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法輪功学習者が哈爾濱長林子労働教養所で虐待される酷刑手段(図)

 【明慧ネット2004年6月10日】哈爾濱長林子労働教養所は哈爾濱市の近郊に位置する。ここは専ら哈爾濱地区の男性法輪功学習者を非法に労働教養する場所である。法輪功学習者に信仰を放棄させるために、極悪な看守の法輪功学習者に対する虐待手段は極まっている。その手段とは次のようなものである:

 1、 文化大革命式の批判闘争

 労働教養所ではいろいろな大型、小型の批判闘争会を日常茶飯事のように行っており、すべての所内にある犯人、警察(看守)または一部の社会の人々は法輪功を誹謗するように煽て上げられ、法輪功を誹謗する資料を読ませられる。常日頃、数百名の犯人と看守とが少数の法輪功学習者を囲い込んで強引に批判闘争を行ったり、侮辱し、罵ったりする。 

 2、強化的洗脳 

 労働教養所では毎日朝から夜まで、法輪功に偽りのビデオを見せ、法輪功を誹謗する資料を読ませるなどのことが行われている。法輪功学習者は少しでもこれに服従しないと、すぐに殴打や鉄製の籠へ監禁というようなことが行なわれる。

 3、 厳密な監視

 労働教養所では一人の法輪功学習者に対して二人の犯人が囲むように監視し、厳しく行動範囲の制限を行う。相手と話しかけてはならないし、煉功はもちろん禁止し、経文を読んではいけないといったように、食事、睡眠、更にトイレにも付き添われる。法輪功学習者は常に監視役に囲まれて、侮りや殴り、罵りを受けている。この監視役の犯人が一名の法輪功学習者に対し転化することができれば、大幅な減刑を奨励されている。また法輪功学習者に不届きのようなことがあれば、監視役にも責任が及び、それで一部の犯人は法輪功学習者に対して大きな圧力をかけるようになっている。

 4、 残忍な鉄製の籠(小号) 

 長林子労働教養所にある“小号”は、高さ約1.5メートル、幅約70センチ、長さ約1メートルくらいである。普通の人はその中に閉じ込められると、背筋を伸ばせないことはもちろん、腰を曲げ、頭を下げるといったような仕種をせざるを得ない。そして、法輪功学習者の両手は籠の上に手錠をかけられて、こうすると真っ直ぐに立つこともできず、しゃがんでもしゃがめず、中途半端にしゃがむしかなくなり、まさに騎馬のような形と同然である。時間を経つと、全身の筋肉が疼き痛め極まりなく、このように毎日24時間入れられる。華智海、李忠、張慶九など多くの法輪功学習者がずっと15日間入れられ、馬永謙、陸松、金喜貴、閻継国などの法輪功学習者たちも何回も“小号”に入れられた。冬になると“小号”には寒気が骨にまで染み込んで、法輪功学習者は靴を抜がされ、裸足のまま入れられることもある。または一部の法輪功学習者は足の下に厚さ一寸の氷を敷かれ、凍傷で全身が脹れあがった。この酷刑は残忍極まりなく、受刑者は痛苦の中で堪忍が絶たない。多くの法輪功学習者がこの酷刑により苦痛に堪え難くて精神が恍惚状態になった。このように数十名の法輪功学習者は“小号”に何回も閉じ込められること

が毎日のように発生した。

 5、 車輪戦術 

 労働教養所では科の階級にも隊の階級にも任務を果たすというシステムがある。これにより毎日朝から夜まで一日をかけて法輪学習者を審問することが行われている。さらに真夜中にも眠りから起こされて審問を受けることすらある。

 6、 不明な薬物注射 

 法輪功学習者である鞠亜軍(30歳)は、不法に労働教養されることに抗議して断食をしたため、衛生所(病院)に送られて、食を流し込まれた。その間に、食を流し込まれながら不明な薬物を注射された。労働教養所に戻ると、精神状態が異常になり、殆ど喋ることも出来なく、腕を指さしながら「注射だ、注射だ…」と言った。労働教養所にはこの事態に関わる責任から逃れるために鞠亜軍を家へ送した。そして家に帰った後暫らくして、彼はこの世を去った。

 7、 乱暴に食を流し込む 

 労働教養所では不法に労働教養されることに抗議して断食をした学習者に対して、乱暴に食を流し込む。流し込む管に血が残っているのを普通に見かける。多くの学習者の鼻、食道、胃は刺し込まれて損傷を受けた。法輪功学習者の孔小海は二人の犯人に腕をつかまれ、乱暴に管を刺し込まれた後、口から大量に血を吐いて痛みに堪えながら、二日後死亡した。しかし、労働教養所は心臓病による死亡と言い逃れた。

 8、 体罰 

 労働教養所の法輪功学習者が転化に抵抗する場合は、長期間をわたって体罰を行い続けられる。その体罰とは足先をくぼみやくいに引っ掛け、股を開いて立ち、腰をかがめて頭を地面に向かい、両肩を背後に上げるという姿勢である。こうして長時間が経つと全身は痛みや痺れが走り、4〜5時間させられた学習者もいる。法輪功学習者である袁清江は壁を向いてこのような体罰を長期間に加えられて、朝からずっと真夜中の24時までやらせられた。

 9、 吊り上げる

 大勢な法輪功学習者は長期間、毎日24時間牢屋の鉄管や寝台に手錠でくくられる。多くの学習者たちは許されることなく昼夜かもわからず牢屋の鉄管、寝台、鉄製の籠(小号)にくくられ、心身状態が疲れきって心臓機能の障害をきたした。法輪功学習者である張涛と李洪彬は牢屋の鉄管にくくられる間に、断食による抗議をするため命の危険に晒された。そして、『万家病院』に送られる途中で死亡した。

 また、多くの学習者は六、七日間寝ないままで大脳に疲労やストレスがたまり、精神状態が混乱になった。殆どの学習者は一度引くくられると、そのままずっと半月に渡る。こうして多くの学習者が精神に恍惚状態が現れ、意識不明になった。

 2002年、長林子労働教養所では第五大隊−“専管班”を設けた。法輪功学習者はそこに入れられ凄まじい迫害を被った。また、“法輪功学習者特別教室”をも設けられた。実はそこはすなわち行李房(拷問室)のことであり、この教室でいろいろな残忍な虐待手段を用いられ、法輪功学習者を虐待している。ここでその残忍な虐待手段を公開する:

 1、学習者は床にしゃがむことを強制され、両手を背後に負わせられて、犯人や看守が板で作った椅子を振り上げて学習者の頭部、背中を酷く叩く(図二の様)。もしこの通りに従わない場合は、即座にもっと残忍な手段で虐待を極める。法輪功学習者である孫強や多くの学習者がこの虐待に抵抗したため、“法輪功学習者特別教室”に入れられ、いろいろな残忍な虐待を加えられた。閻継国、タン成軍、ウ広など多くの学習者が次々と“小号”に閉じ込められ、八人くらいの犯人により一斉に酷く殴られた。その後、また体刑用の椅子に手錠をかけられ、残酷な虐待を加えた。

 2、押し付け、引き上げ、分け離すといったように、学習者は床に押し付けられて、両肩が背後に180度まで引き上げられ、また床に戻らせる。こうして船を漕ぐように両肩を反復に引っ張ると同時に分け離される。この刑罰は残酷極まりなく、極限の痛さに至る(図八の様)。看守が足を学習者の臀部を踏み押さえて、また学習者の足を自らの肩に乗っけて押し込む。この酷刑により腰や下半身全体に堪え難い痛みや痺れが走る(図一の様)。

 3、学習者の指を尖った固い棒状物で差し込み、指をしっかり握られて、引っ張り、潰し、或はこぶしに打ち当てるといった一連の酷刑を加える。こうして、学習者の指があまりにも酷い激痛を伴いながら、ぼろぼろにして駄目にする。また、ある一部の学習者は10本の指を完全に破壊されて、血だらけで傷だらけの砕けた指の皮膚や肉がぐしゃぐしゃになり、そのような悲惨な状態を見ることさえできない(図十の様)。

 4、学習者の両手を寝台に手錠をかけられ、両足を縄で縛られて、二人の犯人がそれぞれ縄を強く引っ張りながら、宙に舞ったまま学習者を振り回す。腕にかけられた手錠により腕の骨までくい込み、心肺が裂けるほど痛む(図五の様)。

 5、学習者の両手を牢屋の鉄管や寝台に手錠で引かけて、犯人や看守が学習者の胸部、腹部などの数箇所をこぶしで殴る、蹴る、ひざを振り上げるといったような打撃を加える。ある一部の学習者は内臓にダメージを受けて咳による出血が始まった(図六の様)。法輪功学習者である邱宝学ともう一人の双城の法輪功学習者は寝台に引かけられ、十数日間殴打を加え続けられた。邱宝学は腕の骨が圧迫するように手錠を強く引き締められて、あまりの激痛のため、両肩が麻痺し、感覚がなくなって、手が物を持つ力さえもなく、身体の障害を引き起こした。

 6、生殖器を挟む

 7、高温のタバコの吸殻で焼き付ける

 8、ベルトで鞭うつ

 9、寝台に引かけて眠ることを許さず、眠りそうになればライターの火で鼻を焼く

 10、学習者は床にしゃがむことを強制され、両手を背後に負わせて、じっと動かせないようにして、時間が経つに連れ、両足は堪え難い痛みや痺れが走る。毎日朝の5時から真夜中の12時までにやらせ、時には深夜の2時までも続けさせる。学習者は少しでもこのように従わないと、即座にもっと残酷な虐待手段を加える(図二の様)。

 11、学習者は吊り上げ、鋭い針で足を刺し通す(図七の様)

 12、集団殴打(図四の様)

 13、学習者は刑具用の椅子に鎖で縛られて、犯人は足に垂れ下がった鎖の中心を強く踏み、全身が鎖に乗っかって立ち上げる。また、ベルトで鞭うって、気が狂ったように殴打し、電気棒でショックを受けさせ、冷水がかける。

 14、電気棒で口や陰部、または全身の各部位にショックを受けさせる

 15、火をつけて陰毛を焼く

 16、指を踏み潰す

 以上は、法輪功学習者が迫害される実情の一部であり、長林子労働教養所での迫害の真相や犯行をもっと明らかにすべきである。また、以上のすべての挿絵は学習者の体験談や目撃に基づいて描かれたものである。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/10/76772.html