日本明慧


大法弟子を残酷に迫害する張家口市の洗脳センター(強制思想転化センター)(写真)

 文/張家口市大法弟子/静思

 【明慧ネット2004年6月13日】張家口市の“法制学校”(洗脳センター)は張家口市宣化区西河子郷の様台村(俗称:片地)に位置している。当市の司法局の主幹および610、政法委、公安局が直接看守所、労働教養所に参与する以外に、もう一つ大法弟子たちに残酷的に迫害を行う監獄外の監獄であり、ただその“法制”学校のレッテルを貼ったため、より意図的にその詐欺に満ちたカモフラージュを身にまとったにすぎない。院内の壁には電気の通ったフェンスがつけられて、室内には監視カメラが備え付けられている。ここで不法に監禁されているのは、市内および周囲の各県内で信念を堅持している大法弟子たちである。ここでは大法弟子たちに対して24時間の監視が行われている。トイレに行くとき、食事をするとき、水を取りにいくときにもいつも監視官に後をつけられている。部屋を出ることを許されず、少しの人身の自由もない。これは不法な監禁そのものである。ここでは無期限に大法弟子を監禁することができ、時間の制限が全くない。

 大法弟子は単独に小屋に監禁されていて、(実際監獄のミニ版である)他の同修たちとの接触を許されていない。洗脳センターの者は大法弟子に対して殴打、電撃、強制的に食物を口内に注ぎ込まれる以外に、また長時間にわたって強制的に思想の転化を行い、精神的な攻撃が行われている。例えば彼らは席春錦、張秀琴のこの二人のユダ(悪人)を通して継続的に大法弟子を攻撃するように仕向け、良心が奪われたように彼らのために働かせ、それでユダたちに給料を授ける。ユダたちはその良心の呵責も感じずにひそかに大法弟子の飲食の中に不明な薬物を注入し、大法弟子に生理的な異変を起こさせ、きわめて卑劣である。ある者は迫害のため生活の自立ができなくなり、ある者は生命の危険を及ぼし、ある者は精神的な異変が生じ、ひいてはある者は迫害されて死亡した。以下に挙げたのは2004年5月に張家口市洗脳センターで起きた事実の一部である。

 一、 張家口市の大法弟子張玉珍さんが迫害されて死亡(写真)

 張家口市の大法弟子である張玉珍さんが“真善忍”を常に堅持していたためたびたび迫害に遭った。2004年2月17日の夜、張家口市の橋西分局、橋西大境門派出所の警察たちが資料印刷保管室を破壊し、張玉珍さんおよび数名の同修たちが再び拉致され、張家口市十三里看守所に監禁された。張玉珍さんが再度断食を通して迫害に抗議したため、痩せ細り酷く弱まっていた。看守所が入所を拒否したにもかかわらず、橋西政法委、橋西公安分局は釈放せず彼女を張家口市洗脳センターに送致し、迫害を続けた。洗脳センターの者が、張玉珍さんの身体の状況を顧みず、いつにも増して迫害を行い、洗脳を強化し、強制的に食事を注ぎ込んだため、2004年5月4日に迫害によって死亡した。享年48歳。

 張玉珍さんが危篤に陥ったにもかかわらず、洗脳センターの者はそれでも彼女を病院に送ることなく、そして家族にも手当てをさせず、何の正当な理由も返答しなかった。張玉珍さんは張家口市橋西政法委、橋西公安分局、橋西大境門派出所および張家口市の洗脳センターによって迫害されて死亡した。必ず大法弟子である張玉珍さんを殺した凶悪犯人を法によって裁かねばならない。

 二、 張家口市赤城県18歳の中学生である張聡慧さんが迫害されて精神異常になった

 大法弟子である張聡慧さんは河北省張家口市宣化第一中高等学校の二年生である。品行も学力もともに優れている彼女が、学校で法輪功の真相を伝えたため退学させられ、それから天安門へ陳情し、大法の真実を話した後、張家口市の洗脳センターに不法に監禁された。

 あるとき、彼女は黒板に師父の悪口が書かれているのを見て、手で擦り消したが、そのため洗脳センターの者に縄で縛られてから、殴打され、電撃された。またあるときに、連続して三日間も睡眠を取らせなかったため、彼女は何度となく気を失い倒れた。今日になっても彼女の体中には傷跡ばかり残されている。後に彼女が単独に監禁され、人身の自由を完全に剥奪された。二ヶ月にもわたる心身の打撃のため、2004年5月13日不法の監禁が解かれたが、しかし彼女はもうすでに昔の聡明な子でなくなり、今では目が茫然として、言行が乱れ、精神が錯乱し、記憶力が二、三歳の子供のようになって精神異常者となってしまった! 元の天真爛漫な女の子がこのようになるまで迫害されるとは!

 三、 崔新香さんが不明な薬物のために全身が浮腫み、生命が危篤に陥った(写真)

 大法弟子である崔新香(音による表記)さんが数回にわたって上京し平和陳情を行い、数回にも拉致され、監禁され、ひいては不法に労働教養された。2003年12月下旬に、彼女が張家口市蔚県で真相資料を配っていたときに、再度拉致され、張家口市拘留所で2,3日間監禁されてから、張家口市洗脳センターに転送された。個室に監禁され、強制的に思想転化を強いられた。室内では監視カメラが装備されているため、24時間監視され、トイレに行くとき、食事をするとき、水を取りにいくときにも常に監視官に後をつけられていて、部屋を出ることを許されず、人身の自由が全く無視されていた。監視官は洗脳センターが雇った者で、それと同時に洗脳センターはユダ(悪人)席春錦、張秀琴を利用して洗脳される人に対して攻撃を仕向けた。崔新香さんは常に断食をもって抗議を行った。絶食の期間に、彼女は二回にわたって管で強制的に食事を注ぎ込まれた。ユダたちはその良心の呵責も感じずにひそかに彼女の飲食の中に不明な薬物を注入し、彼女に生理的な異変を起こさせた。全身がむくみ、自主生活ができなくなり、生命が危篤に陥った。洗脳センターがその責任を取るのを恐れていたため、2004年5月29日にその家族に相当の金額を交付させてから彼女を釈放した。

 四、 張家口市洗脳センターは現在少なくとも4名の大法弟子が監禁されている

 2004年5月30日に至って、張家口市洗脳センターは現在少なくとも4名の大法弟子が監禁されている。その中には、陳愛忠さんの母:王連英さんがいる。陳愛忠さん一家は全員が修煉をしている。もともと幸せに満ちた家庭だったが、邪悪な弾圧の中、彼らが修煉を放棄しないために、陳愛忠さんおよびその妹の陳洪平さんが続けて迫害され死亡した(明慧ネットで報道された)。彼の老いた母の王連英さんが、その最愛の子供たちを失った悲しみの中でも悪人に妥協せず、修煉を続けた。最近では陳愛忠さんの母、姉および弟がまた捕らえられて、姉の陳淑藍さんが北京市大興天堂河女子監獄に監禁されている。母の王連英さんが張家口市洗脳センターに不法に監禁されていて、続けて迫害を受けている。

 劉朝紅さんの父:劉××さん。劉朝紅さんが法輪大法の修煉を放棄しないため、不法に5年の刑を科され、保定市満城監獄に監禁されている。彼女は自分の信念を堅持し、また石家庄監獄に移転され監禁を続けている。

 それ以外にまた張家口市のズウ鹿県の大法弟子の許忠祥さん(音による名前の表記)および張家口市張北県の大法弟子の崔友(音による名前の表記)などもここで長期に不法監禁されている。

 五、 張家口市洗脳センターの経費の出所

 洗脳センターではユダ(雇われの悪人)および監視官などを雇い、その経費はどこからきたのであろうか? 江沢民政権が大法弟子を迫害する際に採用したのは“経済を遮断し、肉体を滅ぼす”という人間性を絶滅させる手段である。肉体の刑罰においても古今東西史上残酷な手段の集大成と言えよう。経済上では彼らの仕事をクビ、減給、罰金、家財の没収、および略奪。張家口市洗脳センターもその例外ではない。ここでは例を二つ挙げておく。

 大法弟子の崔新香さんは毎月800元が不法にゆすられ、その中で監視官の月給が400元、飯代が200元、歯磨き粉などが100元、その他100元。

 大法弟子の王連英さん:毎月900元がゆすられる、その中で監視官の月給700元、飯代200元。

 以上に挙げられたのは張家口市洗脳センターが2004年5月に大法弟子を迫害した事実の一部分である。これが中国の宣伝するいわゆる“人権の最高の時期”である。洗脳センターでさえも大法弟子に対して残酷な刑罰を濫用し、人命を藁とも思わない。それでは監獄、看守所、拘留所とは言えないだろう。

 これ以外に、張家口市橋東区にも一つの洗脳センターがあり、大法弟子の王忠さんなどが、法輪大法の修煉を放棄しないため、長期にわたって不法にその洗脳センター内に監禁されている。

 大法弟子たちは正念を発し、この洗脳センター——不法に善良な修煉者を迫害する機関を徹底的に排除するようにしよう。すぐに不法に監禁されているすべての大法弟子を釈放しなければならない。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/13/77011.html