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張燕蓉さんは信仰を堅持したために九年間の禁固刑を科せられた

文/中国・成都市の大法弟子 

【明慧ネット2004年3月14日】2002年9月29日、成都市の法輪功学習者張燕蓉さんは成都市公安局金牛支局に連行された。金牛支局の警察は張さんを吊り上げて拷問し、七、八日間眠らせなかった。その後、成都市?県拘置所に入れられ、長期監禁され、虐待されていた。2003年2月、不法に九年間の禁固刑を言い渡された。 
  
張燕蓉さんは1963年生まれ、今年41歳で、四川省成都市黄田バ(土+貝)成都飛行機工業集団公司職員住宅に住んでおり、成都飛行機工業集団公司の工芸室技師として勤めていた。 
 
1992年7月、張さんは脳血栓になり、四川省人民医院で一ヶ月あまり治療を受けて、一万元あまり掛かったが、あまり良くならなかった。その後、華西医科大学附属病院でMRI検査をした結果、大脳の右側に多発性脳梗塞があり、殆ど寝たきり状態になっていた。 
  
その時、張さんは30歳前で、子供はまだ1歳と少しでしかなかった。家族たちはとても心配して、さまざまな医療方法を試みた。数年の間に、多額の医療費の負担により、家庭の経済状態はかなり苦しくなっていた。脳梗塞が治らないばかりか、長期の酸素吸入により心臓の問題も出てきて命も危うくなった。1995年11月、もう道なき道を行く状況の中で、張さんは法輪大法に出会い、お母さんに支えられながら公園に出て法輪功を練習し始めた。
 
1週間後、奇跡が現れた——張さんの病状は見る見るうちに良くなり、健康に向ってどんどん回復していった。こんなに素晴らしい効果があることは、もし自らの体験でなければ、なかなか信じがたいことである。
  
法輪大法は張さんの病気の苦痛を取り除いたばかりでなく、家族にも明るく幸せな生活を齎した。精神的な負担が無くなり、経済状態も改善してきた。この大きな変化によって、張さんの家族だけではなく、隣の人や勤め先の同僚たちにも、法輪大法の素晴らしさがよく知られるようになった。
  
このような無数の事実を無視した江沢民集団は、法輪功に無実の罪を被せ法輪功学習者を残酷に弾圧し始めた。張さんは法輪功の素晴らしさを中央政府に知ってもらうために、1999年12月に北京へ陳情に行った。そこで警察に強制連行された後、成都市拘留所に入れられた。成都飛行機工業集団公司の党委員会は上からの圧力を受け、張さんに始末書(反省書)を書かせ、仕事はいつも通りにさせたが、給料やボーナスを支給せず、僅かな生活費しか与えなかった。この方法を利用して、修煉を放棄させ法輪功の真実を言わせないようにするつもりだった。張さんは会社に連座の被害を受けさせないために、2000年にやむを得ず仕事を止めた。
  
2002年9月29日、張燕蓉さんは家から出た後に行方不明になった。家族があちこち探した結果、2002年9月29日夜、成都市錦西花園にある友達の家で、成都市公安局金牛支局の警察に強制連行されたことが分かった。 
  
張さんはとても心優しい人で、家では良い嫁、良い母、良い妻であり、仕事場では優秀共産党党員、優秀職員と評価されていた。この様な家庭においても、社会においても善い人として高く評価された人でも、“真、善、忍”の信仰を堅持したことと、人間としての基本的権利を要求したことにより、江沢民集団に9年間の禁固刑を科せられたのである。
  
我々は世界の善良な人々に向かって呼びかけよう!:このような人間性が皆無で、人権を無視し、法律を踏み躙るような犯罪行為を一日も早く制止させるために。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/3/14/69774.html