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大陸の国家公安員の実態

文/大陸大法弟子

【明慧ネット】最近、明慧ネットは、海外の法輪功学習者が、中国で国家安全機構に迫害された事実を報道した。海外の法輪功学習者が理由もなく、迫害されたことに心が痛むと共に、卑劣な手段を講じていることに怒りを感じる。善良な人々がいわれのない迫害を受けないために、知るところの国家安全機構の内幕について述べてみる。

一、 大陸の公安は本当に国家安全のためであろうか?

国家安全機構はその性質により、行われたことは皆秘密にしている。その運営も同じであり、安全部内の各部局は直接、各省、市、町を指導しており、同レベル間では互いに干渉していけない。しかし、江沢民氏は、彼個人の目的を実現するために、この特徴を利用して、直接各地の国家安全部門をコントロールすることにした。

例えば、浙江省寧波市の国家安全局の人は、我々の仕事は江沢民氏が授けてくれたものであり、我々は江沢民氏一人に対して責任をとると言った。

陝西省国家安全局の人は、法輪功学習者への迫害は、皆江沢民氏によるものであり、我々は主に法輪功学習者を尾行・監視し、またその連絡人を調査することである。監禁や拷問というものは、警察がやることであると言った。

広州市国家安全局の人は、近年国の経済状況が良くなり、我々にも多くの先進設備を与えてくれた。まさか、これらの設備が法輪功学習者に用いられるとは思わなかったと言った。

重慶市国家安全局に、新規採用された大学生は、毎日の仕事は他でもなく、数人の老女の雑談を盗聴することであり、本当に退屈であると言った。

上述のことから、国民の税金を費やした国家安全機構は、本来の国家安全のために運営しているではなく、江沢民氏一人のために運営しているとも言える。

二、 いかにして台湾の情報を収集するのか?

林小凱が述べたことは人々を驚かし、台湾には大陸のスパイが溢れているような印象であった。実際はそうではない。大陸の国家安全局に情報を提供する者は、利用された台湾商人などである。では、これらの商人をいかに見つけたのだろうか?他でもない彼らは、盲目的に大陸に投資しに来たのである。彼らの素性がどうあれ、大陸に入った瞬間、直ちに様々な角度から監視されることになる。同時にスパイは友人などを偽って、積極的にこれらの商人と連絡をとり、情報を探る。便宜を与えるという約束をして、利用価値のある商人を丸め込む。これらの商人の活動は、完全に把握され、一旦道徳に外れた行いをしたならば、スパイに口実を提供することになり、結局これらのスパイの言いなりになるしかない。

三、 海外の法輪功学習者が大陸に行く情報を獲得するのか?

1. 2000年から、新しい電話監視システムが広範囲に使われ、それは無線と有線の両方を含む。インターネットと国際電話を24時間の監視を行う。

2. 空港、郵便局、ホテル、各種の国際商務センターに監視機械を取り付け、パソコンとインターネットを利用して、毎日新たに増加した人員を国家安全機構のパソコンまで送り、疑わしい人物を類別し、データベースを作り上げる。

3. タクシーの運転手やホテルの従業員に、定期的に国家安全のトレーニングをし、告発カードを配り、疑わしい情報を発見したら、直ちに告発するよう要求している。

4. 各国有企業、国家機構、民間企業と会社に、国家安全機構が派遣した者がおり、彼等の主な仕事は当該組織の従業員の思想動向を把握することである。

このような厳重な監視の下、ブラックリストに掲載された海外の法輪功学習者が、大陸に入ったら非常に危険な状態となる。