日本明慧


国連総会の開催中にニューヨークで真相を伝える(写真)


 文/米国ニュージャーシー州の法輪功学習者

 【明慧ネット2004年9月23日】2004年9月21日の国際平和デーから24日までの間、第59回国連総会が、ニューヨークの国連本部で開催された。その開催に合わせるように、各国の法輪功学習者がニューヨークを訪れ、穏やかで美しい法輪功の姿及び前中国国家主席・江沢民氏による迫害の真相を伝えた。

 真相を伝える活動は、記者会見、酷刑のデーモンストレーション、フリーマーケットへの参加、映画の放映、各種資料の展示や配布、及び直近の予定などについてであった。学習者らは、台湾、香港、オーストラリア、シンガポール、ニュージーランド、日本、ヨーロッパ、カナダなど、様々な国から訪れていた。また、米国内各地からも多数の学習者が参加していた。年齢や人種も様々であり、ただ真相を伝えるということの為に、やってきたのである。

酷刑のデーモンストレーション
正念を発す 煉功を行う
様々な方法により真相を伝える
法輪功への迫害を停止させるための呼びかけに署名する人
真相の資料を配布する学習者 真相の資料を配布する学習者 煉功動作を学んでいるビリーさん


 *第7大通りにおける出来事

 オーストラリアと台湾から訪れた学習者は、ニューヨークのマンハッタン42番街とブロードウェイ大通りなど、第7大通りで真相を伝える活動をしていた。シドニーからやってきたという夫婦が、真相を伝える活動を見て、話しかけてきた。「私たちはシドニーでも目撃しました」と言うと、シドニーの学習者が、「これらは全て、江沢民政権に一日でも早く、この弾圧を止めてもらいたいと言う為なのです。私たちは真相を伝えるために、ここにやってきました」と答えた。その後、この夫婦は、学習者の丁寧な説明を聞き、感謝を述べると共に、伸展を祈ってくれた。

 一日の活動を終えようと言う時、台湾の法輪功学習者がいる42番と第7大通りに、ビリーという名の人が、動作を学びたいとやって来た。二週間前にロスアンゼルスの学習者より、真相の資料をもらい、その後、自分で動作を学んでいたと言う。真相の資料だけを見て、動作を真似た為、“ボールを握ったようにして掌をひねる”という動作しかできなかった。しかし、この動作だけでも、とても大きなエネルギーの流れを感じ、既にこの動作だけを二週間も練習していたと言う。

 台湾の学習者が英語では上手く説明できなかった為、私が煉功動作の要領を説明することになり、それによって、お互いより話し合える機会を持つことが出来た。彼は汗をいっぱいにかきながら真剣に学んだ。動作をノートに描き、家に帰ってからきちんと清書すると言った。彼に、ニューヨーク市の連絡人の電話番号が載っている真相の資料を見せ、至便な煉功場を説明した。また、電話番号を教えてもらい今後連絡がとれるようにした。ビリーはとても素朴で善良な、真に功法を学ぼうとする人であった。修煉に励んでいけることを心から願っている。

 功法を学ぼうとする人は、まだ多くいた。学習者らは最寄りの煉功場を紹介してあげた。師父のお言葉通り、次の段階で修煉する人は、既に法を得はじめているのではないかと感じる。

 *“真・善・忍”の三文字に感動した米国人

 2004年9月19日午後、ニューヨーク第5大通りで行う酷刑のデーモンストレーションの場において、学習者が筆で“真・善・忍は素晴らしい”と書いている様子を、一人の米国人中年男性が凝視していた。尋ねてみると、近隣に住んでおり、ちょうど通りがかったと言う。そして、展示ボードに書かれた中国語の“真・善・忍”の三文字に深く惹かれ、“真・善・忍”の三文字をもらえないかと尋ねてきた。その場にいた学習者の陳汝堂さんが、書道愛好者であり、彼が自宅に取りに戻った半紙と筆で、“真・善・忍”の三文字を書いた。

 名前を尋ねると、反迫害の署名簿を指さし、「私の名前はここに書かれています」と答えた。D・ウィルソンと称し、6年前に書道を愛好しはじめ、現在約150あまりの漢字が分ると言う。自宅に戻ったならば、“真・善・忍”の三文字を学んで書くと言った。ウィルソンさんは、陳さんの好意にとても感激し、10ドルを取り出して、感謝の意を表そうとした。陳さんは、「“真・善・忍”が好きな人と友人になれることを、とても嬉しく思います。ですが、私たち法輪功学習者は、全てがボランティアであり、金銭を受け取るわけにはいかないのです」と穏やかに答えた。ウィルソンさんは、陳さんと何度も握手をして感謝を表した。

書き終わった“真・善・忍は素晴らしい”を手に持つ、D・ウィルソンさん(左)と陳汝堂さん






(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/9/23/84820.html