日本明慧


身体障害の大法弟子、晏宇涛の沙洋範家台刑務所での見聞

文/大陸大法弟子晏宇涛

 【明慧ネット2004年2月13日】湖北沙洋範家台刑務所が利用している犯罪人の用心棒のことを、自ら彼らを他の刑務所区で“預かることができない鬼”であると言っています。彼らは減刑という誘惑の下で、したい放題に大法弟子を苦しめています。大便を口に入れ込む、死に物狂いで唐辛子味噌の瓶を肛門に入れる、ちょっとでも居眠りをしたら水道水をかける……こんな状況にも関わらず大法弟子は、慈悲の心をもって真相を説明して彼らを救い済度しようとします。しかし、一部の犯人の善念がやっと見えたかと思ったらすぐ刑務所に消されてしまいます。小7分刑務所区で、長くない間数百数千回を超える大法弟子に対応する暴力傷害事件が発生しました。しかし、人を殴った凶悪犯達は称賛や奨励または減刑までされています。

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 私は一人の身体障害者の大法弟子です。1990年交通事故で左足高位の切断手術を受けましたが、法輪大法を修煉し始めてから私は心身ともに受益しました。2000年、私は信条を貫いたため、湖北沙洋範家台刑務所に拘禁されました。当時50数名の同修がここに拘禁されていました。

 圧倒的多数の大法弟子は刑務所4区の7分監視区(范家台刑務所は八つの監視区に分けられている)に集中的に拘禁されています。すべての監視区の中は、室内を含めて赤い色の広告用ペンキで大法と大法師父を侮辱する邪悪なスローガンがいっぱい書いています。修煉者一人ごとに他の監視区から移動されて来た犯人2人か3人が24時間体制で影のように離れずに監視と抑制をして、悪警察達の配置した迫害を行っています。対処し難しいと判断された大法弟子にはもっと多くの犯人と悪警察が取り囲んでいます。

 最初のころ、悪警察達は犯人に対する命令はとても直接的で明確で、煉功さえすれば殴れ、殴って問題が起きても自分たちが庇って上げると言いました。後に犯人達はこれに対して完全に飲み込みました。悪警察達はまた比較的責任を逃れやすい言い方に変えました。たとえば、「彼に圧力をかけて」、「彼は損してないよ」などの間接的な言語で命令を出しました。あるいは犯人達の気の向くままに当たり散らかすようにさせて、彼らが自ら犯人を集めて悪い知恵を働かせて私達を苦しめるまでに至りました。その他の監視区では、人を殴るものは全部閉じられて、もし殴ればその年の減刑資格を取り消されます。しかし、私達の大法弟子を拘禁している監視区だけは、大法弟子に対して犯人達がいかに残忍に殴って、何回殴っても、実質上の処罰を受けません。甚だしきに至っては人を殴るのが彼らの“仕事”になってしまいました。

 私について言うと、前後合わせて数十回めった打ちされたことがあります。樊耀平という用心棒の犯人は、乙型肝炎をわずらっていますが時には人を殴りながら濃い痰を吐いて、それを足に踏み付けて、また私の顔や口の中に塗り付けます。あるいは直接私に吐いて「あなたに肝炎をあげるよ」と言いました。彼は毎回人を殴るとき、頭部を打ちます。私の母は二度面会に来て、打たれて腫れ上がっている私の頭を見て、心が痛んでただしきりに涙を流しました。私は母の心がとても辛いことを知っています。

 実のところ、母はまだ殴られて顔全体が血まみれになっている私を見たことがありません。悪警察達は母に見させることなんてしません。時にはこれらの凶悪犯達は丸一日殴り続けます。殴りながら大法資料を中傷して、殴り疲れたら食事に行きます。ご飯を食べて交替で来たらまた引き続けて打ちます。私を最も凶悪に殴った犯人樊耀平は、今年の刑務所“積極的改造分子”に選ばれて、1年の減刑をされました。悪警察達はこれで他の悪を振り舞っている犯人達に勇気を与えました。私は刑務所の中で1本の足に頼って、跳んで歩くことしかできませんでしたが、彼らは私のような身体障害者にでさえこんなに残忍で、四肢が健全な大法弟子はどれだけの苦難に遭っているのか容易に想像がつきます。50数名の大法弟子は何回打たれたことでしょう? 数百回、それとも数千回を超えているのか私もよく覚えていません。私はその時7分監視区の暴力傷害事件は間違いなくその他全ての監視区の数年来の総計よりも更に多いということだけは知っています。かつてある所の共産党紀律検査委員会書記であった同修の廖元華はかつて私と同じ監視室に拘禁されました。

 彼に対する悪人の迫害は范家台刑務所でも有名です。彼は悪警達に立入禁止室に投げ入れてから、もっぱら彼に5、6人の犯人が交替で彼を苦しめました。彼は足かせと手錠を掛けられたまま殴られて、卒倒したら彼らはまたアルコールを鼻に入れ込んでむせさせて、目覚めるとまた迫害を続けます。大便を食べさせて、唐辛子味噌の瓶を死に物狂いで彼の肛門の中にいれて、彼に用を足すように強制します。当時彼の足は焼き焦げていました。このような情況下で、やつらはひっきりなしに師父と大法ビデオを中傷して、彼に精神的な苦痛を与えました。これらの悪事を働く邪悪は、恥しらずに他の犯人に人を苦しめる能力を誇示します。人に興味津々に思い出しながら、「彼らは真、善、忍で良い人間になると言っている。私達はもっぱら彼らと逆に、嘘、悪、邪のもので彼らに対応する。嘘を言ってでたらめのことで彼を侮辱する、彼らが受け入れないものばかりで彼らをからかってやる……」

 方振超もよく犯人と看守達が口にする大法弟子の一人です。誰もが彼は殴られことを恐れないことを知っています。本当に堅固で降伏しません。彼はいつも一言「法輪大法は素晴らしい」と叫ぶと一群の犯人が来て彼を取り囲んで下に殴り倒して、またいっしょに足で蹴ったりします。しかし、彼は立ち上がりながら続けて「法輪大法は素晴らしい」と大きく叫びます。良い人間として食べるべきではない刑務所のご飯を食べないため、彼は何度も絶食しました……。

 用心棒達はあれこれと私達大法弟子を精神的に苦しめています。たとえば、長時間眠らせないで、大法を誹謗したビデオと大法を中傷した本を見るように私達を強制します。××党の功績や徳をむやみにほめたビデオを集団で見るようにして、いわゆる“犯人意識”を強化すると言っています。様々な恥知らずの要求(例えば、列に並べて刑務所の規則を暗記させる)を出して、実際には徹底的に私達の人格の尊厳を剥奪しています。彼らはひっきりなしに、下品なののしり、酷い重労働と残酷な暴力を加えて、毎日繰り返してしかも絶えず新しい手段を加えながら苦痛の度合いをアップしました。あの“積極的改造分子”は、熊建平という名前の大法弟子を眠らせないために、使い捨ての注射器で水道水をいっぱい詰めて、熊建平が目を閉じると水道水を注射します。もちろん人を苦しめる方法はまだたくさんあります。

 私はここに来たばかりの時は、毎日3時間しか寝ることができませんでした。ひっきりなしの殴打と罵り、大法のデマを飛ばしたビデオを見るように強いること以外にも、“車輪式談話”という疲労戦術がまだあります。またレンガ工場に行って7,8時間の重労働をしなければなりません。状況がこのようであっても、私は依然として自分の崇高な信条を貫いて、邪悪の迫害を防ぎ止めて、卑劣な嘘のビデオを見ませんでした。嘘、悪、争いがあふれている邪本を読まず、監獄の規則を暗記せず、監獄の歌を歌わず、後には労働、名呼び、報告にさえ参加しませんでした。

 民衆が汗水たらして稼いだ金で建てられた范家台刑務所は、もともとは社会の安定を守って、犯人を悪事から正し再び良い人間にならせるべき場所なのに、実際の情況は正反対でここは良い人を殺害して、人の道徳を喪失させて、人間の良知を消滅させて、人を鬼にさせる邪悪の巣なのです。

 ここの監獄は犯人達を甘やかして、放任しているために良心をすっかり失った犯人達はみな7分監視区を得のある仕事だと見ています。犯人達は他の監視区で死にもの狂いで働かされて、最高でもわずか27%の減刑比率です。しかし、7分監視区では大法弟子を迫害さえすれば、働く必要もなく、見張りと用心棒でいればすむのです。用心棒達はほぼ全員減刑される機会があります。7分監視区に移動されてきた犯人は、彼らに言わせれば、大部分は他の区で“預かることができない鬼”なのです。けんかし、病気を装って仕事をしない、機会を狙って脱走する、人倫を乱して甚だしきに至っては自分の実の娘を強姦する・・・・どんな人間でもいます。彼らは自身でさえ自分達は人間のくずであって、どこに行っても人に軽蔑されるとわかっています。しかし、ここは彼らの演技空間になって、自分達は価値があると感じています。利用されていることを知っているにしても、彼らは監獄側に感激の涙を流します。私達多くの大法弟子はみんな彼らの残酷な迫害の中でも、彼らに大法の真相を説明して、最大限度に彼らに真相を知る機会を与えて、慈悲に彼らを救い済度しようとしました。なぜなら、看守であろうとも犯人であろうとも確かに一部の人は江氏ごろつき集団の嘘に騙されてこのように振り舞っているからです。彼ら自身も可哀相な被害者なのです。しかし、真相をわかった人が少しでも私達に同情の気持ちを表して、ちょっとでさえ悪いことをしたがらないとすぐ悪人の脅しと排除に遭います。

 悪い事であると知っていながら悪事を働く恥知らずの警備員は、「あなたが正しくても、私はあなたを手伝うことはできない。さもなければ私の生活はどうなるのか? 私の家族はどうする? 私があなた達を手伝って私の身内にご飯さえ食べられないようにしろって言いたいのか? それでは彼らにあまりにも残忍だとあなたは感じないのか?」と理由ありげに私に言いました。まるで自分の家族と目先の利益のためには良心を裏切って良い人を殺害して悪事を働いてもかまわないようです。しかし、彼らは将来に自らが罪から逃れることができないことに思いついていません! 法を正す勢いの急激な訪れに従って、国内外の大法弟子は心を合わせて協力して、もっと多くの人が真相を分かり、一部のまだ良知を持っている警備員ももう悪いことをしたがりません。邪悪の勢力はどんどん孤立して、悪警察達はびくびくして、人を殴ったり、罵しったりなどのことは彼らが犯人に指示してやったことではないと責任から逃れるためのうそを言います。家族が面会に来る時、彼らは偽善な様子を見せ、私達に関心を持って深く気を配るふりをします。私達におかずを持って来て、家族達に私達を殴ったり、ののしったりしないと騙します。しかし、彼らの胸がむかつくような恥知らずの演技は鉄のような真実を覆い隠すことができません。7分監視区の中で、短い間に数百回数千回の大法弟子に対する暴力傷害事件が発生しましたが、人を殴った凶悪犯達はいかなる処罰も受けていないだけではなく、かえって称賛と奨励をえ減刑されています。

 私が経験したこれらの苦難は、私を迫害した悪警察達でさえ、1999年の迫害の初期にここに入れられた大法弟子達が受けた残虐な体刑と比べものにならないと言っています。当時あれらの大法弟子がどれだけの迫害を受けたのか想像が付きます! 刑務所の中では迫害の情況の言い合いは厳禁されているため私が述べた以上の迫害の真相は、ただ氷山の一角に過ぎません。私はすべての正直で善良な人々が私達と一緒に共に迫害を暴き出して、湖北沙洋範家台刑務所の大法弟子が受けている残酷な迫害を制止するよう期待しています。人権、道徳と良知を踏みにじっている邪悪が直ちに暴行をやめて、受けるべき懲罰を受けなければなりません!

 追伸:肖天波は范家台刑務所の四監視区総監督長である。大法弟子はみな四監視区の7分監視区に拘禁されていて、肖天波が直接大法弟子に対する迫害をコントロールしている。

 肖天波の携帯電話号:13972881228