明らかにする仕事もますます熟達になり、平然と捨てた後の超然な境界を本当に体験した。

次は正法の仕事において発見し難い誤りに頑迷に固執している思想状態について簡単に話したい。

事業発展の類:この類の特徴は学法や煉功、発正念を無視し、ひたすら仕事に夢中し、正法の仕事を正法修煉とする。この類の人は名誉を求める心が強く、表面的には法を正しているが、実は正法の仕事をすることによって自分の能力をひけらかそうとする。この類の人は等級観念が強く、知らず知らずに自分を企業の指導者とし、他人や金銭を支配する欲望が膨張する。邪悪はちょうどこの人心に合わせて多量な仕事を按配してくれ、彼を仕事に夢中にして学法する時間がなくなる状態に陥らせ、忙しくて法を勉強する時間がない悪循環に陥らせる。

個人修煉の類:正法修煉において、この類の人はいろんな方面から邪魔される。この類の人は学法を重視し、煉功、発正念にも積極的に参与するから、精進しているように見えるが、実は自己円満成就の心が強く、求める心を持って正法に参与する。この類の人は往々に心性の関の困惑が多い。旧勢力は個人修煉の自己向上を第一性とすることを利用して、いわゆる心性試練を按配したので、衆生を済度する時間がないように彼のことを按配する。

情に迷う類:肉親の情に執着する人、家庭の邪魔が多い人、激しい場合は真相資料の仕事に直接影響を及ぼし、全体の正法の仕事まで煩わす。男女の情に執着すると、変異の思想に支配されるので、邪悪はこの執着を利用していわゆる情の関を按配し、うわべだけの現象や誤解、トラブルなどを作り出す。その目的は彼らの精力を内部で消耗させて、正法を邪魔し、衆生済度を邪魔する。一部の人は常人の状態に符合して修煉するという口実を持って、情に深く惑わされて抜け出せない。

安逸心を求める類:この類の中に、財産に執着すると、旧勢力は彼の商売を盛んにし、彼をお金儲けに夢中させることによって修煉の意識を弱めさせる。安逸な常人生活を求める人には、旧勢力は彼を家事や常人の複雑なやり取りに夢中させ、学法や発正念をおろそかにさせる。修煉するか修煉しないかの状態にいても、自分はこれは常人状態に符合して修煉すると思うが、旧勢力の目的は彼にだんだん修煉を放棄させることである。

超能力に執着する人もいれば、高い次元の法理を「悟る」に執着する人もいれば、明慧ネットに抵触する人もいる。この類の人は、誰でも自分に執着し、本当に人間から抜け出しきれていないので、みな現段階において取り除かなければならない不正な思想である。