日本明慧


正しくない心を取り除き、純粋な心で人々を救う

ドイツ修煉者 鬱明


「明慧ネット2004年2月2日」パリで身柄を拘束された事件に関して、皆さんと交流したいと思う。その時、私は警察のパトロールカーの中に座っており、少し憤懣の気持ちがあった。アメリカの修煉者が、「我々の心が平静であればこそはじめて警察に真相をよく伝えられる。もし、我々が腹を立てていれば、常人はどうして平静な気持ちで、我々の話を聞いてくれるだろうか?」と私に注意してくれた。

 ドイツに戻ってから、自分の体験は邪悪を暴き出す良い機会だと思い、新聞社へ行くことにした。その途中、我々のために我々の方が正しいと記者に主張してもらいたい気持ちが私の中に強くあった。だから、最初の新聞社の記者が、我々がフランスで遭遇した事件を聞いた後、「ここは苦情を訴える所ではない、フランスの領事館に行った方がよりいいですよ。我々はローカル新聞社であり、あなたが先に言ったような国際問題を解決する所ではない。ただ4時間の拘束はとんでもない。40時間の拘束も昔はあったよ」と答えたので、もうこれ以上何も言うことは無く、黙って新聞社を後にした。

 新聞社を出た途端、修煉の外部環境はほかでもなく、修煉者その人自身の修煉状態の反映であると意識した。「私は何故ここへ来て彼らに自分がフランスで遭遇した事件を伝えるのか?」と自問した。一人の修煉者として、人間の心、私心などが出てくると、助けようとしてくれる人は誰もいない。私はだんだん理性的になり、私がマスコミに真相を伝えるのは他でもなく、迫害を暴き出し、法輪功の真相を伝えるためである。師父は2003年アトランタ交流会での説法で「真相をはっきり伝える最も主要な目的は衆生を済度することである。」と明確におっしゃった。私は衆生のためにこの世に来たわけである。

 その後、私は二つの新聞社を尋ねたが、記者の態度は全く違っていた。一つの新聞社は、日を改めて私と夫が遭ったパリでの事件の詳細について、更にインタビューの意向を表明した。もう一つの新聞社は我々がパリで撮った写真に興味を示し、我々が話した事実と写真をそのまま新聞に載せると約束した。