日本明慧


日本法輪功親族救援委員会が金子容子さんの受けた迫害についての講演会を行った(写真)

 【明慧ネット2004年5月26日】日本法輪功学習者である金子容子さんは中国で真相を伝えたため邪悪な江沢民政権に不法に監禁されていた。そこで日本および海外の法輪功学習者たちが日本各界に対し真相を伝え、そして一連の救援活動を展開し、それから善良で正義感あふれる日本各界の支援などを通して、彼女は日本に戻ることができた。日本関西の各界からの関心、そして金子容子さんがより早く釈放されるために努力した各界の人士たちへの感謝の気持ちをこめて、金子容子さんがこの一年半に受けてきた各種の非人道的な虐待について講演した。5月23日の午前、日本法輪功親族救援委員会関西担当者らが金子容子さんの講演会を行った。

市民が先を争ってサインする 法輪功学習者たちが横断幕を掲げる
金子容子さんの街頭演説 法輪功学習者たちが迫害写真を展示する

 今回の講演会は金子容子さんを除いて、他に三名の法輪功学習者たちがそれぞれ参加者に対して、各自が受けた迫害および法輪功学習者たちの家族が受けた迫害の事実を紹介し、それをもって日本社会の善良で正義な人士の関心を引き寄せ、そして依然として監禁されている日本法輪功学習者たちの親族たちを救援するよう呼びかけた。

 金子容子さんが発言するときに、まず彼女が監禁されている期間に彼女が早く釈放されるように努めた日本の善良で正義な人士たちに感謝の意を伝えた。それから、彼女は参加者たちに自分が監禁されている期間において受けた非人道的な諸虐待を紹介した。金子容子さんが紹介したように、彼女が拘禁されている期間において、両手と両足が警察に縄で固定され、三日間続けて同じ姿勢を保つよう強制され、その苦痛は非常に耐えがたいものであった。彼女がまた労教所で監禁されていた時、夜になるといつも厳刑による拷問を受ける女性法輪功学習者たちの甲高い悲惨な声を聞きながら夜を過ごしていた。時には昨日まである学習者と話を交わしていたのに、次の日になるとその人は重刑のためもうこの世にいなくなったと耳にすることもあった。ある19歳の若い女子法輪功学習者は強制労働所で非人道的な性的虐待を受けたため、最終的には発狂した。まさに人々が言うように、中国大陸の強制労働所はまるで人間地獄のようである。たくさんの講演会に参加した市民たちは公演を聞いてから、残酷な迫害を受けている中国大陸の法輪功学習者たちに対し深い同情の意を示すと同時に、中国当局のこのような残酷な行為に対して驚愕を感じずにはいられなかった。

 一部の人は中国法輪功学習者たちが遭遇した悲惨な経歴を聞き涙を流した。中にはある取材に来たメディアの記者が聞いている途中で思わず涙が溢れた。

 講演会の最後では二人の学習者がその親族が中国国内で受けた残酷な迫害を報告した。一人は2002年の横浜第12届精神医学大会で各国参加代表たちに江沢民政権が彼女の姉に施した残酷な迫害を暴きだした日本法輪功学習者である呉麗麗さんである。呉麗麗さんの姉は安徽省建工学院助教授の呉暁華さんである。北京で陳情したため不法に監禁され、そのあと強制的に精神病院に送還されてからあらゆる残酷な虐待を受け尽くした。呉麗麗さんはその発言の中で参加者たちに彼女の姉が虐待を受けたあとの写真を見せた。全く健全な正常の人間を、それに大学教授である呉暁華さんが精神病院に入れられた。これが江沢民の言う“中国史上最高の人権の時期”の真実の姿である。

 江沢民の法輪功を迫害する政策が駆使されるなか、たくさんの中国の警察たちが人命をわらとも思わなかった。たくさんの参加者たちがそれを聞いてからみな中国の警察たちがこのような野蛮な行為に走るなんて、との憤慨を示した。

 午後になると、近畿地区およびその他の法輪功学習者たちが大阪の繁華街である梅田で江沢民を法廷に送り出す署名活動を行った。

 学習者たちは中国大陸の学習者たちが迫害される様子を写した大型写真および江沢民を起訴する横断幕を掲げた。金子容子さんは手にマイクを持って街頭演説を行い、彼女は江沢民が法輪功学習者たちに対し身をもって経験した残酷な迫害を通行人に訴えた。その他の法輪功学習者たちは市民に向かって真相資料を配布した。たくさんの往来する市民たちが学習者たちの手渡した真相資料を受け取り、その場で読み始めた。一部の市民たちはその掲げた写真を見てから、自ら真相資料を求めにきた。少なからぬ市民たちが展示されている中国大陸で行われている学習者たちに対する迫害の様子の大型写真を見てから、それぞれ江沢民を法廷に送り出すと署名用紙に自分の名前を記した。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/5/26/75590.html