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広東省珠海の小弟子、呂シンとその両親が受けた迫害

 文/大陸大法弟子

 【明慧ネット2004年9月9日】呂シンちゃん(幼名:貝貝)は、今年12歳の女の子です。97年から、両親と一緒に法輪大法の修煉しています。2004年7月14日、お父さんの呂平義さんは、非法に珠海市民富ホテルの洗脳班に連行され、お母さんの周梅林さんと貝貝ちゃんは自宅で監視されるようになりました。2日間後、二人は正念で抜け出すことができました。母子二人は家を離れた後、ずっと苦しい暮らしをしており、流浪の身となっていました。99年7月20日、貝貝ちゃんは両親と一緒に北京に陳情に行きましたが、途中列車内で取り調べを受け、そして不法拘束されました。解放されて家に戻った翌日、両親ともに強制的に洗脳班に連行され、拘束されてしまいました。また幼稚園の貝貝ちゃんは、しかたなく両親と離れて、お母さんの会社の上司と610弁公室からの派遣者に監視され、脅えながら生活をすることになりました。お父さんの呂平義さんは、以前マカオにある中国資本の会社で勤めました。しかし、迫害が開始されてから、会社は彼の公用パスポートを没収し、また出勤させないようにしました。99年下半期、会社は市委員会と610弁公室の「政治的任務」と経済的搾取に耐えきれず、呂平義さんをホテルで1ヶ月以上も不法拘束し、「依願退職」を強制しました。貝貝ちゃんのお母さん、周梅林さんも信条を放棄することを承知しないため、職場を離れることになりました。

 その後、父母は何回も不法に洗脳班に連行され、家財を没収されました。2000年6月、お母さんの周梅林さんは、一人の法輪功修煉者の家を訪ねたため、公安当局に48時間、不法拘束されました。その間、意地悪い警官は交代で見張りに付いて、周梅林を寝させませんでした。派出所の警官が不法に家財を没収するとき、お父さんはドアを開けなかったため、「公務執行妨害」で10日間拘留されました。両親が派出所に拘束されているとき、お母さんは警官に貝貝ちゃんの面倒を同修が見るようにしてほしいとお願いしましたが、「みな法輪功を修煉している」という理由で認められませんでした。そして、強制的に貝貝ちゃんの面倒は住民委員会が見ることとし、彼女を監視することに決めました。貝貝ちゃんが派出所に連れて来られたとき、お母さんに会えるということを貝貝ちゃんは全く考えていませんでした。連れて来られたとき、涙はすでに乾いて跡になっていました。二人はまるで永遠の別れのようで、可哀そうで見ていられませんでした。

 2000年11月、両親が外出すると、常に人から尾行される状態になりました。貝貝ちゃんが落ち着いた安全な環境で生活できるようにと考え、両親は貝貝ちゃんを祖母に預けることになりました。2000年12月、両親が大法を証明した際、不法に連行されました。広州公安局第一所の人達は数台のコンピュータ、携帯電話、3万元以上の現金、家具、電家製品、衣類などを不法に没収しました。合計で20数万元相当にもなります。当時何の法的手続も、法的根拠の提示もありませんでした。お母さんの周梅林さんは不法に2年、お父さんの呂平義さんは不法に3年の労働教養の処分となりました。拘留所と労働教養所で、両親ともに酷い拷問を受けました。2002年7月、貝貝ちゃんはようやく、またお父さんの側にいることができるようになりました。2003年1月、この3人の家族はやっと一つに集まりました。貝貝ちゃんがお母さんに会った時、お母さんは拷問によって足に酷い傷を受け、それがまだ完治していなかったので、びっこを引きながら歩いていました。少し長く歩くと、右足が腫れて痛み始めます。貝貝ちゃんはこれを悲しみ、大泣きしました。これは貝貝ちゃんの小さいな心に深い恐怖と傷を刻み込みました。

 貝貝ちゃんのお父さんは以前ポルトガル語を学んでいたので、2003年の始め、二つの働き口を見つけましたが、どちらも海外に行く必要があるものでした。しかし、パスポートを申請しましたが、珠海市の入国管理局に拒否されました。国保局の副処長は「あなた達は法輪功をやっているから、またあなた方は人材でもあるので、利用されるかもしれない。国家の名声に影響するから」と漏らしました。

 2004年7月14日、お父さんの呂平義さんは家を出ると、すぐ珠海市獅山の町委員会の主任である陳甫、南香里住民委員会の従業員、東風派出所の警官の一行7、8人によって、不法に珠海民富ホテルの洗脳班に連行されました。何の理由もなく、ただ呂平義さんが法輪大法を放棄しないからです。その後、貝貝ちゃんとお母さんは自宅で監視され、いわゆる公安局の調査というものを待ちました。極度の心配で貝貝ちゃんは二晩寝られませんでした。7月17日、二人は正念で抜け出すことが出来ました。母と娘の二人が家を離れた後に。610弁公室はお母さんを洗脳班に閉じ込めてやると言いふらしました。お母さんは邪悪な迫害を全面的に否定し、貝貝ちゃんを連れて家を離れ、流浪の身となって困窮した生活を送っていました。

 この5年間、貝貝ちゃんの幼い幼少時代の生活の中は、恐怖、暴力そして家族との別れの苦痛で満たされています。貝貝ちゃんはいつも一日中怯えながら暮らし、お母さんの無事を切望し、その目は憂いと恐れで満たされ、笑顔はほとんどありません。法輪功修煉者の「名誉を失墜させ、経済的に崩壊させ、肉体的に苦しめる」という邪悪な独裁政権による暴行政策がこれほど長期間続き、中国大陸の子供たちと家族は、言葉で言い表せないほどの傷と苦痛を受けています。どれほどの家庭が迫害により離散し、どれほどの人が肉親を失ったでしょう!私たちはきっと、この邪悪な迫害を暴露し、制止します。全世界の隅々に向って全面的に真相を説明し、世間の人を救います。

(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/9/83783.html