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「33歳の女性の法輪功学習者」拷問によって死亡
夫は未だ拘束のままであり、9歳の息子とお年寄りの両親が取り残された

【明慧ネット】2003年4月、唐発芬さんは、中国強制労働収容所で殴打され、拷問で受けた傷害によって死亡した。

唐さんは法輪功学習者で、四川省彭州市蒙陽鎮三村四組に在住していた。2002年2月、彼女は蒙陽鎮役所に拉致され、その後、違法にも4ヶ月以上拘束された。中国の情報筋によれば、唐さんは拘束から脱出したが、彼女の名前は彭州市国家安全局の「指名手配リスト」に掲載された。それで、唐さんは更なる迫害を避けるために、やむなく9歳の息子及び年配の両親を残して、家を離れた。

2002年10月7日、唐さんは中江県で法輪功への迫害情報を掲載しているビラを配っていた時、再び逮捕され、蒙陽鎮役所に送られ、そこで残酷に拷問されたという。

体に傷跡と打撲傷に覆われた彼女は、彭州市洗脳センターに移送された。

2003年3月3日、唐さんは強制労働収容所で二年過ごす判決を下され、資中鎮楠木寺女子強制労働収容所に送られた。彼女はそこで拷問され、瀕死の状態に陥った。

強制労働収容所は、唐さんが危篤状態に陥ったので、二度にわたり彼女を地方の役所に戻そうとしたが、役所は拒否した。彼女の家族が交渉することによって、ようやく彼女を家に連れ帰った。

家に戻ったわずか二日後、2003年4月12日午後5時ごろ、唐さんはこの世を去った。

遺族は、彼女の葬式を準備するために、彭州市洗脳センターに監禁されている彼女の夫(彼は法輪功を実践するためにここで拘束されている)を釈放するように要求したが、この要求は拒まれた。