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シーアイランド・サミットで拷問実演集会が注目された(写真)

  【明慧ネット2004年6月9日】(明慧ネット記者林馨遠報道)3日間の主要国首脳会議(シーアイランド・サミット)は2004年6月8日にジョージア州で開催された。各国の首脳とメディアに、中国ですでに5年近く続いている法輪功学習者に対する残酷な迫害を理解していただき、この悲劇をやめさせるために、約150人の法輪功学習者が米国各地からジョージア州に駆けつけた。一部の学習者は会場のシーアイランドに行くとき必ず経由するブルースウィック市(Brunswick)の17号線沿いの公園で、残虐な拷問を実演する集会を開催した。現地の市政府職員、警官そしてメディアが注目をした。

 朝早く、ブルースウィック市長は法輪功学習者の集会場所に訪れ、中国で法輪功学習者が受けた迫害の写真、刑具などを参観した。彼が見終わった後に、直ちに市のラジオ放送局に行って中継の番組で聴衆に法輪功学習者の拷問実演集会を紹介した。市長の紹介の後で、市政府の職員、市行政管理長、市政府の弁護士、市政府公共関係部門マネージャー、警官などは続々と法輪功学習者の活動場所に見に来た。市長は何人かの職員を連れてもう一度訪れ、法輪功学習者と話し合って一緒に写真を撮った。市長は彼自身も仕事の圧力を緩和するために煉功する必要があると述べた。

 市政府の職員達は拷問実演を見て、学習者達と話し合ったことを通して、中国で法輪功が受けた迫害の状況を更に理解した。彼らは法輪功学習者が彼らの都市に法輪功の情報を持たらしたことに感謝し、拷問実演を見た後に受けた衝撃を語った。ある警官は当日の晩のテレビ中継番組でメディア、民衆達に法輪功学習者の拷問実演を紹介し、彼らが見に来るように薦めると約束してくれた。この警官の紹介を聞いて、他の市政府の職員、警官、警察と彼の奥さんもやってきた。ある警官は残虐な拷問の場面を見て、中国大陸の警察達のはびこりぶりを知り、信じられないと驚嘆するとい同時に、非常に残念に思い、「私達は中国の警官に手紙を書きます。この野蛮な行為をやめさせたい、私達は全力を挙げて皆さんの正義なる行動を助けます!」と話した

拷問実演が30数社のマスコミに取材された
拷問実演
多くの警官は法輪功学習者に対して支持を表明 相次ぎ拷問実演を見に来た現地の職員と民衆 相次ぎ拷問実演を見に来た現地の職員と民衆

 少なくとも30数社のアトランタ(Atlanta)、ブルースウィック(Brunswick)、Jacksonville, Savannahなど地方の新聞、ラジオ放送局、テレビ局の記者達は次々と拷問実演場所に来て詳しい報道と取材を行った。ある記者は法輪功学習者に「私はかつて法輪功の迫害を紹介する資料を見たことがありますが、これまで心からその残酷さを意識したことはありませんでした。今日この拷問実演を見て、大きな衝撃を受けました」と話した。もう一人の記者は「皆さんへの取材はシーアイランド・サミットの取材より更に意義がある。」と言ったという。

 通りかかった車はクラッションを鳴らして支持を表し、あるスペインから来た観光客はひっきりなしに学習者に向かって合掌して挨拶し、「神があなた達を守ってくださる」と言っていた。もう一人の現地の住民は「私は人々を震撼させるこの歴史的瞬間をしっかり覚えているだろう。そして私は知っていることを友達に伝える」と言った。

 近くの中華レストランのオーナーは学習者達が煉功できるように店の入り口を空けて、横断幕、拷問実演を行うなど学習者達に様々な便利を図った。彼女は70歳を超えるお婆さんで、学習者から、法輪功と法輪功が受けた迫害の状況を聞いた後に、学習者の手を握って、「あなた達はすべていい人だ。私は知っている、あなた達はみないい人で、私はあなた達を支持する。」と言った。

 法輪功学習者は公園の中で静かに煉功し、各種の横断幕とスローガンが人目を引いた。「これは中国で今現在起きている」という大きな横断幕の下に何人かの法輪功学習者が拷問を実演している。籠の中に入れられ、両手に手錠をはめられている迫害のシーン、腰掛けの上に縄で縛られ、鼻から強制的に食物を入れられているシーン、体中を打たれて傷だらけでベッドの上に縛られているシーン、中国の労動教養所の中で強制的に奴隷のように電球、おもちゃなどを作らされているシーン。他の法輪功学習者はそばで煉功して、歩行者に法輪功の真相の資料を配り、彼らの質問に答えた。

 法輪功学習者の呂さんはかごの中に入れられ両手に手錠をはめられているシーンを演じた。彼はかごの中で立っても座ってもいられない状態を3時間続けた。彼の手首にすでに赤い跡があった。「私は3時間籠に入れられ、日差しに当てられて、蟻に咬まれて、身を曲げており、両手に手錠をはめられたが、妻を含む国内の法輪功学習者が受けた迫害と比較すると、これだけのことはまったく比べ物にならない。彼らは40数種類の残忍悲道な残虐な拷問を被っている。これだけではなく、彼らは精神的な苦難を被って、強制的に洗脳されており、精神的な苦痛は肉体の苦痛と比べて更に耐えがたいものがある」

 法輪功への迫害を追跡調査する国際機構の調査レポートによると、江沢民集団は法輪功学習者への迫害の中で様々な残酷な拷問を使っている。例えば:鉄筋の棒、イバラの枝、刺のある棒、ゴム棒、鋭い釘先のついた棍棒、電気棒、ゴムホース、電線で作った鞭など。ゴム棒で人を殴ったとき、外傷は見えないが、内臓が打たれて破裂することがある。各種の電気刑、各種の火刑、長時間しゃがませること、性的な虐待、各種の死刑囚の刑、長時間つるしあげること、銃撃、虐殺など。

 法輪功学習者のコンさんとコンさんの奥さんは、中国刑務所の鉄の檻の中で法輪功学習者が強制的に奴隷のように製品を作るシーンを演じた。周りに電球、おもちゃなどの製品が並べられている。コンさんの奥さんは、彼女がかつて不法に中国の労動教養所に拘禁された間に各種の苦痛を味わい、強制的に割り箸などの製品をも作らされたこともあると述べた。

 「法輪功への迫害を追跡調査する国際機構」は2003年11月7日、法輪功学習者が中国労働教養所で強制的に奴隷のように製品を作っているという調査報告を公表した。一部の中国の労動教養所が強制的に法輪功学習者に奴隷のように製品を作らせているという証拠と事実が明らかになった。明慧ネットの報道によると、過去5年間の中で、たくさんの法輪功学習者は不法に拘禁され、超負荷の肉体労働を強要されている。その中に割り箸の包装、マクドナルド(McDonald)のおもちゃの包装、許昌市創匯大戸河南瑞貝髪アクセサリー製品株式会社のかつらの製造などが含まれている。証拠がはっきり示したように、労働教養所で作られている多くの製品は中国側の経営を通じてまたヨーロッパ、アメリカ、アジアに輸出している。

 カリフォルニア州から駆けつけた符泳青さんは記者と人々に彼女の婚約者である米国国籍所有者李祥春さんが中国で不法に拘禁されて、残酷な迫害を受けて、奴隷のように製品を作っているという経歴を紹介した。

 法輪功学習者らは、この活動は木曜日まで続くと発表した。

 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/9/76708.html