日本明慧


江氏の退陣を真相説明の新たな突破口として

 文/北京の大法弟子

 【明慧ネット2004年9月24日】幾つかの学習者の交流文章の中に江氏の退陣に対して、心の動揺と執着を起こすべきではないと指摘されました。これはもちろん重要なことだと思いますが、一方、執着しないことは絶対にこのことに触れてはいけないことではないと私はそう認識しています。求める心がなく、心が動揺することさえなければ、この事を真相説明の新たな突破口として積極的に利用すべきです。

 私はこのことを利用して真相を伝える時にとても良い効果が得られました。ここで2、3実例を述べさせていただきます。私の知り合いの一人の大法学習者は重い刑を科されて監禁されています。そのご両親は面会に行って帰った後、とても落ち込んでいました。当時、すでに江氏の退陣情報が非公式に流れていたから、私はお母さんに“ 友達のところから聴いた話ですが、江氏の退陣がすでに決定されたようです。且つ彼は今不治の病に掛かっているそうです。これはあくまで内部からの情報ですが、いったいどうなるかまだ分かりません”と話した。そして、お母さんは“そうですか?よかったですね!私は万歳を叫びたいです!”と、とても嬉しそうに話しました。私は引き続きお母さんに“お母さん、今信じるようになったでしょう。きっと善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあります。もう子供のことを心配しなくてもいいですよ”と話した。お母さんは “そのとおりです。江氏は悪いことばかりをやってきましたね”と答えた。

 江氏の退陣を公表されたあの夜、父親はテレビニュースのタイトルを見てから、すぐ私の部屋に駆け込んできて、“江氏が下ろされました”と興奮気味に言いました。私はすぐテレビの部屋に行って両親と一緒にテレビのニュース報道を見ながら、“これは彼にとって当たり前の始末ですね”と話しました。そして母親は“その通りですね。もっと早く退陣すべきでした。何の資格もないのに、まだ軍事委員会主席の位置を占めて、それは国家の法律にも、党規約にも違反していますよ!私達は党員会議の時に何回も反対意見を提出したことがあります”と、私の前で始めて江氏を批判する発言をしました。私はその話に続いて“今まで法輪功は政府と党に反対したことはなく、反対しているのは江氏からの迫害だけです”と話しました。これに対して、母親は今までのように反対意見を述べることをせず、納得したようです。父親は傍で“よし!これで始まるぞ”と話しました。つまりこれから江氏の連中を片づける時期になってきたという意味のようです。今まで私は両親に真相を説明する時、道理としては分かってくれますが、先が見えないから、なかなか納得してくれませんでした。その日から両親の態度は明確に変わってきました。

 翌日、私が勤務先に行ったら、職場で私から真相の説明を聞いたことがある同僚たちは、昨夜のニュースの内容を議論しながら、“今度こそ、あなたたちは希望が見えるようになりましたね”と私に話をかけました。私は“そう簡単ではないかもしれません。彼の仲間はまだ政治局常任委員を占めているので、そんなに早く変らないでしょう”と答えて、その続きに、曾氏と羅氏の犯罪事実を説明しました。そして、最後に“迫害が続いている限り、迫害の犯罪者が裁かれない限り、我々は必ず真相を説明し続けます”と話しました。

 江氏の退陣をきっかけにして、常人は以前より真相説明を受け入れやすくなりました。人間での表現は全部師父が法を正す進展を推進した結果によってもたらされた事です。我々は江氏の退陣を新たな突破口として、より確実に深く真相を説明して行くべきだと思います。




(中国語:http://www.minghui.ca/mh/articles/2004/9/24/84936.html