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長春の学習者・李智泳さんが吉林刑務所内の迫害により危篤となる

 文/吉林市の学習者

 【明慧ネット2004年6月7日】長春の学習者・李智泳さん(男性、26歳)は、長春市工商銀行の食堂に勤務していた。95年に修煉をはじめてからと言うもの、修煉者の基準によって自分を律し、まじめに働き、汚れる重労働を皆に率先して行い、食堂の従業員及び銀行の幹部も、李さんが他人のために考える人だということを知っている。その人柄と勤務態度は全従業員から好意的な評価を得ていた。

 “真・善・忍”の基準に基づき修煉し、皆から善い人と言われる人が、長春で起きた305テレビ電波ジャク事件の後、2003年3月10日長春市緑園公安支局によって、不法に逮捕された。長春の鉄北留置場に21ヶ月間もの間拘禁された後、不法に4年の刑を下され、2003年末に吉林刑務所3区に収容された。

 2003 年12月25日、親戚が見舞いに行ったが、李さんの健康状態は悪くはなかった。2004年2月15日、家族が刑務所での面会を希望すると、吉林刑務所3区の警官は、「李智泳は“改造に抵抗している”、面会は許されない」と言った。家族の強い要望により、2ヶ月後の2004年4月15日に、面会した際は、李さんの健康状態は依然として正常であった。5月になって、吉林刑務所は、5月、6月の間、“改造に抵抗している ”修煉を放棄しない学習者に対し、再度残酷な迫害を行うという方針を決定した。

 5月中旬、家族は吉林刑務所から、李さんに腎臓病があると言う連絡を受けた。直ぐに吉林刑務所へ行き面会を求めた。家族が警察に病状について尋ねると、「症状が現れてから既に一週間が経った」と言われた。家族は厳格な監視の下、李さんに会った。その時、既に全身水腫を起こし、食事も出来ず、仰向けに寝ることも出来ず、やっと横になることができるといった状態であった。大変衰弱しており、このような状態が既に10数日前からあったと言われた。李さんはたった二言三言言っただけで、急に話す力を失い、面会室の窓台の上に伏せってしまった。警察は家族に対しても、「“四書”(修煉をやめる保証)を書くならば、重病による一時出所を考慮する」と言ったが、李さんと家族はこれを拒否した。

 2004年5月24日、家族は吉林刑務所に行き、再度面会を申し込んだが、刑務所側は、理由を付けては、会わせようとしなかった。その為、家族は李さんが既に危篤状態となり入院しているのではないかと思い、吉林市の病院を一つ一つで探し、最後に吉林市中心病院の腎臓病科で、危篤となっている李さんを見つけだした。病名は腎臓病症候群と言う。医師によれば、「 李智泳さんは、既に心臓と腹腔に水が溜まり、尿には大量の蛋白が含まれている…このような症状は現代の医療技術をもってしても、根治することは出来ない。関連する専門医によれば、「李智泳さんに、このような病歴がないならば、26歳の成人が、10数日間で“腎臓病症候群”になるなどありえない。交通事故、強打による窒息、あるいは強度なショックによって、はじめてこのような状態が出現可能となる」と言うことである。家族は、李さんとの面会を求めたが、刑務所側は彼らの犯罪行為が露呈することを恐れ、認めなかった。李さんを看護している警官は家族に対し、「面会は許可しない。物の差し入れも不可。お金を預けることだけは許可する」と言った。結局、家族は戻る他になかった。

 数日後、家族は吉林刑務所へ電話を入れ、何時になったら、李さんを病院に見舞うことができのかと尋ねた。刑務所の警官は、かんかんに怒り、まるで犯罪者を扱っている様な調子で、家族に対し怒鳴った。「なぜ李智泳が中心病院にいることを知っているのか?これまで吉林刑務所の法輪功学習者が、どこの病院に入院するのかを知っているものは誰もいない。これでは話にならない。あなた達が行くというのであれば、彼を他の病院に移し、二度と探し出せないようにする…」と喚いた。その時、家族は警官に対し、「息子はあなた達にこんなにも迫害され、わたし達はやっとのことで入院しているところを探し当てた。そのことが、そんなに間違っているというのか?わたし達が病棟の外に着いも、あなた達は会わせようとしない。なぜわたし達が顔を合わすことをそんなに恐れているのか?」と問い質した。

 現在、李智泳さんの生死は不明である。吉林刑務所による学習者への迫害はとても残酷である。受刑者に対し減刑することと引き替えに、彼らを利用して残酷な拷問により、学習者を苦しめると言うことを常套手段としている。吉林刑務所は、自らが犯した犯罪行為を隠蔽するために、厳重に情報封鎖を行っている。劉成軍さんが迫害され死亡したこと、王桂明さんが8昼夜に渡り薬物を注射されたこと、張宏偉さんが50数日間死体安置所のベッドに縛られたこと等、李智泳さんが被っているこの残酷な迫害も氷山の一角であり、このような迫害は、まだ他の学習者に引き続き起こっているのである。

 この情報を見た学習者は、正念を発して他の空間の学習者への邪悪なる迫害を一掃することを望む。そして積極的に当地の民衆に対し、当地の邪悪を暴き出すことを望む。残酷に迫害された学習者とその家族らが、法律に基づいて刑務所の上層部を告訴することを望む。法律の執行者でありながら、法を犯し、殺人を行うという犯罪行為を断じなければならない。世界各国の人権組織及び正義ある人々が、各種の方式により、吉林刑務所で発生しているこの迫害を制止することを願う。

関係連絡先
吉林省刑務所管理局:0431-2750068 
吉林省刑務所管理局紀検委:0431-2750061 0431-2750057 
吉林省刑務所管理局監政処:0431-2750062 
吉林省刑務所住所:吉林市軍民路100号 郵便番号:132012 電話:0432−4881551 
獄政課:0432−2409418 
駐監検査院:0432−4881515 ファックス:0432−4881559 
秘書課:432-4881559 
教育課:電話:0432-4881551?3040  

関係者リスト: 
吉林省刑務所長:李強 0432─4881551?3001 
吉林省刑務所政委:劉長江0432─4881551?3003 自宅:0432−2497756 
副刑務所長:王玉範 0432─4881551?3006 
教育課長:譚富華 0432−4881551?3040 自宅:0432−4832386 携帯:13644478377 
教育課幹事:李永生 
刑務所政課長:劉偉 0432-2409418 
五大隊長:林志斌(この人は最も邪悪である) 
四大隊幹事:張貴林 
六大隊長:バン(pang)洪軍 
迫害に荷担した受刑者:徐志剛、高玉林、郭樹鉄 、韓志彬、陸スウ柱、鄭連文、孔慶剛


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/7/76535.html