日本明慧


ニューヨークの正悪の大戦に参加している私達の心情

 文/海外の法輪功弟子 

 【明慧ネット2004年8月26日】

 マンハッタンが変わりつつあることを感じた

 ニューヨークに行く前の交流の中で、ニューヨークに行く重要性について、口では重要だと言いながら、心理状態がそれに相応できなかった;マンハッタンの人達が表した無頓着と冷たさについて、どのように対応すれば良いか分からない感じがした……。

 実際マンハッタンでの客観的な情況は、週末になると来る学習者が比較的多いが、月曜日から金曜日の間はその人数が大分減るというものだった。この主戦場に人が少ないという情況の下で、みんなはだんだん他の学習者を待たり、頼ったりせず、協力の不足に不平をこぼす事も無く、積極的になったことを深く感じていた。何日か経って、正念が強くなるにつれて、この宇宙の大決戦に於ける大法弟子の使命と、この特殊な社会で人々が表した無頓着と冷たさに対してどう対応するかが分り、だんだん自信がついた。

 ニューヨークのマンハッタンの街頭に来て感じたことは、金融と経済の中心であるこの大都市は世界経済に大きな影響を及ぼしていると云う事であった。ウォール街へ行く人はひっきりなしに通っているが、みんな慌ただしく近寄り難い。そして、多くの通行人は周囲で発生していることにまったく注意する余裕がない。学習者達は毎日指定された酷刑実演の場所に来ると、横断幕を揚げたり、酷刑を実演したり、発正念をしたり、煉功をしたり……ほとんどの人は協力し合って戦っていた。例えば、酷刑実演で人が余ったと思うと、学習者は昼ごろ発正念をしてから、真相の資料を持って各々街へ真相を説明しに出た。

 学習者が交流を通して、体得したことは、自分の言行に対して責任を持たなければならないことである。例えば資料を配る時、簡単に機械的に他人に手渡して済ませるのではなく、必ず、話かけること。彼らに法輪大法のすばらしさ、中国で今何が発生しているかなどを伝えなければならない。簡単で短い言葉でも人の心を変えさせることができる;宣伝ビラを手渡しても、残虐な酷刑実演を見せても、もし何も解説してあげないと、多くの場合人々は一体どういうことなのか分からない。彼らにとって、あまりにも突然で、事柄が大きいからである。もし私達に一回しか出会えなかったら、彼らの困惑と疑問はずっと心の中に残したままになる。多くの学習者が真相を伝えるに従って、私たちはマンハッタンが毎日変わっていくことを感じ始めた。多くのストーリはすでに明慧ネットに載っている。

 真相を直接伝えることは重要である

 明慧ネットで何日前に「効果的に西洋人に真相を伝える」(http://minghui.org/mh/articles/2004/8/21/82294.html) という文章を発表した。とても適切で、実用的であり、西洋人の疑問にほとんど言及した。もし更に西洋人に大法の素晴らしさをどのように説明するかの例を挙げたら、もっと良いと思う。私自身は下のように説明する。法輪大法は92年より中国で伝わり、7年間で非常に多くの人が学びに来たが、これは法輪功がいろんな面で他人と社会に対して良い役割を果たしていたからである。しかし7年後、当時政府で最も権勢のある人が突然弾圧を始めた。5年以来続いている迫害の程度と広さなど。このように法輪功の歩みを簡単に説明して、相手に全面的な情報を提供し、相手に引き続き質問する機会を残してあげる。両方の考えは同じく活発で、積極的であるほどよいのである。

 西洋人も様々だが、確かに西洋人としての特徴がある。たとえば私はマンハッタンの街頭で一人の教養のある白人OLに出会ったことがある。この女性は酷刑実演の所で法輪功の宣伝ビラをもらい、鞄の中に入れた。その後、近くの交差点へ携帯電話をしに来た時、ちょうど宣伝ビラを配っている私と会い、私は「あなたも私達のストーリを知りたいでしょうか?」と微笑みながら挨拶した。女性も礼儀正しく微笑みながら「もう(宣伝ビラを)もらったよ、ありがとう」と答えた。「ありがとう、何か問題がありましたら、いつでも聞いてください」と私は続いて言った。彼女が電話を終えて行こうとしたら、ちょうど横断歩道の信号も青になった。その瞬間、彼女は突然聞いてきた:あなた達はアメリカ人にも(この功を)学ばせたいの?私は彼女の目を見て、(この問題がそんなに簡単ではないことを分かっているが、思考と解答に十分な時間がないので)すぐに答えた:「この何年以来、すでに多くのアメリカ人が学んでいます。そこの酷刑実演のところにいます、欧洲にもアメリカ人がいますよ。」彼女はこれを聞いてとても意外に感じたのか、とても嬉しそうに無邪気で明るくなり、鞄の中の宣伝ビラを取り出してすこし高くあげて、「帰ってから必ずちゃんと読むから」と言いながら、人の流れに入った。

 ほかに多くの酷刑実演を見た西洋人は真相が分かると私達を褒めた。そして何を云えばいいの、どうすればいいのと云った。ほとんどの人は同じ問題を聞いていた:あなた達がこのようにするのは何をしてもらいたいの?先ほど言及したその白人の女性も、実は「あなた達は一体私達西洋人に何をしてもらうの」と聞きたいが言い方を変えた。

 多くの人は法輪功と今中国で起きている真相を聞いたことがなく、たとえ聞いたことがあっても全面的ではなかった。だから彼らに真相を直接伝えると、彼らはもっと詳しく聞きたいと云った。

 他に、ある西洋人は解説を聞いた後、「初めは酷刑実演の隣に座禅を組んでいる人を見て何をしているか分からず、何かを祈っているのかと思った。もしその中の半分の人がみんなに宣伝ビラを配ったり、解説したりすれば、もっと多くの人に分かってもらえる……」と教えてくれた。

 また1つのエピソードがあった。4人のスペイン語を話す人は私が宣伝ビラを配る交差点の近くで何かを討論しているかのようであった。最初彼らが何かを相談していると思って、邪魔していなかったが、突然“FalunGong”ということを耳にした。その話をしている人の話し振りは急いでいるみたいで、仲間の反応が遅いことを嘆いているようであった。私は1枚の宣伝ビラを取り出してその人たちに「この宣伝ビラをもらいましたか?」と聞いた。4人は私を囲んできて、その中の一人は「どういうことか?」と私に聞いてきた。私がすこし説明したら、彼は、「私達は学びたいが、どうすればいい?」と聞いた。私は3種類のチラシを持っている:2種類の英文の宣伝ビラ、1種類の中国語の宣伝ビラ。彼らはそれを見て、手を出してもらおうとした。中の2人は2種類のチラシを、それぞれ2部をもらい、1人は恥かしがり屋で、1部しかもらわなかった。4人は急いで立ち去って行ったが、チラシのURLを指しながらまた討論を始めていた。帰ってコンピュータで調べるようである。

 またマンハッタンで仕事をする何人かの中国人に会ったことがある。彼らは宣伝ビラを受け取らず、配る人も見ず、比較的に冷たい様子が多かった。私は更に積極的すべきだと思い、近づいて行って中国語の宣伝ピラを渡しながら、礼儀正しく中国語で小声で相手に見てもらうと、彼らは普通もらってくれる。もらったら、歩きながら、あるいはバス停、信号とかを待っている間、読み始めた。中国人の顔つきで実は中国語できない若い人、あるいは奥さんが中国人である西洋人は、いずれも中国語の宣伝ビラをもらって、家族に見せると言った。

 時間を割いて法を勉強する重要さ

 マンハッタンで真相を伝えるのは、ほとんど毎日、朝8時か9時頃に出発し、夜8時ごろ帰ってくる。それに集団生活は家にいるように規則正しくないので、法を勉強する時間と効果を保証できないことが問題になった。

 最初の何日間かは法を勉強する時、精力が集中できないと感じた。その後、毎日地下鉄に乗る時間が長いので、それを利用して法を勉強することを思いついた。それで地下鉄で本を読むことを始めた。ある日地下鉄で法を勉強している時突然久しぶりに強烈な眠気を感じた。そこで本を読むことをやめて、居眠りをした。この時その他の空間にいる黒い手は私の頭に近いところで両手を胸の前で広げて抱く姿勢をして私を遮っていることが突然、天目で見えた(この時これは法を勉強することを邪魔することだとすぐに分かった)……目を開いて、私達の思想はこの宇宙の正悪の大戦の中で極めて重要であることを意識した。人間の表の空間で発生したことはとても自然に感じるが、別の空間で見ると最後の邪悪は大法弟子が正悪の大戦に参加することを必死に阻止している。私達は緩めることはなく、法をよく勉強しなければならず、これこそ私達が師父を助け、法を正すことに全力で参加する根本的な保証である。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/8/26/82689.html