日本明慧


北京へ発正念に行こう


 文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2004年8月21日】師父の≪北米での巡回説法≫が2002年の上半期に発表されました。師父は:“中国の邪悪な首魁が所在している都市以外では、邪悪は既に全ての地区をコントロールすることができず、邪悪生命は既に根絶され残りが少ないのです。広範囲にわたる地域で情勢がよくなっています。皆さんがあの邪悪な首魁に近いところで、それに向かって正念を発せば、邪悪による保護が間に合わなくなり、それは根絶してしまいます。”と教えられました。私はとても大きく啓発され、5月1日の国際労働節の長い休暇を利用して北京へ行き、近いところで正念を発しようと決めました。旧勢力の妨害を克服して、私は2002年4月末に北京に着きました。

 私は夜10時ころ、長距離バスに乗って北京に着きました。バスから降りて、すぐタクシーに乗って、自分が選んだ旅館に向かいました。この旅館は私が北京観光地図で選んだものです。それを選んだ原因はこの旅館が第一環線道路内にあり、邪悪の首魁の所からとても近いところにあったからです。タクシーでこの旅館に到着した後、私はこの旅館が今回の発正念の目的達成にふさわしくないと気づきました。原因は二つありました。一つは、この旅館は以前の防空壕と地下室を再建したもので、環境的にとても理想的ではありませんでした。暗くて湿っぽく、正念を発するとき、邪悪が集まって来て妨害しやすかったのです。でも、これは主な原因ではありませんでした。この旅館はコミュニティが創立し、管理していました。北京は首都であり、そのコミュニティ管理は最も厳密です。このような地下室に作られた旅館では町内の責任者が往々にして直接客と接し、また客が少なく、客の一挙一動が全て彼らの視野に入ります。一日、二日なら良いかもしれませんが、時間が長くなると問題が起こります。そこで私はそこを離れました。地理に不案内で、また夜だったので、タクシーに乗って相応しい旅館を探しました。意外にもタクシー運転手が私に大きなトラブルをもたらしました。私の身分証明書が有効期間をすぎていたので、最も近い旅館に泊まろうとしたら、だめになりました。以前北京のタクシー運転手は私にとても良い印象を残していたので、私は運転手に頼んで旅館を探そうと考えました。この依頼心が旧勢力に付け入られました。

 旅館から出た後、あの運転手は私を連れてぐるぐる回り始めました。第一環線道路から第三環線道路まで回りました。その間、私を風俗営業の旅館や、四つ星ランクのホテルに連れて行きました。はじめはわからなかったのですが、第三環線道路まで行くと、間違っていると感じました。私はどうして彼に連れて走り回らされているのか?私は何をしにここに来たか?と心で考えました。これに気がついて頭がすぐ冷静になりました:私は正念を発して邪悪を取り除くためにきたのだ。邪悪の首魁からどんどん遠くなるといけない!これはまさに邪悪が常人の良くない考えを利用して、近いところでの発正念を妨げることではないか!そして私は運転手に厳粛に:“私は第一環線道路内で旅館を探しています。ところが、あなたは私を第三環線道路に連れてきました。この間、風俗営業の旅館じゃいけないと、私の消費レベルに合わない四つ星ランクのホテルに連れて行きました。もう深夜だから、私もあなたとタクシー代のことで言い争いたくないから、すぐ私を北京駅まで送ってください。タクシー代は料金メーターに示された通りに払います。”と言いました。

 彼は私の態度が厳しく、きっぱり(実際は正念が十分)しているのを見て、敢えて二度と小細工を弄する勇気がなくなり、私を北京駅まで送ってくれました。タクシーから降りて、先ずどこかで一晩泊まり、明日また考えようと思いました。数人の客と一緒に客の出迎えをする小型バスを待っているとき、:私は北京の邪悪を取り除くために、発正念をしに来ました。私は師父の弟子で師父は必ず弟子を助けて下さる:と思いました。ちょうどそのとき、一台のタクシーが疾駆してタクシー停車場に入りました。私はすばやく歩いていき、運転手の隣に座りました。私は有効期限が切れた身分証明書を彼に見せて、第一環線道路内で旅館を探したいと伝えました。この運転手は文句なく、私を最初身分証明書の問題で泊まれなかった、あの旅館に連れて行きました。今回はとても順調に泊まれました。当時、私は、これは師父が私を加護して下さった、とはっきり分かりました。

 私は深夜2時近くにベッドに入りましたが、5時前に一つの騒がしい声で目が覚めました。何の声かよく聞いてみると、この声は他でもなく、カラスの叫び声でした。私はかつて延安から西安まで歩いたことがあります。この経験からすると、いつも町に近づくと、カササギが見られ、カラスは往々にして、荒野に生息していました。中国の文化の中で、カラスは不吉なものです。どうして立派な北京にカラスが似合うでしょうか?私はこう考えました:カラスは腐ったものを食べるので体によくないものがたまっている、そこに一つのよくない霊の場を形成した。そしてその場がカラスに相応しいのでここで生息している:

 この認識から、私は今回本当によくここまで来ることができ、正に一人の大法弟子として衆生を救い済度することができると思いました。北京での数日の発正念は強く大きく、基本的に毎日朝5時から一日の正念を初め、全て定時に発正念しました。早朝3回、午前3回、午後2〜3回、夜5回くらいしました。離れる前日は師父の加持の下で、一晩中正念を発し、翌日の午後4時に旅館を離れました。強度の大きさは煉功にも現れました。基本的に正念を発し終わったら、すぐ煉功しました。これほど強く正念を発するときは煉功しないといけません。煉功は主に第2セットと第5セットをしました。正念を発する過程で、如何なる妨害もありませんでした。これがまさに旅館の良さです。旅館で私は一部屋を貸しきりにしました。直接私に接触するのは従業員で、彼女たちは組を分けて仕事をするパートでしたので、私が部屋で何をするか気にしませんので非常に安全でした。2002年の北京にはカラスが特に多かったのです。普段午後、私は北海公園によく行きましたが、北海公園にもカラスがいました。ねぐらは正に北海公園の白タワーでした。大体4日目になると、カラスの叫び声が聞こえなくなりました。それから北京を離れるその朝まで、カラスの声は聞こえませんでした。

 5日目、正念を発するとき、こんな出来事が起きました。私は施錠して修煉しています。その夜、正念を発すると圧力を感じました。まるで私の功が一つの水の幕のような弾力を持った物体に打たれるようでした。更に私の頭に圧力を加えたものは人の形象をしており、座禅していて、手の様子ははっきり見えなかったですが、掌を立てているようで、一つの空間にいました。私は圧力を感じて一念を発しました。大体の意味は:私は師父・李洪志の弟子だ。私は正念を発している。あなたは私が正念を発することを妨害しているから、真善忍の対立面に立っているのではないか:という一念を発したら、その生命はさっと堕ちてしまい、解体されて、なくなりました。正に一瞬でした。それとともに圧力も消失しました。

 2002年4月29日の夜に北京に着き、5月7日の夜に北京を離れるまで、まるまる8日間北京にいる間、発正念の効果は非常に良く、一人の大法弟子として果たすべき作用を果たしました。

 このことを書くことを決める前に一つの出来事がありました。明慧ネットに発表されたネット上での交流会用の原稿募集の知らせを読み、私は法の勉強後、私の師父に対する認識を書き出そうと思いました。また一部の同修は法を正す時間に対する認識が不足していると感じ、自分の法を正す時間に対する認識を書き出して、同修らと交流しようとも思いました。あの日、明慧ネットで、国外での邪悪はニューヨークに集まり、国内での邪悪な北京に集まるという、ある同修が書いた文章を読んで、私は北京へ行き、正念を発した経緯を書き、同修らと共に北京へ行って正念を発したら、ちょうど邪悪を一網打尽できるのではないかと思いました。

 この考えがあった翌日、私は何かが変だと気づきました。人々の私をみる目つきが異常で、態度も異常でした。私はどうしてか、とよくよく考えました。私は何も間違ったことをしてないのに?体を触ってみると、なんと体に二つのとても長い、爪の引っかき傷跡がありました。私はひとりで生活をしていましたので、これは明らかに私に対する邪悪のヒステリックな妨害でした。問題は、私が北京へ行き、正念を発した経緯を書こうとしたことにありました。同修らが共に北京へ行き、正念を発すると邪悪を一網打尽できる、というこの一念にありました。このことこそ邪悪が非常に恐れていたものでした。

 そして私は直ちに、北京へ行き正念を発したいきさつを書き、文章のタイトルを≪北京へ発正念に行こう≫とつけました。条件が備わっている同修が、邪悪が北京に集まっているとき北京へ行って正念を発すれば、手数がかからずに邪悪を一掃し、世人を救い済度することができます。

 “大法弟子として、いわゆる自然的な変化、外的な変化、常人社会の変化または誰それが私たちに恩恵を与えるのではないかということを期待してはいけません。皆さんは神であり、未来の異なる宇宙の主宰者ですが、皆さんは誰に期待することができるのでしょうか? 衆生は皆あなたたちに期待しています。(拍手)本当にそうです。”(『2002年米国フィラデルフィア法会での説法』)もし条件が備わっている同修がみな北京へ行って、正念を発して邪悪を取り除けば、人を制約する邪悪要素が取り除かれ衆生はみな冷静になり、更に一部の衆生の仏性が出てきたら、みなさん、考えて見てください。邪悪はまた残されているところがあるでしょうか。まさに師父が教えて下さったように:皆さんが常人社会を救い済度しており、皆さんが衆生を救い済度しているのです!(『2002年米国フィラデルフィア法会での説法』)。そういうことなので、私は条件が備わっている同修は是非北京へ行き、正念を発することを提案します。

 下記に、北京へ行こうと思う同修に、私の経験の一部を書きますので参考にして下さい

 1、旅館に泊まるときは証明書類が必要です。身分証明書は必ず必要で、夫婦が一緒に行くときは、結婚証明書を持つべきです。旅館では必ず部屋を貸しきりにすべきで、煉功をするため、大法弟子でない人と一緒に泊まってはいけません。

 2、知恵を生かすことです。例えば、悪人に、あなたは北京へ来て何をするのか?と聞かれて、ある同修は治療に来たと答えました。私はこの同修が真善忍の真に違反しているとは思いません。同修は北京へ発正念をするために来たのです。どうして発正念をするのでしょうか?それは北京に邪悪があるからであり、邪悪があることは北京が正しくないことを指しており、正念を発することで北京を正すことになり、同修らが北京を治療するのと同じことではないでしょうか?当然、これは一つの実例にすぎません。

 3、経済的にしっかり準備すべきです。2002年、三つ星ランクの旅館は朝食付きでシングルが180-220元、ダブルは240元ぐらいでした。一部の宿泊所は一部屋に四つ、五つのベッドがあり、一つのベッドが30-60元くらいでとても経済的でした。これは同性の同修が一緒に北京へ行くのに適しています。食事は必ずお腹いっぱいにとるべきです。大衆向けのレストランでは10〜15元を払えば、お腹いっぱいになります。これらの価格はあまり大きな変化がないと思いますが、飲食代は上がっていると思います。

 4、北京の電信施設は非常に良く、邪悪に注目されている同修はどこでも使える、安全且つ経済的なICカードを一枚買うことをすすめます。

 5、大法弟子の能力を十分に発揮する。“法を証明するという道を歩んでいる一人一人の大法弟子は自分の能力を十分に発揮し、自分が常人社会の中で身につけた能力を用いて法を証明し、衆生を救い済度し、真相を伝えています。非常に良く行なっています。”(『2003年ワシントンDC法会での説法』)ここで師父が教えた能力の意味は何でしょうか?私はこう悟りました:法を正す中で、大法弟子が正々堂々と大法を証明する作用を発揮できる、全ての要素は能力です:

 6、この文章には個人の観点が多くあり、自分の境界での認識です。とても大きな極限性を持っていて、とても大きな不足が存在しますので、同修らに参考として提供しますが、全ては師父の法に基づくべきです。現在この時間は師父が私たち・大法弟子に与えたものであり、私たち・法を正す時期の大法弟子の恵みです!共に法を正す最後の道をよく歩みましょう。

 一人の大陸大法弟子として、私は幾千幾万の大陸同修と同じく、直接に師父の教えを聞く光栄がありませんでした。迫害の前に、師父に新年のあいさつをするために、長春までわざわざ行きましたが、お目に掛かることは出来ませんでした。海外の同修が直接師父の説法を聞けることを大変羨ましく思っています。国内、国外の大法弟子は一体です。国外の同修が私たちの敬意の気持ちを師父に伝えて下さるようお願いします。私達に代わって、「師父、ご苦労さまでした!」と伝えてください。


(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2004/8/21/82278.html