日本明慧

目に余る様々な酷刑

 【明慧ネット2004年6月14日】(明慧記者蘇天行)江沢民集団が1999年7月20日から法輪功を弾圧し始めて以来、中国の拘置所、労働教養所などで、ただ信念を堅く信じているだけで多くの法輪功学習者が毎日のように様々な残酷な拷問を加えられている。系統的に行われている迫害の中で、ほかに類を見ない凶悪な拷問方法が江氏集団に奨励され、広められている。酷刑の中で使われている刑具や虐待手段は、中国各地の刑務所や労働教養所などでかなり類似している。

 もっと多くの人々に迫害の残酷さを実感してもらうため、法輪功学習者は最近、演技による拷問の実演、マネキンによる拷問の再現、絵画で拷問を表現するなどの形式で、法輪功学習者が受けた迫害の一部を再現している。

 表現されている拷問は目に余るほど残酷であるが、種類においても残酷さにおいても、中国で毎日のように繰り返されている拷問と比べて、氷山の一角に過ぎない。

 “強制的に中絶手術を行う” (妊娠している女性法輪功学習者を強制的に中絶させることによって、監禁しやすくなる。更に、精神と肉体の二重の苦痛を味わわせることによって、信念と修煉を放棄させることを図っている。)

 “人間を長時間に「大」の字のように縛りつける”。学習者はこのように縛られながら、強制的に大量の神経破壊の薬物を注射されている。上部からの命令によっては、法輪功学習者に対して“死んだとしても自殺と言えばいい”、“身元を調査せず直ちに火葬せよ”と定めたため、法輪功の迫害に関わっている医者や看守(警察)などは、憚ることなく極めて残忍な手段を取っている。

 “奴隷のように強制労働させられている”(労働教養所では法輪功学習者は昼夜を問わず強制労働を強いられている。)このような厳しい環境の中で、法輪功学習者は商品生産の道具として自由もなく長期的に加工の作業をしている。作られた商品を国内で販売し、または外国輸出することによって、労働教養所の主たる収益の一部となっている。長期的に奴隷のような強制労働を強いられたあげく、知らず知らずのうちに精神が歪み、心理状態もおかしくなっている。迫害されていることに対して無関心になり、当たり前のようにこの全てを受け入れてしまい、人格や精神上ひどく傷つけられている。

 “老虎(ロウフウダン)=(ベンチに縛られ、両足の下にレンガを置き、棒で膝を強く押し付ける。法輪功学習者に耐えられないほどの苦痛を与えている。

 “熱く熱した鉄の棒で体を炙る。”(法輪功学習者は拷問されながら、この酷刑を受けた時、自分が炙られている状態が鮮明に目に入っており、さらに肉が焦げている匂いを嗅ぐことすらできる。

 体を畳み縛った後、床との間がわずかしか離れていないベッドの下に押し込む。このまま10時間以上置かされ、さらに何人かの人がベッドを上から強く踏み、法輪功学習者の苦痛を加重している。

 “人間を長時間に「大」の字のように縛りつけるベッド”。これは昔、死刑囚にしか使われなかった拷問である。しかし、今これは普通に法輪功学習者に用いられ、しかも男女を問わない。この拷問を受けた法輪功学習者の中に、お年寄りのお婆さんもいれば、未婚の若い女性もいる。

 かくして、長期間にこのように縛られた人は、体に裂き破られるような痛みが激しく走り、大便や小便をそのまま済ませ、排泄物がベッドの上や自分の体についてしまう。そのため、常に精神的な侮辱と肉体的な苦痛を味わっている。

 瀋陽第二労働教養所では囚人を指図して法輪功学習者をこのように縛った。そして食を流し込みためのゴム製の管を法輪功学習者の胃に差し込んだままにし、毎日食料を流し込んでいる。張振学、白明生、陳秀、崔德軍、李尚詩、閻海智などの法輪功学習者がこのような拷問によって虐待されたことがある。

 吉林労働教養所はさらに残酷な拷問手段を取っている。法輪功学習者の四肢を鎖で強く縛り、宙に舞うように吊り上げる。三日から四日間そのままにして、時にはもっと長くなることもある。学習者の腕や各関節が脱臼し、更に長い時間放置されると、四肢が壊れてしまう恐れがある。

 ある一部の看守は、法輪功学習者の四肢を固く縛った後、臀部を挙げさせ、体が宙に舞った状態にし、引っ張る力を強くしている。そして、ハンマーをもって各関節を脱臼させ、真っ黒になるまで叩いたりする。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/14/76650.html