日本明慧

婦人と子供の権益保障及び授乳期の大法弟子呂艶娜の釈放を呼びかける

 【明慧ネット2004年6月19日】2004年、山東省龍口市の一人の悪党が、合法な陳情を行った年寄りの婦人田翠香に暴力を振って死に至らせました。今日、彼らはまた授乳期の若い母親一人を不法に拘禁しています。これらのすべてはただの気違いのような報復の憎しみに起因しており、正義のある呂艶娜と田翠香に暴力を加えて死に至らせた龍口市豊儀鎮政府の犯罪が、世の中に暴き出されました。

 迫害を暴き出すために、呂艶娜はかつて龍口市の極悪警官馬向陽の厳しい拷問によって3度も気絶しました。本当の話を言っただけで、彼女は新婚の夫と3年以上も路頭に迷う生活を強いられました。良い人間になることを貫いただけで、彼女は6万元もの懸賞にかけられて不法の指名手配という目に遭いました。彼女のおばあさんは龍口市丁家派出所の絶え間ない撹乱と脅迫によって亡くなりました……。

 2004年4月8日、呂艶娜の夫の?熙輝は大法の真相チラシを配布し、途中で行方不明になりました。後に、出産して10日も経っていない呂艶娜と赤ん坊が悪党に逮捕されて千里外の宿泊先から龍口に連れられて来ました。

 この消息を耳にして、心で思わず驚きを感じました。彼女は出産してわずか10日しか経っていない母親ではありませんか! 龍口公安の非人間的行為は、すでに深刻に《婦人権益保護法》、《婦人児童権益保障法》などの多くの法律規定に背いています。呂艶娜だけではなく、幼い赤ん坊の心身にまで傷害をもたらしています。

 《中華人民共和国婦女権益保障法》の第1章の総則第三条の中では次のように書いています。婦人の合法的権益を保障することは、全社会の共通の責任である。国家機関、社会団体、企業事業部門、都市と農村の大衆性のある下部自治体組織は、この法と関連法律規定に基いて、婦人の権益を保障しなければならない。国家は効果のある措置をとって、婦人のために法に基いて権利を行使するのに必要な条件を提供しなければならない。第二十五条の中でも明確に、婦人は月経期、妊娠期間、出産期限、授乳期間中には特殊な保護を受けると言及しています。しかし、呂艶娜は出産期間中と授乳期間中でありながら政府の法律執行部門に逮捕されて、心身もとに傷害を与えられています!

第三十四条:婦人の人身自由は侵犯されてはならない。不法にその他の不法手段あるいは婦人の人身自由を剥奪し、拘禁することを禁止する。不法に婦人の体を捜査することを禁止する。

第三十九条:婦人の名誉権と人格尊厳は法律の保護を受けることとする。侮辱、誹謗、プライバシー侵害などの手段で婦人の名誉と人格を損なうことを禁止する。

第四十九条:本法律の規定に背き、婦人の合法的権益を侵害し、その他の法律、法規ですでに処罰として定められたものは、該当法律、法規の定めによって処罰を受けなければならない。

第五十二条:婦人の合法的権益を侵害し、財産あるいはその他の損害をもたらしたものは、該当法律に基いて、賠償あるいはその他の民事責任を負わなければならない。


中華人民共和国の国務院令(第308号)の《中華人民共和国母子保健法実施方法》:

第1章総則:

第四条:公民は母子保健の事情を知る選択権を有する。国家は、公民の適切な母子保健サービスを受けられる権利を保障する。

第六条:各級の人民政府は、母子保健の仕事を現地の国民経済と社会発展計画の中に組み入れ、母子保健事業の発展のために必要な経済、技術と物質的環境を提供し、同時に少数民族地区、貧困地区の母子保健事業に対しては、特殊な支持を与えなければならない。

第八条:県レベル以上の各級人民政府の財政、公安、民政、教育、労働保障、計画生育などの部門は、各自の職責の範囲内で、同級衛生行政部門と歩調を合わせ、母子保健の仕事を良く行うべきである。

第三十条:婦人は国家規定の産休を有する。1歳未満の赤ん坊がいる女性に対し、所属部門は該当労動時間内で一定の授乳時間を手配しなければならない。


山東省子供発展綱要(2001年〜2010年)は、子供と法律保護および子供と環境条項の中で以下のように定められています。

法律に関連した法規を完備、実行し、法律に基いて子供の権益を保障する。

1、法律に基いて子供の生存権、発展権、保護権と参与権を保障しなければならない。

2、法律に基いて子供の合法的権益を侵害する犯罪行為に打撃を与えなければならない。子供の人身権利を侵害する各類の刑事事件の発生を制御し減らさなければならない。

虐待、子供を捨てることなどを禁止する。特に女児と身体障害児に対し、育ちやすい優れた社会環境を提供しなければならない。

--子供を尊重し、子供を愛護し、子供に対するすべての差別と傷害を禁止する。

……

 法律の条項を追って調べて見たが、目の前で発生しているこれらのすべてに関して私は突然、これらの見かけは堂々とした法律の依拠が今は全く作用していないことが分かり、幻覚と同じであると感じました。一つの画面は繰り返して私の頭の中で浮かび上がります。体の弱い一人の母親は胸に授乳を待っている飢えた小さい赤ん坊、警官の暴力的逮捕の恐怖を経験して、殺人鬼のような警官の吠え声を目の前にして……このような恐怖と残酷が満ち溢れている無情なところで、私達は呂艶娜の精神の高度な緊張または物質の欠乏は、母子の精神と肉体にどれだけ大きな傷害をもたらしたのか想像もつきません。

 明慧ネット2004年5月26日の報道によると、龍口市の悪党らは後から呂艶娜に一部の“委托書”を書くように強制しました。生後まだ一ヶ月にもなっていない、授乳を待っている飢えた赤ちゃんを彼女の家族に渡すということでした。呂艶娜は悪人の要求に従わず、家族に渡す一部の迫害事実の陳情書を書きました。悪党らはそれを受け入れる勇気がなかったが依然として赤ちゃんを家族に手渡すように呂艶娜を強制しました。このように生後1ヶ月も経っていない女児の山山ちゃんは、母乳による養育権利を失いました。現在、呂艶娜は絶食のやり方で邪悪の迫害に抗議して、秘密に北海病院で不法に拘禁されて点滴を打たれていて、家族の見舞いさえ禁止されています。

 直面すべきでない権力者の故意的な傷害と無理に押しつけられた苦痛、初めて母親になった幸福を味わうべきである呂艶娜にとっては、これらは遥かに遠く、とても贅沢なものになっています。母親の暖かい胸に抱かれて自然に与えられた母乳を飲むべきである赤ちゃんにとってすでに形も跡もなくなりました。大法弟子田香翠を殺した凶悪犯は、今なお悠然として法の網から逃れていますが、それに対して善良で罪のない産婦は牢獄に落ちています。龍口公安の良知を忘却し、人間性を扼殺した罪悪行為は道義上絶対に許されることではありません。

 ここで、国際社会が呂艶娜と彼女の幼い子供に関心を持って、弱い立場の母親と赤ん坊が苦境から抜け出すように助けを呼び掛けています。人間性の基本権利と尊厳のために、私達は共に努力して行きましょう。それぞれの正義の叫びかけは、みなこの迫害を終わらせるのに重要な役割を果たします。私達は、龍口の不法悪党に対して厳粛に警告します。悪人を助けて悪事を働くことから直ちに手を引き、国際関連組織及び各界の正義人士の激しい非難と督促の下で、龍口の市委員会、公安、婦人連合会などの関連部門は適切に中国現行法律法規を実施し、無条件で呂艶娜一家を釈放しなければなりません。すべての善良な人士は呂艶娜の情況に関心を持ち続けるでしょう。

附:山東省龍口市610悪党名簿及び電話番号
王成会:0535-162567083,13963801066
馬道堂:0535-95958-7710,13001606810
戚壮大:0535-95950-6338949,13505451806
金汝岐:0535-95958-86120
劉暁力:0535-162563213
610基地電話:0535-8622610,0535-8622556
610事務室電話:0535-8503460

 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/19/77464.html