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青海の賀万吉、趙忠香夫妻が虐殺され、息子は巻き添えで失業

 【明慧ネット2004年5月17日】2004年5月12日深夜、青海省西寧市公安局、湟中県公安局と湟中県総寨派出所の凶悪な警官八、九人は、青海省西寧市城南新区謝家寨村に潜伏して、72歳の女性法輪功学習者趙玉蘭さんの家に突然乱入し、不法な家宅捜査をして法輪功の書籍を押収した。そして趙玉蘭さんを連行し、今なお拘禁している。

 趙玉蘭さんの息子賀万吉の奥さんで、法輪功学習者の趙香忠さんは、法を得るまでは非識字者であったが、法を得ると、《転法輪》と新経文を読むことができた。さらに5ヶ月後には《洪吟》という本(詩を書いている大法書籍)を暗唱していた。1999年7.20以降、趙香忠さんはすでに4回も青海女子労動教養所に入られたが何れも不合法なものだった。1回目は、北京に陳情に行ったためで1年間の労働による再教育を言い渡された。2回目は、真相を説明している時に捕まえられ、3年間の労働による再教育を言い渡された。趙香忠さんは邪悪に屈服しなかったため、残酷な迫害を受けたが、深刻な病気徴候が現れたので仮釈放された。趙香忠さんは正念を固めたため、3ヶ月も経たないうち労動教養所から出る事に成功した。3回目は、2002年の春節の期間で趙香忠さんは凶悪な警官に青海女子労動教養所まで連行されて、禁足室の中に15日間拘禁されたが、また病気という理由で釈放された。4回目は、十六回全国人民代表大会の前、凶悪な警官は6台のパトカーを使って賀万吉の家を包囲し、賀万吉一家を捕まえると全員連行して拘禁した。その中には賀万吉の家に預けられていた二人の親戚の子供がいた—— 一人は12歳ぐらいの女子でもう一人は2歳の女の赤ん坊だったが、同じく10何時間拘禁された。趙香忠さんは女子労動教養所の禁足室の中に拘禁されて、残酷な迫害を受けた。冷たいセメントの上でしか寝ることが出来ず、20何日の後で、趙香忠さんが釈放された時にはすでに歩くことができず、下半身は感覚がなかった。そして胸部から上の痛みが酷く、食事が出来ないため身体は骨と皮ばかりに痩せこけていた。すでに身体は半身不随で床に倒れて、生命は危篤状態だった。50歳の法輪功学習者趙香忠さんは2月22日に青海女子労動教養所に迫害されて死に至った。

 72歳の法輪功学習者趙玉蘭さんは法輪功学習者賀万吉さんのお母さんである。賀万吉さんは生前青海省西寧市鉄道支局の公安部門の警官であった。1999年7月20日以降、法輪功の修煉を続け、北京へ陳情に行った。そして民衆に法輪功の真相をはっきりと説明したため、賀万吉さんは絶えず迫害を受けた。かつて青海省労動教養所に拘禁された。2002年7月に青海省と甘粛省のテレビ番組を遮断して、大法の真相放送を差し込むことに関係したため、2002年12月30日に17年間の刑罰を下された。そして海北州浩門刑務所に拘禁されたが、2003年5月28日に海北州浩門刑務所の中で賀万吉さんは迫害されて死に至った。年はまだ53歳だった。

 趙玉蘭さんの二番目の息子、賀万吉さんの弟さんで、法輪功学習者の賀万珠さんは家で同修と交流したため、凶悪な警官に不法に家財を差し押さえられた。そして現金6千数元の人民元(中国では一年間の給料に相当する金額)を奪い取られたうえ、不法に3年間の労働による再教育を言い渡された。

 趙玉蘭さん1家はこの数年間法輪功を修煉して、本当の話を言い、雷鋒(中国の50年代における社会奉仕の模範人物)より更によい人間になろうとしていた。しかし青海省の610組織は彼等を残酷に迫害し、いつも凶悪な警官を使って不法に家財を差し押さえ、理由もなしに金銭を略奪した。4人は610組織の不法な拘禁、労働による再教育と刑罰をこうむった。半年にならないうちに趙玉蘭さんの長男と長男のお嫁さんは次々と迫害されて死に至った。そして2番目の息子さんは強制的に労動教養所に監禁され洗脳を受けさせられた。青海省の610組織はそれらの犯罪事実を覆い隠すため、青海省公安庁庁長の管雷氏は自ら指図して、賀万吉さん、趙忠香さん夫妻の消防隊で働く息子を転勤させた。その息子は西寧市から、辺境の地区まで流刑に処された。その後この息子を強制的に“復員”させ職場を離れさせた。江氏グループは法律を重んじず、法制を破壊する国家テロリズムの政策に基づいて迫害を行ったため、趙玉蘭さん1家の人はとても悲惨な立場に陥った。80数歳の年取った父親の賀寿安さんは一連の打撃がもとで、旧暦2004年正月九日に胸いっぱいの悲しみと憤りを持ったまま人の世を離れた。

 これでほぼ全貌が分かるだろう。賀万吉さん1家が遭遇した事実から、人々は青海の610組織がいかに邪悪なシステムで青海の法輪功学習者を迫害したかを知ることができる。ここで、私達は再度法輪功学習者を迫害する610システムとその他の部門の人員に警告する。あなた達がいかに狡猾、陰険であろうと、さらにどのように覆い隠そうと、空と太陽に顔向けできない。たとえ知らぬ顔をしていても、道義は明らかで、神の目は松明のようだ。あなた達の行ったすべてはある日白日の下で暴露されることに決まっている。あなた達は絶対にしかるべき懲罰を受けることになる。あなた達はなぜ法輪功学習者があなた達を暴露することを恐れるのか。それはあなた達が邪悪の化身であり、邪悪の迫害の工具に過ぎずあなた達は回りの仲間が法輪功学習者を迫害したため、悪の報いに遭った事実を目撃したからだ。もしあなた達が危険の瀬戸際で踏みとどまればまだ間に合う。あなた達はすぐに法輪功学習者への迫害を停止し、そして各種の方法であなた達の犯した罪悪を補うべきだ。さもなければ、悪の報いが身に降り掛かる時に後悔してもすでに遅いのだ!

(中国語:http://minghui.ca/mh/articles/2004/5/17/74893.html