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河北赤城県の呉桂芳さんは高陽労働教養所で迫害され危篤

 文/河北赤城県の学習者

 【明慧ネット2004年8月10日】河北省張家口市赤城県東卯鎮の法輪功学習者である呉桂芳(女性)さんは、高陽労働教養所内における虐待により、危篤状態となった。労働教養所側は、家族に心の準備をするよう伝えてきた。家族は一時出所を求めたが、東卯鎮の書記である蘇友が、手続きを拒否したため、出所することは果たせなかった。呉桂芳さんと従妹である呉守枝さんは、高陽労働教養所において、精神に深い障害を負うほどに苦しめられた。

 2003年11月23日、呉桂芳さんは、警察によって不法に連行される際めった打ちにされ、歩行困難となった。受刑者の手により担がれて運ばれた上、庭先の旗竿に手錠を掛けられ、午前9時から夜の8時まで、この間絶えず警官が来ては、殴り蹴られた。12月29日、再び長時間旗竿に手錠を掛けられた。

 呉桂芳さんは、身長1.65メートル、体重は130数斤あったが、虐待と70日にも渡る断食による抗議により、70数斤となった。また、度重なる暴行により、歯は全て抜け落ちてしまい、トウモロコシの粉で出来た硬い饅頭などは食べることも出来ない。警察幹部の魏は、一日2回、かなり太い管を胃に挿入する手荒な強制注食を行った。この注食をされると、彼女は嘔吐が止まらず、胃をひどく痛めた。このような長期に渡る苦しみにより、骨が浮き出るほどに痩せ衰弱した。

 呉桂芳さんのように危篤となる人は、決して一人ではない。河北省唐山地区の王春梅さんは、手錠をはめられ続け、二ヶ月が経過し、その間に残酷な体刑を受け、全身に傷を負っている。呉桂芳さんと従妹の呉守枝さんは、家族が相当額を支払い出所させたが、精神面は依然として、正常に回復はしていない。

 高陽労働教養所は非人的であり、かつて学習者に田植えを強制し、毎日20時間以上働かせ、深刻な過労により、多くの学習者が甚大な傷害を負った。現在、高陽労働教養所は、学習者を格安な労働力として、絨毯工場に派遣した。毎日20時間以上も働かせ、労働環境は劣悪である。絨毯工場の工場長は、一人頭の使用料として、日20元を高陽労働教養所に支払うのである。河北省保定市二つの労働教養所である、保定市労働教養学校と高陽労働教養所による、法輪功修煉者に対する迫害はとても残酷であり、再教育という名の不法な労働による暴力と酷使の中で、日々を送っているのである。

 2004年5月10日、保定市労働教養学校は、法輪功学習者に対する迫害を更に強化し、修煉を堅持する、20名近くの男性学習者を4階へと隔離した。一人ずつ個室に入れ、板の台に縛り付けた上、劉岳勝をはじめとする警官は、高圧電気棒で打撃し、修煉を放棄するように強要した。更に、学習者の陰部を打撃し、残酷な苦痛を与えた。判明している虐待を受けた学習者の氏名は、?輝さん、劉文さん、高秋生さん、馬心順さん、王徳謙さんらである。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/10/81432.html