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法輪功小弟子の呂元卓ちゃんが大法を証明するストーリー

 文/吉林の大法弟子金生

 【明慧ネット2004年6月29日】数日前に同修と交流した時、私は一人の子供学習者が北京で法を実証した話を聞いてとても感動した。

 2000年12月31日、吉林の数人の大法弟子が北京へ法を実証しに行った。その時吉林の駐北京事務所で法輪功小弟子の呂元卓ちゃんに出会った。彼は10歳の大きい目をした男の子で、黄色の小さい綿入りの上着を着て、黒色の冬の靴を履いていた。しかし彼の幼い小さな顔には剛毅が見られた。彼の家は吉林省公主嶺市だが、両親は不法な労働教養による再教育を強いられている。また多くの修煉している親戚達もすべて迫害に遭っている。

 吉林駐北京事務所で私達は彼と親しくなったので彼に「どうして一人で北京に大法を実証しに来たの?」と聞いた。すると彼は私達に「公主嶺は師父の郷里であり、そこの多くの大法弟子はすべて大法を実証したので、警官は大法弟子をすべて拘禁した。そのため家にはほとんど人がいなくなった。私は年齢こそ小さいが、師父の弟子であり、私も大法を実証する責任がある。」と言った。

 呂元卓ちゃんは2000年12月30日に北京天安門広場で“法輪大法はよい”の横断幕を高く掲げ、大きな声で叫び、天安門広場を駆け回った。凶悪な警察官はこれを見付けると彼の後を追いかけた。呂元卓ちゃんの年齢はとても小さいが、機知に富み群衆の中をあちこち逃げ回った。やがて多くの凶悪な警察官達は彼を包囲し捕まえたが、捕まえる際に天安門広場の群衆の前で10歳の子供に対して殴り合いをした。その後彼を吉林の駐北京事務所に送り届けた。事務所の警察は彼の住所と姓名を聞き出すために、彼を一階から4階に連れて行ったが、毎階上がる度に彼を激しく殴打した。このようにしても、警察達が最後に彼から聞き出したのは彼の偽名である“李心明”だけだった。

 呂元卓ちゃんの天目は多くの光景が見える。拘禁された大法弟子が大きい苦難に直面して恐れていることが見えた時は、彼らに教える:私達すべての人にはいつも師父の法身が見守っている。すべての大法弟子が人の世間に来るのはすべて使命がある。この大法を実証することと衆生を済度する永久な機縁を失わないでください。私達が呂元卓ちゃんに、出て行って一番にしたい事は何だと聞くと、彼は無邪気に言う:私は大きな串飴菓子を食べたい。

 事務所の警察官達は大法弟子を残酷に迫害した。そしてこの残酷な迫害事実を覆い隠すため、凶悪な警察官達は強引に呂元卓ちゃんを連れて行って、名前も分らない中枢神経を破壊する薬物を注射した。その後帰って来た呂元卓ちゃんは精神状態がちょっとおかしくなった。それでも努力して自分の情緒をコントロールし、そして自分で:私は師父の弟子です、先生はきっと毒を排除してくれる……と言った。

 それから私達は自分の電話番号と連絡方法を彼の腕に書いて、出てからまた連絡しょうと約束した。同時に呂元卓ちゃんも私達に彼の電話番号をくれた。呂元卓ちゃんは私達と一緒にいる時は、いつも私達にぜひ煉功と学法を続けて下さいと繰り返し言った。何日か過ぎて、事務所の警察官は突然呂元卓ちゃんを叫び出して、家族が迎えに来たと偽称した。しかし私達は呂元卓ちゃんが真実な姓名を言っていない事、家族も彼がここにいることを知ることもできない事を知っている。多分警察官達が彼をどこかに連れて行ったのだろう。

 2001年私達は現地に帰ったので呂元卓ちゃんに連絡したが、音信がない。数年来、私達はずっと呂元卓ちゃんの行方を電話で探している。しかし呂元卓ちゃんは吉林駐北京事務所で私達と別れた後、ずっとその生死が分からないし、音信がない。五年来、私達は困難に出会う度に、呂元卓ちゃんの顔が浮かんでくる。彼のいかなる環境の中にあってもいつも正法を第一位に置き、師父と大法をかたく信じる高尚な行為は、今でも常に私達を激励している。
 
 ここで呼びかける:全世界の正義の人々に小さい弟子の呂元卓ちゃんの行方を探すことに積極的に協力して助けて下さい。そして私達と一緒にあらゆる方法を利用して、中国大陸の江沢民集団による億万名法輪功学習者と家族に対する残酷な迫害を制止させましょう。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/6/29/78242.html