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大連市金州区刑務所は法輪功学習者に非道な虐待を繰り返している

文/大連大法弟子

【明慧ネット2004年1月17日】2000年の12月末、金州区刑務所に不法に拘禁された法輪功学習者は、集団で絶食を行い、この理不尽な迫害に対し抗議を行うと共に、無条件で釈放するよう求めました。この刑務所では、学習者に毎日18〜20時間もの重労働を強いているのです。これに驚いた県公安局長の範氏は、絶食を率先して行ったものを特定するため、刑務所に出向いてきました。特に、北京へ平和的な陳情に行き、逮捕された二人の学習者(張春花さん、譚樹雲さん)に注目しました。

副所長の王文奇の命令により、多数の刑務官と担当医の張書権らは、20数名の学習者に対し暴行を加え始めました。暴行に加わった者は、張書権、鞠文洋、高遷らなどで、他の多くの者の名前は分かりません。彼らは、学習者を殴り蹴り、板状のゴムを鞭のように振い、顔面や頭部を容赦なく打ちました。このゴム製の板が顔面に当たると、顔の肉が引きちぎられる様な強烈な痛みに襲われます。

学習者たちは、目が充血し、真っ赤になり何も見えない状態となったり、顔が腫れ上がり変形し、鼻は痣だらけとなったり、全身が傷だらけといった酷い状態になりました。さらに、張春花さんと譚樹雲さんの二人は、3日間もの間残忍な刑具を着けられました。この刑具を着けられると、横になることもできなければ、食事をすることも動くこともできず、一つの姿勢しかできません。

ゴム板の他の刑具としては、刑事犯らに“奮疾”と呼ばれている刑具があります。約30cm四方の鉄製の台で、四つの角には、それぞれ厚い鉄板で作られた手錠が取り付けてあります。二つが手錠であり、もう二つは足枷になります。少しでも錠を動かすと両手と両足の肉は、えぐられたかの様な激痛が走ります。歩く時の体は、90度近く腰を曲げ、お尻を上げ、顔を下にし、両目は足先の地面しか見えません。1歩前に進むのに5〜6cm程度しか踏み出せません。捻られ、挟まれ、皮膚は擦られ、耐え難い苦痛を受けます。(下図参照)

2001年5月初めに、金州区登沙河鎮で学習者が法会を開いた際、一度に多くの学習者が逮捕されるのを目の当たりにしました。翌日、金州区610オフィスのリーダーである高明喜、劉影らが中心となり、登沙河の学習者一人ひとりに非道な尋問を行いました。この尋問から戻ってきた女性の学習者ら(畢金蘭さん、李玲さん、王桂香さんなど)は、一様に目も開けられないほど、顔全体が紫色に腫れ上がり、水脹れも出来、見るもむざんに変形していました。秦淑梅さん(60歳前後)などは、顔面が二ヶ所も切り裂かれ出血していました。610オフィスの者たちは、5〜6cm幅の竹製の板を使い、学習者の顔面や頭部を痛打し、師父と大法を罵るように強い、法会に参加した学習者の名前を告げるよう強いたのです。 

善には善の、悪には悪の、報いがあるというのは天理なのです。大法を迫害し、学習者を迫害した全ての悪者は、必ず天理による懲罰と道義による審判を受けることになります。