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吉林市の学習者・楊玉環さんが迫害によって死亡


 【明慧ネット2004年8月18日】楊玉環さん(46歳・女性)は、吉林省吉林市交通会社の保管係であったが、2002年退職を強いられた後、行く当ても失い、2004年8月3日死亡した。

 楊さんの息子は、成績優秀であったが、楊さんが法輪功学習者であるという理由で、学校は派出所と協議の上、「政治審査不合格」とし、大学受検資格を与えなかった。その為、息子は母親を恨み、死に際しても会おうとしなかった。

 2002年3月5日以後、交通会社は社員全員に、「法輪功をしないという保証書」を提出するよう要求したが、楊さんは毅然として書かなかった。会社側は、保証書を書かなければ除籍の上、「洗脳班」へと送ると脅迫した。やむを得ず退職をしたが、会社側は退職金を一銭も支払わなかった。真相を理解していない彼女の夫は、「仕事も無いのか。帰ってきたならば許さない」と憎んだ。

 楊さんは、行く当てを失い、所持金も数十元しかなかった。日当たりの悪い湿っぽい小屋を借りした。このような圧力の下、生活状態は劣悪を極め、毎日漬物や味噌だけを食べていた。その為、煉功で健康であったのが、乳腺に腫瘍が出来ていた。彼女は気に掛けず、朝から晩までお粥料理店で食器洗いをし、後に家政婦をしていた。ところが、腫瘍は大きくなり、膿が出てきていた。楊さんの実姉が会った時には、彼女は既に右腕を上げることが出来ず、片手で掃除や料理をしていた。心身共の苦しみに、耐えていた。半年後、数回に渡り出血し、右腕は全体に腫れ上がっていた。その後、両足と上半身も腫れてきてしまった。2004年6月末、大出血を起こし、床に倒れ込み動くことも出来なかった。8月3日に亡くなった。



 吉林市公共交通会社・本社の住所:吉林市中康路16号

 郵便コード:132000

 電話番号:0432−2557120


(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/8/18/82023.html