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モンゴルの若い女性王霞さんが監獄で受けた虐待情況の補充(写真)

 【明慧ネット2004年8月13日】(内モンゴルによる情報)7月30日に、明慧ネットで王霞さんの迫害されている情況が報道された。内モンゴル臨河市巴顔卓爾盟の女性王霞さん(今年30歳)は本当のことを伝え、法輪功の真相を説明したため、七年の労働教養を不法に処せられ、フフホト市の女子監獄に監禁されていた。二年間に亘り、王霞さんは絶食して迫害に抗議したが、強制的な食事の注ぎ込みや訳の分らない薬物を投与された。このため投獄される前の体重が55キロであったのに対して、今では20キロしかない。そして本人も昏迷状態に陥っている。

王霞さんはフフホト市の女子監獄で非常に痩せて細くなり、重体に陥る。

 王霞さんは2002年に投獄される前の体重が55キロあったのに対して、今では20キロ足らずしかない。彼女の体にはほとんど肉がなく、骨が非常に目立つようになり、腹の部分は深く凹んでいた。足はただ骨ばかりとなって、ひざのほうが太く見えて、ひざよりも太もものほうが細い状態となった。そして足は完全に変形した。

 王霞さんは監獄内で重体に陥り、昏迷のままでいた。監獄の医師はもう三日間しか生きられないと言った。監獄のあるリーダーは数名の悪徳な警察官や610幹部の前で、「彼女を霊安室に置き、死んだら直ぐに火葬したらいいじゃないか。」と提言した。するともう一人の“610”のリーダーは「監獄内で死なせるわけにはいかん、こいつはすでに明慧ネットで報道されているから、死んだら自宅で自殺したことにしましょう」と言った。—これは中国大陸の警察および国家幹部の言い慣れた言葉だ、人の命を何とも思っていない。

 2004年6月26日、フフホト市女子監獄は王霞さんの父に彼女を迎えにくるように連絡した。そのときの王霞さんはすでに意識不明に陥っていた。その日に彼女は監獄から巴盟神経医院に送られて一晩だけ救命措置を施されてから、その次の日に強制的に退院させられた。医院から出てから、王霞さんは精神錯乱するようになった。家族はすぐに彼女を医院に連れて行って、20日間ほど治療を受けたが、金がないため、再び退院を強いられた。王霞さんは現在自宅にいるが、今でも時々精神錯乱の状態になることがある。神経を迫害される注射を受けたようだ。これほどまで迫害されるに至っても、王霞さんは目を覚ます度に、やはり強く自分の心の声を伝えた——非常に微弱な声で「法輪大法は素晴らしい。」と。

 背景情況:

 王霞さんは今年30歳、内モンゴル臨河市巴顔卓爾盟に在住する。陳情したために不法の労働教養をさせられ、それからまた七年の労働教養を処せられた。2002年夏にフフホト四小黒河地区のモンゴル第一女子監獄で迫害を受けた。フフホト市女子監獄内では、監獄の警察官たちはその迫害の罪悪を覆い隠すために、犯人たちに王霞さんは“ディスクの密売人”だと言い張った。これに対して王霞さんは絶食を通して自分の無実を主張した。

 すると警察官たちは王霞さんに長期間に亘り灌食(食事を注ぎ込む)を行った。彼女をベッドに寝かせて木の板で彼女の両腕を固定し、動けないようにすると、灌食用のパイプを挿入して長期にわたって放置した。警察官たちは一週間あるいは半月経つとパイプを取り出して洗う振りをした。このように、王霞さんは二年間も絶食し続けたが、悪徳な警察官も二年間食事を注ぎ込んだ。この二年間の間に、悪徳な警察官はまた口実を探して彼女を電気棒で電撃し、吊り上げてから殴打した。王霞さんは数回にわたって命の危険に晒された。

 明慧ネットで今年(2004年)5月12日と7月30日の二度に亘って内モンゴル大法弟子によって緊急報道として発表された。

 内モンゴル自治区にはフフホト市女子労働教養所などのいくつもの法輪功学習者を迫害する中心的なところがある。1999年から現在までの5年間の間に、数千人にも上る大法弟子たちが監禁されたが、監禁されたほとんどの大法弟子は皆殴打され、電撃された。そして今まですでに9名が迫害されて死亡した。更に数十名が精神医院に送られ、数百名もの大法弟子が今も迫害されている。

 全世界の善良な人々が王霞さんの現状に関心を寄せてくれることを期待しています。それは21世紀の今日でも、中国大陸では、江沢民を先頭とする邪悪集団が邪悪で卑劣な手段を通して善良な人々を迫害しつつあるからです。

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/8/13/81650.html