日本明慧


慈悲たる心構えをもって電話の向こう側の衆生の話を聞きましょう

 【明慧ネット2004年5月7日】

 尊敬なる師父、こんにちは!
 同修の皆さん、こんにちは!

 私は台湾桃園法輪功学習者の艶梅です。一年前に始めて電話を通じて真相を伝えようとしたときの情景を思い出してみると、みんなほとんどは非常に重い恐怖心を持っていました。それに加えて発正念も重視していなかったため、真相を伝える効果もさほどよくはありませんでした。

  それからみんな心を静めてから交流を交えたところ、やはり法の視点から問題を見るべきだと気づき、それはつまり特に学法および発正念をもっと重視すべきこと、なぜなら純正な心構えのもとで電話をかけるときに、はじめてあるべき効果が生じるのだということに気づいたのです。それでみんなが学法を堅持し相互に力をあわせ、同修が電話をかけるときになると、それ以外の同修たちはそろって正念を発し、別空間の邪悪を取り除くように努めました。何回か力をあわせてやってみると、以前にはかけても通じなかった電話に人が出て来るし、あるいはいつも罵声を浴びるような相手の電話でも落ち着いて静かに真相を聞いてくれるようになりました。そこで私たちは同修間の相互の助け合いおよび協調の重要性を感じ、そして『正念』経文の中で師父がおっしゃるように「ですから、より有効に法を正す作用を発揮するために、皆さんは真相を伝える際、必ず正念を発することを重要視しなければなりません」ということを思い出しました。

  あるとき大陸の同修の緊急救援に力をあわせて某公安局長を探し出しましたが、私は電話の中で彼に対し直接に真相を伝えたが、最初の三回において、この局長に凶暴に電話を切られたが、四回目に電話をかけたとき、私の心では突然一念が生じ、「彼に真相を聞かせるように、済度されるように!」と念じ、この時、その場にいる同修たちも掌を立たせて一斉に正念を発しました。私は電話のなかで確固たる気持ちで彼に「あなたは必ず私の話を聞いてください、私は心からあなたのために言っているのです、すべての人は人より生まれし、その父母に養われて成長していくのに、もし良い人となるために捕まれ、閉じ込められるようであれば、天理などどこにもないではありませんか? まして今では人の状況が非常に厳しく危険な状態にあるというのに、惻隠な心が皆にあります、どうか彼を釈放してください! それはあなたにとっても最善なことです」と訴えたが、そのとき、彼がなんと私に「はい、分かった」と答えてくれました。数日後、この大陸の同修が釈放された情報が入ると、私たち数名の同修がその場で感動して泣いた。師父が『転法輪』の中でおっしゃったように「修は己にありて、功は師にあり」、その願望さえあればそれで足りるのです。

  それからある日の正午のこと、ある同修が私に一枚の『法輪常転』の掛け軸を贈ってくれたが、その時に私は特になにも気に留めませんでした。しかしその日の午後に、私は某公安関係者に真相を伝えた後、彼は却って私に「君は『転法輪』を読んだことはあるのか?」と聞かれました。私は「もちろん読んだことがありますよ! それに『転法輪』はすでに多国の言語に翻訳され……」と言い、最後に私は彼に必ず真善忍は良い!法輪大法は良い!ということを覚えるように求めました。それで彼の未来もきっとすばらしいものになるのだと。彼は「あなたの話を聞いてとても気持ちいい、分かった、法輪常に転じる。」と言いました。この公安関係者がこのように答えたのを聞いて、私はとても嬉しかったのです。

  『転法輪』の中で「われわれは自分と人を済度し、衆生を済度することを重んじていますので、法輪が時計回りに回転すると自分を済度し、逆時計回りに回転すると、人を済度します。逆時計回りのとき、法輪はエネルギーを放出しますので、ほかの人にその恩恵をあたえられるのです。そうすれば、あなたのエネルギー場がカバーする範囲内にいるひとはみな恵みをうけ、気持ちが良いと感じることでしょう。」そしてこれを「佛光があまねく照らせば、礼儀が圓明となる」と呼びます。

  最近全世界にあわせて電話による済度に重点を置き、特に地元の民衆にその地元の邪悪を暴露させるようにしました。貴重な中国人の返事はみなとてもよいものでした。ある人は、「DVDを一枚送ってくれ!」と求め、ある人は「私に『転法輪』を送ってくれますか?」と求めました。そして特に「しっかり包んでください!ありがとう。」と言いつけくわえました。610オフィス、公安局、労教所へ真相を伝えることについては、小数の毒害さる程度のひどい人がまだ罵るのを除いて、大方の人たちの口調および態度はかなり平穏になり、生命にはそれぞれの中に分かる善な一面があるのを感じ、彼らは皆覚醒しつつあります。

  同修のみなさん、正法は速くて猛烈な勢いで前に推進する中、まだたくさんの衆生が私たちからの済度を待っているのです、正法時期の大法弟子として、私たちにみな一緒に努力し精進していきましょう!

  最後に師父の『ニューヨーク交流会への祝辞』の一部の経文を終結の言葉として、「歴史の過去において、あなたたちは人類のあるべき輝きを創造したのであり、歴史の今日において、大法があなたたちに与えるのは衆生を救度する使命なのであり、歴史の将来において、あなたたちの純正な全ては他でもなく大穹の成、住、不破の保証となるのです。あなたたちの道をしっかりと歩み、救われた生命はあなたたちの衆生と成り、あなたたちがやっていることの全ては他でもなくあなたたちの圓満するすべてを成就させているのです。」

  師父へありがとう! みんなにありがとう!
  (2004年香港法会発言稿)

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/7/74093.html