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黒龍江省七台河市勃利県の法輪功学習者2人が迫害により死亡

【明慧ネット2004年2月21日】黒龍江省七台河市勃利県大四站鎮の中学校教師劉新氏及び勃利県長興林場大法学習者和平氏は、それぞれ2001年及び2002年、警察に迫害され死亡した。

劉新氏(女性・40歳):黒龍江省七台河市勃利県大四站鎮中学校の教師を勤める。99年11月22日、県の公安局に“真・善・忍”を修煉する人達を迫害しないように陳情したことだけで、当時の県政保科長の孫成義氏に不法逮捕され、県の拘置所に日間監禁されたと共に、4,000元の罰金を科されてから解放された。劉氏は修煉を放棄しないため、2000年2月21日、大四站鎮派出所の警察によって自宅から拉致され、県の拘置所に不法監禁された。劉氏が監禁された期間中に心身共に大きく迫害を受け、全身が浮腫み、危篤状態に陥った。家族の強い要望により、やっと自宅に帰された(劉氏の夫が孫成義氏に数千元を渡したという)。自宅に戻っても、絶え間なく勤務先や派出所からの嫌がらせを受けていた。2001年8月23日に死亡した。

和平氏(男性・35歳):黒龍江省七台河市勃利県長興林場の法輪功学習者。法輪功の修煉を堅持したため99年11月12日に、長興林場派出所に拉致され、県の拘置所及び留置所に監禁された。留置所に監禁された期間中に、指図を受けた他の犯罪者達にひどく殴られた。犯罪者達は、和氏が気を失うまで彼の首を強く締めたりした。和氏は迫害を受け続けて6ヶ月後に解放された。その後、当時の県政保科長の孫成義氏に、不法に2年の労働矯正の刑を言い渡され、2000年7月20日に、綏化労働収容所へ送られたが、不法監禁期間中にひどく虐待されたため、健康診断は不合格となった。そのため2日後には、勃利県留置所へと送り帰され、更に虐待されたため、非常に衰弱した。1ヵ月後に自宅へ帰された。

同年9月8日、請願のために上京したが逮捕され、勃利県留置所へと送られた。2000年12月、当時の公安局長の史立著氏及び政保科長の孫成義氏の指示の下、より多くの学習者に法輪功を放棄させようとするため、留置所の警察官・陳世春氏は、所内の犯罪者達を指図し、和氏に対して、気が狂ったかのように迫害を加えた。全裸にし、レンガの上に座らせたうえ、罵声を浴びさせながらプラスチック製の鞭で、全身が紫色へとなり、気を失うまで叩いた。 

和氏はこのような虐待を21日間もの間に受けた。健康であった体は、枯れ枝のように痩せ、息も絶え絶えとなってしまった。留置所側は責任を逃れようとして、2002年8月に、和氏を自宅へ帰した。しかし、3ヵ月も経たない内に死亡してしまった。家には80歳過ぎの老父が一人残された。

(中国語:http://search.minghui.org/mh/articles/2004/2/21/68092.html