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法輪功学習者が趙致眞に対して刑事告訴を提出

 【明慧ネット2004年7月20日】2004年7月17日午前、法輪功学習者はコネティカット州ニューヘブン市連邦裁判所前で記者会見を行い、武漢テレビ元局長趙致眞に対して刑事告訴を提出すると宣告した。これは法輪功学習者がアメリカで初めて法輪功を迫害する中国共産党官吏に対して刑事訴訟を提出したことになる。

 武漢テレビ元局長の趙致眞は14日、アメリカのコネティカット州ニューヘブン市でアメリカ連邦裁判所の民事訴訟召喚状を受け取った。趙致眞は映画作成を利用して中国法輪功学習者に対する憎しみ、暴力、酷刑、集団虐殺を煽動し、教唆した嫌疑がかかっている。これは初めての訴訟事件である。当該事件では、法輪功に対する反対宣伝を行う人は中国で発生している集団虐殺と酷刑に対して、また、アメリカに住む法輪功学習者に対する憎しみと犯罪に対して責任を負うべきだと述べた。原告は15日、アメリカ連邦コネティカット州ニューヘブン市連邦検察官に被告に対する刑事訴訟を提出し、連邦検察官に被告が犯した一連の反人類罪に対して刑事調査と刑事審判を行うよう要求した。

 趙致眞は1999年6月に映画《李洪志の物語》を画策し、撮影した。この映画は如何なる実証もなく、如何なる調査もせず、いかなる検査にも耐えられない映画だが、“科学”者が現場で所謂“証人”を取材する方法を通して、また密かに人を変え他人を騙すなど数多くの手法で法輪功創始者にぬれぎぬを着させる“経典の記録”映画である。この映画は血生臭い弾圧の前奏となり、江沢民の弾圧の当初にかれの手元のキラーとなり、江氏はこの映画を利用して弾圧を同意しない中央の指導者らに彼に同調するように脅迫した。この映画は1999年7月19日中国共産党中央指導部の法輪功を“取り締まる”指令を出す前の下準備と研究会議の時に政治局委員など党内要員らに向けて放送され、江沢民が党内で統一見解を得て、さらに法輪功に対する弾圧に参加するよう脅迫する上で直接に手助けの働きをした。7月22日、即ち1999年7月20日に法輪功に対する正式な弾圧を始めた二日後にこの映画は中央テレビ局より全国に向け繰り返して放送された。

 この映画は刑務所、労働教養所の洗脳資料と転化道具として数え切れないほど放送され、非合法に拘禁されている法輪功学習者に強制的に放送された。転化を拒む法輪功学習者は様々な酷刑虐待を受けた。警察は憎しみの宣伝を受けて、迫害の際に罪悪感を感じなく、残忍悲道な虐待で転化を拒む法輪功学習者に精神死亡か肉体死亡かの間で最も苦しい選択をしなければならないように強いられた。

 歴史上、第二次世界戦争時にナチス宣伝部が行った憎しみの宣伝は数十万人のユダヤ人を殺戮した。1994年100万に至るルワンダのツチ人に対する虐殺、20世紀にナチスによるユダヤ人に対する殺戮、及びカンボジア、ユーゴスラビアとルワンダなどでの殺戮は人々により“集団全滅の世紀”と呼ばれる。集団全滅の罪の共同なる特徴は加害者が国家マスメディアを利用して大規模な憎しみの宣伝を行い、社会全体に全滅は必要で正しいと信じさせることだ。

 法輪功学習者は、法輪功を迫害する中で、趙致眞は既に刑事犯罪を犯しているので、国際上の類した集団全滅に参与した犯罪者に対する処理を参考に、なるべく早く法律手続きを通して正義を広めるよう希望した。趙致眞は訴えられることを恐れないと称しているが、趙致眞の大家さんは、彼が既にニューヘブン市の住所から引越し、行方不明になったと表した。


 (中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/7/20/79826.html