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法輪功学習者がオーストリアで賈慶林を告訴(写真)

 文/オーストリア法輪功学習者

 【明慧ネット2004年9月3日】 2004年8月30日、賈慶林が韓国に続いてオーストリアを訪問した際、オーストリア法輪大法協会、国際人権協会、人権組織が「威嚇された人々のために」、多くの人々や北京で迫害された法輪功学習者たちと共に、賈慶林の法輪功学習者に対する残酷な迫害の犯罪行為を、「拷問の罪」としてウィーン検察院に告訴した。

弁護士と一緒にウィーン検察院の前で

 2004年8月31日、オーストリア法輪大法情報センターおよびオーストリア国際人権協会は、賈慶林を告訴すると共に記者会見を開いた。情報センターのスポークスマンは、1999年から2002年まで、賈慶林が北京市委員会書記の任期中、彼の法輪功学習者に対する迫害の事実を記者たちに明らかにした。国際人権協会中国部の責任者は告訴する法律の詳細について紹介した。参加した記者たちは賈慶林の告訴を報道した。

記者会見

 賈慶林がオーストリアに来ることを知ってから、オーストリア法輪功学習者は一方では提訴案件の準備をしながら、もう一方では、面談、電話、書簡など各種方法で、緊急にオーストリア政界に賈慶林の法輪功学習者への残酷な迫害を暴露した。2004年8月31日は、賈慶林がオーストリアで政界と接触する第一日目である。最近のオーストリアの天気は常に良かったが、その日は突然急激に気温が下がり、空は黒い雲で覆われ、朝早くから雨が降り出した。賈慶林の最初の舞台となるザルツブルクで、法輪功学習者たちは“インホメーション・デ-” を行い、「賈慶林を拷問、弾圧で告訴」、「法に従って江沢民を裁く」などの横断幕を掲げた。賈慶林をも含めた代表団がちょうど横断幕の前を通って行った。

 世界各地から来た観光客は、展示パネルや学習者の穏やかで厳粛な雰囲気の煉功を見て、真相を知るようになった。たくさんの中国旅行団が私たちの場所を通り、たくさんの人が真相資料を受け取った。ある英語を話す観光客が、展示パネルの高蓉蓉さんの電気棒で焼かれて焦げた顔を見て、驚きながら今でもこんなことがあるのかと尋ねた。学習者の説明を聞き、彼女は迫害された法輪功学習者に大変同情し、法輪功への弾圧に対して非常に憤慨した。

ザルツブルクで行われた“大法インフォメーション・デー”

 その晩、賈慶林がウィーンのオーストリア総理府に到着してから、法輪功学習者たちは総理府前で横断幕を掲げた。横断幕が高く掲げられていたため、総理府内部のオーストリア官吏や中国代表団にも、横断幕が全部はっきりと見え、ある中国官吏がオーストリア警察に、横断幕を低くするように要求した。しかし、警察はオーストリアでは横断幕の高低についての制限がないためこの理不尽な要求を拒絶した。

ウィーンのオーストリア総理府前で正念を発する

(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/9/3/83277.html