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未来科学と文化国際シンポジューム -- 法輪功は正しい考え方を示し、健康をもたらす(写真)

 文/台湾法輪功学員

 【明慧2004年5月21日】2004年「未来科学と文化国際シンポジューム」が5月15、16日の二日間にわたり、台湾大学凝態科学研究センターでおこなわれ、アメリカ、日本、オーストラリア、そして台湾などの著名な専門家と大学教授が参加した。その中で、十数名の法輪功修煉者が要請に応じ、発表をおこなった。二日目には多くの人々が来場し、会場は満席となった。また、あふれた多くの参加者が通路に腰掛け、発表を聞いていた。

一般の人々が参加し、発表を一所懸命、聞いていた 15日と16日、台湾大学農業陳列館で中国伝統文化の書道や絵画が展示された

 文化の部では発表以外に、台湾建国中学の美術教師を務める周怡秀さんによって整理された古典画に修煉の内包が含まれている、という内容のビデオが上映された。周さんは法輪大法の修煉者である。

 ドイツのアシャフェンベルクのアンジェリカ・レンネルトさんは痛み治療専門医の助手である。インターネットから今回の活動のニュースを知り、はるばるドイツから暑い台湾までやってきたのだ。言葉に不自由しながらも、彼女はずっと会議に参加していた。

 ある現職の西洋医の聴衆は次のように語っていた。「医学会議の専門的討論の際には、時に意見が食い違うことで参加者がケンカになるものですが、今回の会議では、西洋医学であれ、東洋医学であれ、経済学者や科学研究者など、異なる領域の専門家が、みな協力的に問題の討論に参加していました。本当に珍しいことです」

 ある中年男性は元々、別の会議に参加するつもりだったが、同ビルの「未来科学と文化国際シンポジューム」のポスターを見て、行く気になったという。最初の米国法輪功学員のダニエル・A・モンティさんの「神経--感情の技術」のレポートを聞き、すべての会議に参加する決意を固めたのだ。モンティ教授はアメリカの著名な医学研究センターの一つである、トーマス・ジェファーソン大学の精神と行動の科学的システムを研究する「補助・置換医学部門」の主任を勤めている。この中年男性は今回の国際会議は、自然科学を研究する方式において、今までの深刻な反省から、医学、音楽、美術、あるいは経済学などの角度から述べられたものであって、一般的学術論文の難解さから脱し、より広い可能性を開くものであった、という認識を得ていた。

 ある教師は発表を聞き、聞けば聞くほど非常に中身が充実していて、面白いと思い、会議の休憩時間中、電話で彼の学生を全員呼び、会議を聞いていたのである。

 一部のマスコミがこの面白い会議に参加し、取材を続けたい、と表明した。ある民生新聞の記者はこう語っていた。「この会議の真髄は、道徳向上の重要性を示しています。様々な視点のテーマで表現されていて、レポートの内容は非常に面白いものです」さらに彼女は、発表者の中の一部専門家が法輪大法の修煉者であることを知って驚いた。会議の印象が優雅にして面白いものであったので、彼女が留学する際に中国大陸の同級生から教えられていた中国大陸の政府・マスコミの宣伝とはまるで違っていたのである。

 5月16日には、民生新聞の記者である胡恩惠さんが「法輪功、保健に効果あり」というタイトルで報道。会議上、東華大学の医療経済学助教授、胡玉惠さんは法輪功学員に対する研究で次の結果を明らかにした。すなわち、法輪功修煉者は修煉を始める以前は、年平均12回病院で診査を受けていたが、修煉後には平均6回に減じ、70%の人がタバコ、お酒をやめ、法輪功は健康に非常に効果があると判明したのだ。

 胡教授は2002年年末に任意に1,000名の法輪功学員をサンプリング。被験者の厚生省国民健康調査の解答から得られた結果と、厚生省公布の「2001年国民健康調査」とを比較したところ、一般市民の健康は平均70〜80ポイントであったのに対し、法輪功修煉者のそれは90ポイント以上だったのだ。

 会議後、多くの人がこれら専門家に直接、質問できることを喜んだ。ある女性銀行員は、昔、佛教の本を読んで人生や物事への対処の仕方などを知ったが、このような会議の場で、科学的判定により善悪の因果の必然的関係を認識したことに大きなショックを受けていたのである。


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/21/75238.html