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韓国の法輪功学習者が江沢民氏及び610オフィスのリーダー羅幹氏を告訴した

文/韓国の大法学習者

【明慧ネット2003年12月27日】2003年12月26日午前、韓国法輪大法学会がソウル市プラザホテルにて、記者会見を開き、江沢民氏及び羅幹氏に対する訴訟が、ソウル地方裁判所に受理されたことを発表した。
記者会見場 訴状 来場の記者

午前11時、新唐人テレビ局制作の“偽の火”(False Fire)という作品を上映し、2001年1月23日に起きた“天安門焼身事件”について、“焼身”の過程におけるいくつかの疑問点を取り上げ、詳細な分析により、この事件が江沢民政権による、法輪功を陥れるための捏造劇である可能性が、極めて高いことを示した。また、この事件が江沢民政権による法輪功を全面的に弾圧する口実になった上、世界の人々まで騙すことに至っていることを示した。この作品は2003年11月18日に第51回コロンブス国際映画テレビフェスティバル栄誉賞を受賞された。

会見に当たり、韓国法輪大法学会スポークスマンの呉氏は、「各界有識者の皆様及び中国大使館員の方々ようこそ。この機会を通じて、法輪功の真相をより一層理解して頂きたい」と述べ、1992年5月13日李洪志先生により、公に伝えられてからの発展、その後迫害を受け、江沢民氏を告訴することに至るまでの情況について説明した。

「法輪功は健康増進への効果が高く、社会に於ける道徳観念の向上にもプラスとなるため、1999年までの7年間で、中国政府による統計によれば、中国国内だけで共産党の党員数を上回る1億の人が、法輪功を修煉していることが分かった。これ故、猜疑心と嫉妬心の強い江沢民氏は恐怖を感じて、数々卑劣なでっち上げを作り、1999年7月20日から、法輪功に対し全面的な弾圧が始まった。しかし、残酷な弾圧に直面して4年が過ぎた現在でも、法輪功学習者は依然として、平和かつ理性的な抗議をし続けおり、その上法輪大法は世界60数ヶ国に広がっている。現在、“法輪功迫害追跡調査国際組織”及び“江沢民氏を審判する世界連盟”が、相次いで成立され、江沢民氏を審判する動きが世界各地へと広がった。韓国は、米国、ベルギー、スペイン、台湾、ドイツに継いで、江沢民氏を告訴する国となった」。

「この訴訟案は、大韓民国が1951年12月22日に加入した“集団虐殺罪の防備及び懲罰に関する条約”及び韓国国内の刑事法に則ったものである。本件は、韓国法曹界からの支援を受け、僅か3日間で187名もの弁護士の方々の署名を頂いた。今後の道がいかに波乱含みで、困難に満ちたものであったとしても、全ての法輪功学習者は、世界の善良で正義感のある人々と手を携え、江沢民氏及びその共犯者を歴史的法廷の場へと立たせるものである。我々は“正義は必ず邪悪を打倒し勝利を収めるもの”と信じている」。

最後に、韓国法輪大法学会責任者である権洪大氏が、韓国法輪大法学習者を代表して、“集団虐殺罪”の罪名で、江沢民氏及び610オフィスのリーダーである羅幹氏を告訴することを発表した。来場者へ裁判所の受理証明書を見せ、第一段階の手続きが完了したことを示した。そして、原告の張淑氏及び法律関係者と共に、記者の質問に回答した。

今回の記者会見には、《大韓新聞》、《ソウル経済》、《世界日報》、《韓国日報》、《宗教新聞》、《ネット新聞》各紙記者及び一部の法律関係者、また、中国大使館の官員2名も参加した。