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カナダにある九つの大學は模擬法廷を設置し、江沢民を審判する模擬裁判を行った(写真)

 【明慧ネット2004年4月2日】今年3月以来、カナダにある九つの大學は相次いで模擬裁判を設置し、法輪功を弾圧した元凶である江沢民を審判する模擬裁判を行った。3月31日、迫害を受けた経験のある張崑崙教授は、彼の娘が勉学している大學に駆けつけ、自ら模擬法廷に出て、証言した。数千名の大學学生と職員は当該裁判を傍聴した。

模擬裁判の現場 張教授は証言している 江沢民への告訴を支持するための署名

 今回の活動の発起人である大学生Cullum McConnellは、今度の活動の声明で“本当の法廷で江沢民を審判する日はまだきていなが、我々は今日道徳と良知そして人心の名において法廷で、彼を審判する。世界のあらゆる善良な人々は自分の心の中で彼を審判して欲しい”と発言した。法輪功を放棄しなかったため、大陸で過去四回も逮捕され、拷問や洗脳の迫害を受けたMcGill大學の客員教授張崑崙は自ら模擬法廷に駆けつけ証言した。

 張教授はインタビューを受けたとき、“四年間、江沢民は真善忍を信仰する法輪功学習者に対してあらゆる迫害手段を用いた。この迫害によって、中国は世界で最も大きな監獄となってしまった。現在この迫害を起こした元凶である江沢民を審判することはできないが、このような模擬裁判を通して、より多くの人々に真相を知ってもらうのは非常に意義がある”と指摘した。

 模擬裁判は、多くの事実、証人、証拠に基づき、江沢民に有罪判決を下した。裁判官は判決の最後に“この判決は現在の人類のためだけでなく歴史に残る。そして未来の人類はこの判決から、嫉妬、貪欲、恐怖、利己と無神論がもたらした法輪功学習者に対する残酷な弾圧の本質を、知ることが出来る。またこの迫害中、法輪功学習者が表してきた素晴らしい人間性即ち——正直、善良、慈愛と堅忍不抜こそ不朽の精神的な証となる。”と言った。

 一人の大学生は模擬裁判を見た後に、“私にしてみれば、法輪功は政治に参与しておらず、単なる一種の気功に過ぎない。中国でこれほどの迫害を受けることに対して私は理解できない。政府として、国民の信仰の自由を尊重すべきである。”と感想を語った。

 模擬裁判の現場では数百人の学生が署名し、張教授がカナダで江沢民を告訴することを支持した。同様の裁判はVictoria大學、Alberta大學、Laval大學とConcordia大學など他にも八つの大學で行われている。

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/4/2/71449.html
(英語:http://www.clearwisdom.net/emh/articles/2004/4/3/46701.html