日本明慧


正念で悪人を罰する

文/山東大法弟子 

【明慧ネット2004年3月2日】2002年秋、私は悪党警察に家で捕えられ公安局へ連行された。私は彼等に真相を伝えたが、彼等は聞かない上に私を県の留置場へ送って監禁した。 

留置場の監禁室に入ってみると、中には八名の犯人が居ると分かった。オンドルの端っこのところに呉という名の犯人がいて、四十歳代で “号長”の称号を持っており、“小能小術”の功夫もできると自ら言っていた。そのため、留置場の犯人達は多少彼を恐れていて、彼の話を聞くということだった。 

私が法輪功を修煉していることが分かってから、「あんたは “餃子を包みたいのか”または“映画を見たいのか”」?と呉は私に聞いた(犯人達が人を虐める方法)。「私は既に60数歳になった、あなたたちとふざけることはやらないから」と私は言って、彼に真相を伝えた。彼は信じないで、一人の犯人に:「張さん、あんたは彼を抱えて、彼の足が地面から離れると、私は功を出す、必ず彼の足を潰してやるから」と言った。「悪戯しないで、そんなことをしてもあなた達に何もいいことは無いですよ。その術は私を動かすことはできませんよ。」と言った。 
 
私は少しの恐怖心も無かった。張さんは立って私に向かってきた。私は法を正す口訣を暗誦しながら掌を立てた瞬間に、張さんは固まって動けなくなった。呉はそばで「彼を抱えて行きなさい」と叫びながら張さんに向かって功を出したが、張さんは:「近づけない!」と言った。 
 
呉は多くの人の目の前で恥をかいたので腹を立てた。そして、立ち上がって自ら私に向かってきた。ところが呉が一歩足を踏み出した途端、私は彼に向かって掌を立てた。するとすぐ、呉はひっくり返ってオンドルに倒れかかり、息も止まった。全監禁室の犯人はみんな吃驚して何をしたらいいか分からなかった。「おじいさん、早く彼を助けてお願い!このことが管教に知られると、みんな罰を受けるよ」と私に慌てて頼んだ。私は「大丈夫だ、彼はこれから悪いことをしないかぎり、しばらくしたら醒めるから」と教えた。しばらく経って呉は気が付き、大きい息をしながら「私の功は本当にあなたの功には敵わない」と言った。 

その後、呉は犯人に“小能小術”を一度も使わなくなった。犯人達も私を尊敬してくれた。私は彼等に法輪功の真相を伝えた。 

私は自ら “正念が神威を表す”(《師父の新年挨拶》)を体験した。新経文《正念を持って悪事を制止する》が発表された後、師父は我々のために更に大きい神通と智慧を開いてくださった。我々は師父の教えに従ってもっと頑張っていこう。 "大法弟子は人を救い善を行うことを根本としており、この正念は悪人が悪事を働くことを制止するためであり、他の悪人に警告し、世の人が罪を犯さないようにするためでもあります。その目的はやはり衆生を救い済度するためです。”(《正念を持って悪事を制止する》)


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/3/2/68988.html