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フランスの自由を守る——デンマークヨーロッパの議員は、フランス大統領に対し、法輪功学習者に全面的に謝罪するよう求める(写真)

 【明慧ネット2004年4月26日】2004年1月、江沢民集団が欺瞞と圧力によって法輪功を残酷に迫害している状況の中、真相を知らないフランスの警官がパリで、理由もなく法輪功学習者を拘留する事件を起こした。事件発生後、フランスの法輪功学習者はフランスの社会各層に積極的に真相を説明し、責任者の法的責任を追及し、法輪功学習者への謝罪を求めた。法輪功学習者の呼び掛けによって多くの人々の関心と支持を得ることができた。最近、2名のデンマークヨーロッパの議員パニオ・フレム(Pernille Frahm)氏とムオキス・カマレ(Mergens Camre)氏は、フランスのシラク大統領への請願書に署名し、この事件に対し調査を行い、全面的に法輪功学習者に謝罪するよう求めた。

 請願書の訳文は次の通り:

 パリ、フランス、エリゼ宮

 フランス大統領ジャック・シラク(JACQUES CHIRAC)氏へ

 パリと北京が協力して開催したシャンゼリゼ大通り中国旧正月大行進から中国国家主席胡錦濤氏のフランスパリへの公式訪問終了までの間(2004年1月24日から28日まで)に、イギリス、ドイツ、フランス、デンマーク、オランダ、台湾、スウェーデンなどの各国から来た約70名の法輪功学習者がフランスの警官に逮捕され長時間にわたって拘留されました。理由は、ただパリの街で人々に資料を配ったり、「法輪功」という文字のプリントされた黄色いマフラーをまいていただけです。黄色いマフラーをまいた人と一緒にいただけで連行された学習者もいます。

 この四年来、中国では、法輪功学習者はずっと元××党主席江××が発動した計画的な絶滅と恐怖の運動の被害を受けてきました。女性、子供、年寄りを問わず、すでに900名以上の法輪功学習者が拷問を受け、迫害によって死亡しました。十数万の法輪功学習者が裁判を受けることなく、不法に強制労働収容所に監禁され、千名以上の法輪功学習者が精神病院に強制的に入れられました。現在、江沢民はすでに北米、アジア、欧州などの各国で集団殺害罪、人道に対する罪、拷問と人身侵害罪などの罪名で、法輪功学習者によって告訴されています。

 私達署名者は、フランス政府が中国政府の圧力に屈し、フランスの自由・平等・博愛などの基本的価値に反し、決して公共の秩序を妨げるはずのない人々を理由もなく逮捕したことを非常に遺憾に思います。フランス当局に対し、差別性のある暴力的、不公正な行為を調査し、全面的に被害者に謝罪するよう求めます。



(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/4/26/73159.html