日本明慧


70歳台の孤独な老婦人の奇遇

【明慧ネット2004年3月6日】錦州のある70歳台の孤独な老婦人は野菜売りを営み生活を支えている。

2001年3月初頭の或る日、この老婦人は市場で野菜売りをしていた時、遠くから一人の女性が慌しく自分の目の前まで走って来て、手に持っていた袋を老婦人の足元目がけて放り投げた。何人かの人達が彼女の後を追いかけて来て、中には警察官もいた。老婦人が袋を開けて見ると、中には一冊の本と数冊の小冊子が入っていた。その本を手にとってパラパラとページを開いて見ると、中には沢山の仏の絵が書かれていた。老婦人は字を読むことは出来ないが、心の中でこれは貴重な本であると認識した。仏の修煉をする人でなければ持つわけがないと思い、すぐさま野菜売り用のタオルで本を覆い包み、更にその上に沢山の野菜を載せて隠した。ちょうどその時追いかけて来た人達が、「誰か物を置いて行かなかったか」と尋ねたが 「いいえ」と答えた。暫く経って、袋を投げた人が戻って来て 「おばさん、私の袋をおばさんの足元に置いたの、取りに来ました」と声をかけた。老婦人は微笑みながら、「この本はとても貴重な本だから、あなたにはもう返さない。プレゼントとしてもらってもいいかしら?」と聞いた。すると、その人も微笑みながら「いいですよ」と返事し、直ぐにその場を離れた。

老婦人は自宅に戻って、急いで本を取り出した。心の中ではこの本はきっと法輪功の修煉に関係するものであると思い、法輪功を学習している親戚に電話をして親戚を呼び出した。

その学習者が家に来て本を見ながら、これは法輪仏法の書物で《洪吟》だと教えた。老婦人は喜んで本を胸に抱きしめながら、学習者に向かって「本当によかった。法輪功についてもっと話して」と求めた。親戚が法輪功は「“真、善、忍”に基づく修煉であり、“真、善、忍”は宇宙の最高仏法であり、良い人になることから始めて無私無我になるように高めていき、高い境地に達することが出来ます。 “真、善、忍”に従っていれば必ず恩恵を受けることになり、病気もよくなり健康になるので、法輪大法は素晴らしいものです。小冊子は法輪功について理解していない人達に真相を伝えるための資料です。法輪功は国にとっても、社会にとっても、個人にとっても非常に有益であり、害は全くなく、江沢民と江氏集団は嘘をでっち上げて法輪功及び学習者達を迫害しています。」と犯罪事実を話した。老婦人が「私もやっと真相が分かった。」と言い、老婦人は字は読めないが、記憶力は良く、人からもらった真相資料を全部取って置いてある。老婦人曰く、これは歴史的証拠である。活字が読めなくても絵を見れば内容の大体の意味が分かる。それから、何時でも何処でも野菜売りをしながら、人々に法輪大法が良いものであること、江沢民とその集団はどういうふうに大法を迫害しているかなどを話し続けた。

ある日、老婦人が近所の人に大法の話をしていた時、近所の人は持病が幾つもあり、特に喘息がひどいことが分かった。彼に毎日「“真、善、忍”、“真、善、忍”は仏法、法輪大法は素晴らしい」と唱えるように、但し、必ず“真、善、忍”に従うようにと教えた。暫く経って、近所の人は老婦人に、この功法はとても不思議で素晴らしい。自分の喘息がなんと治ったと告げた。又、老婦人自身も20数年間毎日外出して野菜売りをしているが、リュウマチを患い足の痛みに耐える日々だった。老婦人は常に心の中で“真、善、忍”を唱え、常に良い人であるよう心がけており、回りの人からも大変良い評判を得ている。或る日、野菜売りをしながら椅子に座っていた時、太陽を見上げながら、どうしても太陽の光が周りの場所や人、そして自分を照らしているのではなく、リュウマチを患っている足だけに照らされていることが理解できずにいた。実際にその光は太陽の光ではなかったのである。このようなことは何度もあったので、老婦人は親戚に電話をした。親戚は法輪が老婦人の身体を浄化してくれていると教えた。暫く経って、20数年間患っていたリュウマチがよくなった。このことにより老婦人は大法を人に話す時の説得力が更に増した。

今は老婦人が毎日卸し市場へ野菜を受け取りに出かけ、帰り道できつい坂道を上る時、必ず荷物を押し上げて手伝う人がいる。時には大法学習者であり、老婦人を手伝ってから真相資料を渡す。又、時には他の者であることもある。老婦人は何処へ行っても大法は“素晴らしい”と言い、良い人達が如何に迫害されているか、更に江沢民とその集団が世界の人達から告訴され、歴史的な裁判を受けることになることも話している。

大法を大切にしよう。大法を大切にすることは自分達の生命を大切にすることに等しいからである。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/3/6/69286.html