日本明慧


法輪功学習者、電話を通して大陸の民衆に真相を伝える


 【明慧ネット2004年8月14日】(法輪大法情報センター記者莫心海より報道)この数年来、法輪功学習者にとって電話は大陸民衆に真相を伝える重要な手段である。電話を通して、的確に、相手の身分と疑問点に基づいて会話の内容を調整できるし、また相手の言葉と語気から、相手の通話時の態度が直ちに分かる。この数年間、法輪功学習者の絶え間ない努力によって、大陸民衆は大法真相についてどれほど理解しているか?学習者の電話する時のフィードバックはどうか?大法に対して、民衆が最も理解しようとするものは何か?私達はこれらの問題を抱えて、常に大陸に電話を掛ける一部の学習者を取材した。下記に学習者が電話を掛ける中であった事例の一部と民衆の法輪功に対する態度などを記す。

 一回は、電話に出た相手が二人の学生であった。学習者は大法の真相及び海外で広く伝えられている形勢について話した。二人の学生は多くの質問をした。例えば、法輪功が良いのにどうして国はまだ弾圧するのか?テレビでの“殺人、自殺”はどういうことかなど。この学習者は「法輪功に対する弾圧は中央の政策ではなく、民意でもない。法輪功が良いから一億を上回る人が修煉する。江xxは個人の嫉妬心から法輪功を弾圧している。多くの法輪功学習者が労働教養所で虐待されて死亡した」ことなどを伝えた。学生らは、自分たちも常にネット上で法輪功学習者が酷刑で虐待された写真を見るが、実際に見たことがないので、あまり信じないと答えた。学習者は彼らに自分の友人・清華大学卒業の袁江さんが迫害されて死亡したこと、及び自分の親戚が法輪功のために陳情しに行ったが、捕まえられて、殴られた例を取り上げた。二人の学生は、「これはあなた自身が見た例ですね。現在私達はネット上で言っている迫害が真実だと信じます。」 学習者はまた彼らに自分はかつて不治の病を患っていたが、法輪功を修煉してから治ったことを話した。学習者は彼らと一時間以上話した。最後に二人の学生は言った。「有難う御座います。法輪功が本当にそれほど良いなら、真相がこの世に明らかになる時があまり遠くないと思います。そのときになると私達も法輪功を修煉するでしょう。」

 一人の学習者は法輪功に対する弾圧に積極的に参加する、“悪人名簿”に載っている警察に電話を掛けた。大法が海外でとても歓迎されていること、江xxが法輪功を弾圧したため世界の多くの国で告訴されていること、また世界中で中国だけが法輪功を弾圧していること、弾圧は長く続かないということを彼に伝えた。また善悪には報いがあるという道理も伝えて、文化大革命の時、とても一生懸命老幹部らを迫害した北京の警察は雲南省に運ばれ密かに殺されたことにも触れた。この警察はとても怖く感じ、この学習者に、自分が今退職して良いかと相談した。学習者は善意を持って、彼に「あなたは未だ40歳ちょっとなのに、どうして退職を考えるか?善を行い、過ちを補うべきだ。」と伝えた。それから、彼にあるところの公安局の指導者のやり方を教えた。毎回上から法輪功学習者を捕まえる命令が下されてくると、彼は事前に学習者に通知する。こうすると上にも報告できるし、また大きな善行を行える。また彼に第二次世界大戦の時、シンドラー(Shindler)が影でユダヤ人を保護したので、後世の人々に称賛されたことも伝えた。この警察は自分がどうするべきかが分かり、学習者に非常に感謝した。

 学習者の一回の電話は往々にして電話に出る相手の大法に対する態度を即時に変えられる。ある時、一人の学習者が大陸に電話を掛けると一人の男性が電話に出た。ちょうど話が始まると、彼は法輪功はダメだ、“x教”だと言い、電話を切った。その後学習者はその人にまた電話を掛け、電話を切らないで、学習者の話を真面目に聞くように希望した。そしてその人は本当に真面目に聞くようになった。聞き終わると学習者に、「私はあなた達のために何ができるか?」と聞いた。学習者がその人に、「法輪大法は良いとしっかり覚えてください。法輪功学習者を迫害するいかなることにも参加しないください。」と伝えると、その人は、「分かりました。」と答えた。

 一人の学習者は北京師範大学のある研究室に電話を掛けたことがある。電話に出たのはちょうど李先生の国内での講習会に参加したことがある男性だった。彼には法輪功を修煉する友人が多いと聞き、学習者は彼に聞いた。「法輪功を修煉するあなたの友人たちは国内のメディアで宣伝するような人たちですか?」 電話に出たその人の答えはとてもてきぱきしていた。「もちろん、ちがいます。」 学習者はまた聞いた。「国内のメディアの宣伝では法輪功は迷信だといっています。あなたの友人の中には知識レベルが高い人がたくさんいますが、あなたは彼らがメディアで宣伝するように見識がないと思っていますか?」相手は率直に、これらはすべて民衆を愚弄するための嘘だと答えた。

 ある某市のテレビ局が法輪功を中傷するテレビ番組を放送した。1人の学習者はラジオ・テレビ局の局長に電話をかけた。彼に法輪功の真相と国内で放送する法輪功を中傷するテレビ番組の偽部分について伝え、彼にこれらの番組を放送しないよう要求した。彼は学習者にどこから電話を掛けているのかと聞いた。米国と聞き、彼はとても好奇心を持ち、学習者に先生に会ったことがあるか聞いた。学習者はこの機会に先生のいくつか功績を伝えた。この局長はとても興味を持ち、最後に何かニュースがあったら、また彼に電話を掛けるように頼んだ。

 大陸の民衆はこの数年来メディアの宣伝にだまされて、学習者からの電話に出ると態度がとても悪い場合がある。聞いてくる問題も彼らの法輪功に対する心の現われを反映する。ある時、1人の学習者は一人の大学生に電話を掛けたことがある。その学生は法輪功学習者からの電話と聞くと、挑発の語気で話してきた。「あなたが私に電話をかけるのは米国の出資援助を受けたのではないか、米国の政府に指図されてないか?」学習者は心を動かさず、自分は自らの意志で自分のお金を使って電話していると答えた。相手はどうしてかと質問した。学習者は、「自分は法輪功修煉者で法輪功がとてもよいことを知っている。大陸の民衆がうそにごまかされて、法輪功の学習者を敵視するところを見たくない。もしかして一部の法輪功学習者は彼らの身内、友達、同僚あるいは隣近所の人かも知れない。人は必ず明白な人生を過ごすべきだ。」と伝えた。学習者はまた彼に女性の弁護士の倪玉蘭さんが撤去し立ち退くことを命令された人々を助けて訴訟をしたところ、刑務所の中でめった打ちにされて不具になったが、刑務所の中に拘禁されていた法輪功学習者が心を尽くして世話をしたので、生きて刑務所から出られたことを話した。法輪功学習者は自分が不公平の境地に置かれているにも関わらず、他人のことを思いやる心を持っていることがわかり、その学生はやっとうその影から抜け出せた。

 電話に出る人が異なるため、学習者は往々にして異なる方式で会話を始める。たとえば、電話に出るのが学生の場合、学習者は彼らに前教育部長陳至立が海外で告訴されたことを伝える。相手は往々にして如何してかと聞いてくる。学習者は彼女が数年来教育系統で法輪功に対する弾圧を積極的に押し広めた悪行、たとえば、ペテンと恐喝の手段で小、中学生の中で行った“百万サイン”、“真善忍”を信仰する教師と学生を除名したなどを伝える。また、法輪功の真相を知りながら、任務の実行を口実にする警察には、学習者は往々にして第二次大戦時のナチス士官と文化大革命の時、積極的に人を苦しめた警察を例にあげ、自分と家族のために将来を考えるよう進める。キリスト教信者という人には、海外には中国で苦難に耐えている法輪功学習者のために祈祷するキリスト教信者がいることを伝える。こう話すと相手はよくまじめに聞くようになり、効果もとてもよい。

 電話に出る人の態度は夫々異なる。真相を分かっている人は敢えて江xxの法輪功に対する弾圧は間違っているという。心に疑惑を持っている人は敢えて学習者に質問できるし、学習者と討論する。しかしたいていの人は学習者から真相を聞きたがりながら、電話が監視されるのを恐れて、口では大きな声で聞きたくないと言いながら、受話器をおろせず聞いている。また興味がないと言う人もいる。普段、法輪功の真相資料を見た人は割合とみんな学習者の話を聞きたがる。電話をかけるほとんどの学習者は現在民衆の態度がとても速く変化していると感じている。最も大きな点は、現在、法輪功の言葉を言い出すと理性を失い、侮りののしる人がとても少なくなっていることだ。たとえば、一人の学習者が掛けた23通の電話の中で、ただ一人だけがののしり、また一人は面倒がって、電話を切っただけで、他の人はみんな聞いてくれた。

 一、二年前と同じく、法輪功の真相を知らない民衆は普遍的に、依然として、“自殺”、“焼身自殺”、“政治参与”、“中南海包囲攻撃”、“中国反対”などなど、江氏によって独占されたメディアが過去の数年内に大法に着させた罪の内容を質問する。これらの多く人々は、学習者の説明を通して、真相が分かってきた。

(中国語:http://minghui.org/mh/articles/2004/8/14/81736.html