日本明慧


作文で真相を伝える---大法小弟子が学校の先生に

 文/中国大陸大法弟子

 【明慧ネット2004年10月10日】ある同修一家は全員大法弟子で、その娘は今年9月、中学校1年生になったばかりだ。学校側は教育委員会の支持に従って、学生に対して思想政治教育(注)を行って大法を誹謗し、学生に悪い影響を与えている。小可さんは家に帰ってから両親に「国語の先生は生徒たちに周記(一周のまとめのような作文)を書く宿題を出しました。私は周記作文の中で先生に真相を伝え、大法の素晴らしさ、そして私たち一家の受けた迫害を書きたいのです」と言った。そこで両親は小可さんに知恵を持って作文を書き、学校の先生に真相を伝えるように励ました。その結果、小可さんは真相を伝える周記作文を国語の先生に見せると、Aの評価をもらい、そしてコメントもつけてあった。

 下に書かれているのは小可さんの周記である:

 『私が見た法輪功』

 金曜日に、クラス担任の先生が私たちに「私は未成年者の思想道徳における建設のために何ができるのか」という一枚の討論通知書を配り、その中に「いかにして青少年が法輪功などの邪教組織からの侵害を受けないように防止すべきか」について書かれていました。この問題について、私は先生に伝えたいことがあります。

 私が非常に幼い頃、父は麻雀、博打および酒に病みつきになってやめられませんでした。いつもぐでんぐでんに酔っ払って人に抱えてもらって家に帰っていました。母はいつも父を説得していましたが、父さんはどうしても聞き入れることができず、依然に他人がなんと言おうと一向に頓着せず自分のいままでの通りにやっていました。そのときから私は常に母が密かに一人で泣いているのを見ていました。

 私が7歳の時に、毎日父が慈しみが漂う音楽の中で優美な動作をしているのをみるようになりました。以前の博打、麻雀の時間をすべて一冊の本のために使うようになりました。しかも酒をも止めました。その後に私は始めて、その本の名前は『転法輪』と知りました。父が修練しているのは法輪功でした。それ以降、父はもう博打をやめ、他人が彼に酒を勧めるときでも、父さんはいつも謝絶していました。

 私は非常に不思議に思いました。なぜ母があれほど説得し、喧嘩しても、博打、酒を止められなかった父が突然すべてを打ち切ったのでしょうか?父は法輪功が彼を変えていたといつもいっていました。

 父は本当にもはや昔の父ではなくなったのです。以前に母と私にあまり関心を持っていなかったのに、大法を修練してからいつもの態度が大きく変りました。母の話によりますと、父は以前は会社の中でも奨励されたりすることがありませんでしたが、法輪功を修練してから、一生懸命仕事に励み、得をしょうとしなくなりました。他人の嫌がる仕事でも父は進んでやっていました。会社の同僚たちも父は誰に対しても誠意があると言ってました。

 父も「私は真、善、忍の法理に従って行動しているのです」と言いました。父は私に対しても「真とはつまり真実のことを話し、嘘偽りのないことをすること、善とは善良、温厚で、忍とはつまり他人が君になにをしょうとも、必ず忍耐し、相手にしないことなのだよ」と言いました。

 祖父は国中いたるところに教え子を持つ優秀な教師です。彼は30数年も仕事に励みましたが、心臓病、高血圧、全身の動脈硬化など、いろんな病気を患いました。毎年たくさんの金を医療費のために使っていました。これはその当時の退職年金のまだ少ない、そして叔父の大学学費をも交付しなければならない祖父にとっては実に重い負担でした。ある日を機に父は祖父に法輪功を紹介して、祖父が数ヶ月修練してから、全身の疾病が消え去り、今日に至っても発病しませんでした。祖父の体は非常に壮健で、50キロの担ぎ荷物をも持ち上げることができます。

 祖母は若いときに重い衝撃を受けたことがあります。このことは晩年になっても依然として放下していませんでした。しかし法輪功を修練してから、祖母の心を十数年もわずらったことが解いたのです。

 母は中国政府が法輪功は邪教だと宣布してから修練するようになったのです。母は今、レストランで働いています。レストランではいろんな人が集まっているため、時々道理を弁えていない客に会うのです。もし以前の母ならきっと客と言い争いになったでしょうが、今の母は穏やかに客を接待するようになり、客も母を見てそれ以上乱暴に振舞うことができなくなりました。母は私を殴ったり罵ったりすることもそれ以来なくなりました。私が過ちを犯すとき、母はいつも心中を打ち明けるように私に道理を説明するのです。

 1999年の夏休みから、テレビでは法輪功への批判の番組が大規模に報道されるようになりました。父は政府に法輪功の真実の情況を説明するために、北京の中央陳情局にやってきたが、警察に拉致され、地元に送還されました。私は父が投獄されるのを聞いたとき、何か大きな罪をでも犯したのかと思いましたが、後に私はその理由を知りました。父は不当に十数日も監禁され、釈放されるときにも3000元の罰金に処せられました。これは私たち一家1年の収入になります(母は会社の破産のため仕事を失いました)。祖父も、祖母も法輪功を修練したため全部で8回にも監禁されました。しかも毎回釈放されるときなんの根拠もなく2千から5千元を請求されたのです。陳情および信仰の自由は憲法が公民に賦与した基本的な権利です。しかし私が見たり、聞いたりしたのは法輪功を修練した、あるいは陳情したために監禁され、労働教養される事件ばかりです。

 伯母は音楽学院卒業の音楽教師です。伯母の話によりますと、彼女は北京に陳情に行ったため、監獄に監禁されました。伯母は無罪にして監禁されることを抗議するため絶食しましたが、強制的による食事を注入させられました。彼らは大きなパイプを鼻の穴から挿入し、おなかの中までに挿入しました。そしてパイプの片方から物を注入するのです。時にパイプを気管に差し込んだため死にそうになったこともありました。伯母は1年半の労働教養に処せられたのち、教師の職務を剥奪されたのです。

 先生、私は自身をもってはっきりと、あなたに言えます。これらのことは全部私の身の回りに起きた事実のことです。決して嘘ではありません。テレビが法輪功を陥れる番組をみて、私の肉親をみながら、私は大きくなりました。私は今、『法輪大法は素晴らしい!真善忍を基準として身を持するのは良いことです!』と先生に話したいのです。私は、良い人の明日はきっと素晴らしいであることを信じています。

 先生からのコメント:

 あなたはとても誠実ですね。先生も信じていますよ、善良な人には必ず素晴らしい未来が待っていることを。今のあなたはまだ幼いから、たくさんのことにはまだ耐えられないと思いますが、必ずしっかり勉強して、自分を向上させることを怠らないようにしてくだ
さい…。

(注):思想政治:中国の中学校、高等学校における必修科目である。日本の政治経済(高
等学校の履修科目)に似ているが、哲学および道徳などの分野も含められている。




(中国語:http://www.minghui.org/mh/articles/2004/10/10/86258p.html